「三方一両損」トランプ裁きの三文芝居!
- 2025.06.25
- 放言

おはようございます。
どうやら、今回のイスラエルとイランの停戦劇は、完全な出来レースだった模様。イスラエルがイランを突如攻撃し、イランが反撃した。両国とも持てる武器をフルに使ってドンパチを始めても、遠くの戦争は買い、とばかりにマーケットは知らん顔。流石に原油価格は少しばかり上昇したけれど、金利は動かない。
ネタニヤフは言うことを聞かないし、イランは幹部をやられまくって反撃は弾道ミサイルをぶっ放すしかない。このままでは、イスラエルがイランを徹底的に叩いてしまう。逆にトランプにとってはそれが一番嫌だった。なぜなら米国の政治や行政、軍や金融の中枢にいるユダヤ系がますます勢いを増すし、それは所謂DSの一部なのだから。
ならば「三方一両損」大岡裁きじゃないけれど、イランに対しハメネイ師の命と、濃縮ウランは保証するから、濃縮施設は諦めろ、と言って話を付けた。ネタニヤフには、米国が出張るから文句はないな!ということで、MIDNIGHT HAMMERとかいうアニメのような名称の作戦を実行に移し、米国自ら攻撃参加。
やってることがほとんどプレステの世界なんだよ。もちろん現場は命がけだし犠牲になった民間人もいただろうけど、爆撃の日時を通告しその前にハメネイ師が身を隠し、濃縮ウランを運び出した。準備OKって感じ。
まさに三方一両損の大岡裁きそのものじゃないか!
それにうまく乗せられていろいろ書いた身が情けない。こいつ等の茶番劇につきあっちゃいられんよ。というか近代的な兵器を使ってまるでゲームのように相手を攻撃し、結果、破壊と民間人の殺戮を平然とやらかす・・・。
普通にそんなことが許されるはずがないじゃないか!
もしもイランが核弾頭を開発する気なら、もうとっくの昔に持ってるよ。潜在的な核保有国で良かったのかもしれないし、むしろ今懸命に作ってるかも。収まらないのがネタニヤフでこれで停戦ならば、いよいよ自分の身が危なくなる。汚職三昧で訴追されまくり、辞めたら韓国と同じになることは見えている。
なので今度は次の目標を掲げてまた始めるんだよ。パレスチナ虐めをね。トランプは本当はイランを脅かしまくっておいてイスラエルを封じ込めなきゃいけなかった。「お前ら、いい加減にしろよ」ってね。けどいまトランプはやることなすこと裏目の連続で自信をなくしてるからね。
こういうのやって、結局得をするのは兵器産業だけじゃん!アホ臭いなぁ。
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