財務省解体ムーブメントが日本を変革するかもしれない！

一方日本株は、このところちょっと資金が入り辛い展開。昨夜も本来であれば、ドル円が￥149を戻りで突破していて米国以上に上昇してもいい局面だったけど、日経CFDは▲￥100に留まった。これってもしかしていよいよ日本の政治不安を意識されだしたかな？と見えなくもない。

日本国内の金融政策で言えば、これだけ物価が上昇していれば当然日銀は金利を上げて、インフレ鎮静化を図ろうとする。これはこれで正常な金融政策に極めて近付いてると言えるので、中銀の金融政策としては批判されるような感じではないんだけれど、日本経済全体を見ると、そもそも財政政策が増税によって極めてゆがめられているなかで、日銀が教科書通りの政策をしたところで、矛盾の拡大にしかならない。本来、国民の可処分所得が実質で上昇していないと、安易に引き締めなどは出来ないものなのにね。

巷では相変わらず財務省解体デモの勢いが沈静化するどころか、ますます盛り上がってきてる。これに結構なネームバリューを持つ人が少しづつ参加したりして、季節も暖かくなってくることから、恐らくまだまだ盛り上がるのではないか？と思う。

こういう現象が続くと、いくら弱虫の保身政治家集団と言えども、自分の選挙が危ういとなると、呼応せざるを得なくなる。庶民は本当に頑張ってて、あんなの（財務省解体デモ）は無駄！と言われても、声を上げ続けてる。そういうことが今の弱虫政治家には出来ないんだよ。そこが本当に情けないけどね。

でも自分の身が危ういとなると、ようやく重い腰を上げるんだよね。そうした勢力が徐々に増えていくと、政界全体に危機感が出てくるから・・・。これがある種のムーブメントになる可能性はあるよね。

もう、7月の参院選では、このままでは、自民、立憲、維新には勝ち目がない。与党（自民公明）は、衆議院に続いて参議院でも過半数を失うことが濃厚ないま、本来であれば、自民、立憲は党を割らなければならない局面のはずだけど、この情勢を冷静に見ていないから、というか分からないから、それが出来ない。

もしも党内が保守と革新で分裂していても、仲良くやって行こうという矛盾を抱えたまま、与党でいるとか最大野党でいるとかの選択をするようでは、政党政治はもう終わってると国民は判断するぞ。自民党などは、政党の本来的な意味で言えば、親中党、移民党、増税党、裏金党、親米党、保守っぽい党、くらいに分裂していないといけないのよ。立憲も同じようなもので、分裂して同じ政策、主義主張の政治勢力が集まって新党を作る、みたいなことこそが正常と言えるけど、「企業団体献金」と「政党助成金」というカネが絡んでいるから、そんなことには絶対にならない。政党支部に入る金は無税で、しかも無税相続できるとなると、カネのために是が非でも当選しないといけないわけで・・・。

兎に角、政治資金に課税されないというのが、諸悪の根源になっているんだよね。

けれど、それを振り切った政治家も多少はいて、そういう人たちが少しずつ国民の支持が増えてきているのも事実。だからこそ国民民主やれいわの支持率が急上昇してる・・・。それと自民にも立憲にも何人かはそうした政治家がいるわけで・・・。

そういう政治勢力が躍進する原動力に、財務省解体デモは確実になってると言えるよね。これがムーブメントというやつで、今後拡大していくか否かも含めて、国民の声の拡大とSNSが鍵を握ってるような気がするけどね。

それである意味ではこうした政情不安が、徐々に海外投資家に意識されるようになってきてるから、日本株の動きが鈍くなってると感じるんだよね。

米の問題にしても政府拠出米の大半をJAが落札した。でもこれは米価の高止まりの決定的な要因になったんだよ。だって一番高値を付けたのがJAってことだからね。そういうクソみたいな政策をやるのが自民党なんだよ。JAも本性むき出し。最悪だけどね。米を民間に放出すれば、一時的な過剰供給で米価は下がったんだ。それを全部打ち消したのがJAなのよ。ホント、クソだね。

そこに斬り込む政党が現れると、勢力は伸びます。もっともやりそうなのがれいわ新選組だけどね。

というわけで、結局ここで自民党支配を完全に終わらせないと、また財務省支配を憲法にのっとって、制度改革できなければ、日本はダメです。救いようがないですよ。老人大国日本で、その老人が自民党しか知らないっていうのを・・・、そんな国に投資されますか？ってこと。これを意識しないと株価もなかなか・・・。

蛇足だけど・・・米国はスタフレ突入するね。ドイツはとうとう軍拡決定だ！世界に大変革時代到来だね。