イスラエルとイランの対立で中東情勢は泥沼か!?
- 2025.06.14
- 時事問題

やはりイランは報復攻撃を行った。イランはミサイル数百発をイスラエルに向けて発射し、米軍は迎撃参加して、これを撃墜はしただろうけどイスラエル本土に着弾したミサイルもあったわけで、被害がどの程度かは分かっていない。
一報イスラエルもイラン爆撃を繰り返し行っていて、この状況はもはや全面戦争に近いものだと言えるのではないか?
しかし本当に無責任な発言を繰り返すのがイギリスで、イランの核開発に深刻な懸念を持っていたのでイスラエルの自衛権を指示する、と表明。本当にいつも中東をかき回すのはイギリスなんだと思う。
トランプ大統領は、「この殺りくを終わらせる時間はまだある。すでに計画されている次の攻撃はさらに残忍なものだ」とSNSに書き込んだだけ。積極的に関与することは避けているのだろうけど、ミサイル迎撃参加ということで、イスラエルを支援していることは明らか。
イランからしてみれば、到底聞く耳は持てないだろう。何せ核合意の条件は図べ手の核開発を破棄すること、だからだ。
いよいよこの紛争は、エンドレスの様相を呈してきた。
しかしこのような状況になって、日本政府は何をしているのか?と言えば石破政権は日米協議と選挙で頭がいっぱいらしい。イスラエルのイラン空爆について「極めて遺憾であり、強く非難する」と表明はしたものの、具体的な原油確保のための対策を指示した気配はなし。
外交は日米関税協議だけではなく、それ以上に原油を安定的に確保することは重要なはずだが・・・。戦争はペルシャ湾の隣で起こっているのだからね。
さらに言えば、トランプ政策はより一層の窮地に陥ったとも言えて、原油の高止まりが続けば、インフレ鎮静化に目途が立たなくなり、利下げも難しくなる。そのなかで水面下ではイスラエルに対する武器支援をせざるを得なくなり・・・。
最悪の状況を迎えつつあるが・・・。
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