資産運用立国が聞いて呆れる:7月1日(火)寄り前

資産運用立国が聞いて呆れる:7月1日(火)寄り前

おはようございます。

今日のトピックスと言えば、金融庁が「資産運用課」を発足させたこと。とはいえ、これ自体に何か意味があるのか?と言えば、ほとんど何もない。何もないんだけど、俺としては個人的な株式トレーダーの地位を何とか社会で認知して欲しいという思いはある。

だいたい、年齢を聞かれて、お仕事はされてますか?と聞かれる。様々な申し込みとかにも職業欄が必ずあるし・・・。ご近所さんなんかと時々買いはすることもあるけれど、どんなお仕事を?となって、そこで何といったら相手に分かってもらえるかな?と言う思いがあるし、ここ数年では分かってもらえなくてもいいような、横文字なんかで応えたりね。

Advertisement

職業選択欄にも株式トレーダー、株式投資家、個人投資家、等々の項目もないし。結局自由業とか選択する羽目になったりね。つまりはいまだに日本社会では「フーテンの寅さん」なんだよ。いや、もっと言うと株は危険なので博打うち的な捉え方をされたりね。

だから資産運用課なる部署を作るなら、まずはそうした認識を改めるような事業をやって欲しいかな、と思うんだ。けど監督ばかりなら、それは新たな利権を作り出すだけ。

Advertisement

この古い体質の証券業界、日本投資顧問業界や、機関投資家のためだけに存在するような「投資信託協会」みたいなのはどうでもいいし、まして外資優先のシステムばかりをやたらに作りたがる東証など、いまだにビットコインのETFも作れないし、仮想通貨の知恵期は源泉分離課税でなくて雑所得で申告、などとしていること自体、最悪なんだよ。

政府の「資産運用立国」なんて言うのは、ただのお題目に過ぎない。

何をやっても利権を増やすだけの政策しかできない政府や官僚・・・。今の日本なんて誰も将来を評価できるような環境じゃないってこと。まぁ、分からんのだろうね。