茶番劇というよりもマーケットを馬鹿にしてるトランプ政権:5月12日(月)後場

茶番劇というよりもマーケットを馬鹿にしてるトランプ政権:5月12日(月)後場

日経平均株価 ¥37,644(△¥140)

茶番劇というよりもマーケットを馬鹿にしてる!こんなバカが通用するのかよ!

後場の相場概況

米中の茶番劇の果てがこの結果という事で、大引け後の米国三市場CFDおよび日経CFDがぶっ飛び、同時に米国債10年金利も上昇し、ドル円は¥147手前まで円安が進んだ。

こんなことだから、もちろん売りポジションなどは建てられるはずもなく、まだトランプ大統領のいう重大なニュースは出ていない状況なのだから、株価はさらに上を目指す可能性も残ってる。

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けれど高関税で止まっていた中国からの輸入品やら米国の対中輸出がこれで動くようになるのだろうけど、30%の関税が新ためて90日間ではあるけれど、決まったことで、さらに米国のインフレは悪化することになるよね。止まってるものが本格的に動けば当然そうなる。

しかしながらトランプ大統領は今回の関税措置によってインフレにはならないと宣言してる。関税分は諸外国が価格で吸収するという事らしいけど、そんなことはあり得ないと思うし、何よりも、ここで関税を緩めるのなら、何度も書いているように何のためにいままで、こんなことをしてきたのかさっぱりわからない。

しかも米国債の長期金利はガッツリと上昇してる・・・。

こうなってくると、もう何が何だかさっぱりと分からない、というかもはや理解の外。トランプは確かに「株を買え」と先週言っていた。その通りになったじゃないか!って言うかもしれないけれど、こんなことを一国の大統領が、政権がやっていいはずがない。

こういうのは完全に狂ってるとしか言いようがない。

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後場の取引とポジション

(このトランプ相場にドン引きでポジションを建てる気力なし。)


本日の収支(前場・後場合算):+¥60,000


雑感彼是

とは言え、後場は反発したことは確か。何らかの期待感があったからだろうし、トランプの口からは80%が妥当という内容も出ていたけれど、最初からこのくらいの水準で妥協することは、すでに話し合いが付いていたのだと思うし、そういう意味ではもはや完全に相場を操作してると言われても仕方ないのでは?と思う。

一国の大統領がこういうことをするというのは、本当にまともじゃない。それにあのイーロン・マスクはピーター・ナヴァロともスコット・ベッセントとも大喧嘩をした理由が分かるような気がする。

こんなことを続けると、米国債10年物などは、此の先投げ売りされかねない。ドルへの信認が損なわれるばかりじゃないか?

まぁこんなことで、あと1400兆円の国債償還をやってみればいいんだよ。

ある意味楽しみだな。こんなことが通用するのか否かがね。

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