トランプのSNS書き込みで様相が一変!:5月8日(木)前場
- 2025.05.08
- トレード日記

日経平均株価 ¥36,863(△¥83)
トランプのSNS書き込みで様相が一変した日本市場!相変わらずだな。
前場の相場概況
またしてもSNS(トゥルース・ソーシャル)でのトランプ大統領の書き込みで株価がぶっ飛んだ。これってAI連動でシステムが動いているってことだから、投資家はどうにもできないだろうなぁ・・・。内容なんかは何もないんだけど、やはりFOMCの翌日とは言え、関税で株価が動いてるということに変化がないんだろうね。
間一髪、様子見気分で朝寄りから売り建てた玉を早めに買い戻しておいて正解だった。こういう値動きって下手に売り勝負出来ないぞ!という警告かもしれないなぁ・・・。本当に厄介な相場で嫌になる。
とは言え関税協議がある程度方向性が見えてくれば少しは相場も落ち着くだろう。そうなってくると昨夜もいろいろ書いたように、徐々に実体経済が意識される展開になってくるとは思うし、やはり今の株価の戻りはベア・マーケットの戻りなんだってことになるだろうしね。
けれどもそうなってくると、米国市場から逃げ出した資金は戻らない可能性も。というよりも日本市場、日本株の評価が一段と高まる可能性も十分に出てきた。特にバフェットのインタビューは効いた気がするんだよ。
このところの日本株の強さは、最近では見られなかったもの。全然売られない、というか売り玉を下で吸収してるみたいな感じだからね。もしかすると、もしかする可能性も大分出てきてるのかも。
だって下げないもの。
前場の取引とポジション
9101 日本郵船 ¥4,600(▲¥79)
空売)¥4,700×4000
買戻)¥4,600×2000(+¥200,000)
買戻)¥4,590×2000(+¥220,000)
今日が決算発表の郵船。郵船は商船や汽船とは事業内容が結構違ってて不動産なんかもあるので、どういう決算になるのか分からない。今期見通しが悪いのは分かってるけど、コンテナ運賃が急騰し始めてるし。なので、決算勝負はやりたくなかった。実際汽船なんか僅かに増配しただけでこの値動きだものなぁ・・・。
9104 商船三井 ¥4,525(▲¥150)
空売)¥4,620×4000
買戻)¥4,540×2000(+¥160,000)
買戻)¥4,530×2000(+¥180,000)
汽船同様に増配したにもかかわらず売り込まれた。これってやはり原油を意識してるのかも。中国が米国のシェールは輸入禁止みたいなことを言ってたし、関税協議でEUもどうなるか分からないってところがあるから?
9107 川崎汽船 ¥1,992.0(△¥46)
空売)¥2,001.0×4000
買戻)¥1,935.0×4000(+¥264,000)
さて昨日の今日で売られると思ったけど、なんとなんと大幅GUでの寄り付き。なんで?って感じだったけど、寄り付き後売られて一安心したけどね。でも早々に買い戻して、薄利。結局戻して大幅プラスってどういうこと?
(海運セクタに関して)
最近また船株を弄り出したのは、トランプ関税の影響が結局は世界経済に対してネガティブに出てくると思ったから。それには何といっても船株が一番わかりやすいと。そもそも、パナマやスエズの運河もどうなるか分からないし、本当に海運は難しい局面に立たされてると思う。だからこそ今期の見通しがかなり悪化してる数字を出さざるを得ないというのがある。まぁまぁ、売られるセクターには違いないと思ってるからね。
7974 任天堂 ¥12,205(▲¥145)
空売)¥12,420×3000
買戻)¥12,120×3000(+¥900,000)
トランプ関税の影響云々というブルームバーグの記事を真に受けて売り勝負してみた。ここよりもソニーGの方が早く売られ始めてたので、勝てる気がしたからだけど。
9432 NTT ¥149.6(▲¥2.5)
現買)¥149.8×200000(評価損¥40,000)
現買)¥149.7×200000(評価損¥20,000)
現買)¥149.6×200000(変わらず)
現買)¥149.5×200000(評価益¥20,000)
どうしようか?と迷ってたけど、そろそろ何か発表があるな、と思ってたら決算の前にNTTデータの完全子会社化というのが昨日日経に抜かれてしまった!データセンター世界3位のNTTがOpenAIと協業を発表したNTTデータを子会社化する意味は結構あると思うしね。またそろそろIOWNに関する何らかの発表もあるんじゃないか?ということで¥150割れをジッと待っていて・・・。決算勝負というわけではないけれど、現物で買ってみた。海外の資金シフトという意味でも、そろそろ出番なんじゃないか?
前場の収支:+¥1,460,000
雑感彼是
これだからね、本当にどう動くか分からない相場だから思い切り腰も引けるよ。FOMCでパウエル議長は明確にインフレと失業率の悪化を意識してた。これってスタグフレーションということだろ?なので当然市場には警戒感が出るところだけど、トランプ大統領がAI半導体の輸出規制を撤廃すると発表したことや、SNSの書き込みで俄然強気に転じた株式市場ってこと。
でもSNSの書き込みから株の買い上がりの反応は異常なほど早く、とても人では付いていけないスピードだ!こういうのを見せられると、米系大口のシステムは完全にSNS(トゥルース・ソーシャル)と連動してるな、という気がする。まぁ、連動と言うかAIなんだろうけど。
結果として株式市場の様相はがらりと変わってしまったしなぁ・・・。
昨夜はトランプ大統領に関していろいろ書いたけれど、基本的にトランプは嫌いじゃないし、むしろ誰もやろうとしていないことに挑戦してる姿は尊敬に値すると思ってる。けれどもマーケットとの向き合い方を間違えてしまうと、結構危うい状況をもたらすということ。それにはベッセント財務長官の責任は相当に重いな、と感じるよ。
言ってもトランプ大統領は経済に関してはやはり素人なのだから、スタッフの存在が大きいわけで、そのアドバイスが間違ってるとどうしようもない。言ってみればベッセントはヘッジファンドマネージャなわけで、ちょっと無理があったとしか思えないんだけど。非常にハンサムで持てそうな人だけどねぇ・・・。
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