全米騒然!焦るトランプ、エプスタインリストの中身は・・・
- 2025.07.27
- 放言

日本では石破降ろしが最大の話題となっているけれど、米国では誰の仕掛けがは分からないけれど、例のジェフリー・エプスタインのリストを巡って大騒動になっている。これがどれほど大変なことかと言えば、トランプ支持派の半数近くが、このリストの公開を差し止めたトランプ大統領に対し、NOを突きつけている。
またこのリストに言及したWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)は、ホワイトハウスに出禁を喰らっただけでなく、訴訟騒ぎにまで発展し、トランプの攻撃に晒されている。けれども民主党側も諸手を挙げてトランプ追い落としに走っているかと言えば、そうは問屋が卸さないところが米国の闇、いや全世界的な闇たる所以でもある。
そもそも自分的には2020年12月19日に、この問題を当時結構調べて書いた記憶があって、今読んでもかなり陰謀論的に捉えかねない内容だったな、と感じているし、実際この程度の文書は軽くフェイク記事だと決めつけられていたと思う。
当時、トランプ氏はエプスタインと知り合いであることを隠すことなく、その関係性を「一度自宅に招待したが蛮行を始めようとしたので、それきり交遊を断ち切った」とコメントしていた。
しかし、今になってこのスキャンダラスな話題が蒸し返されたということは、トランプ大統領が何らかの特別な関係にあったのではないか?と思わせるのに十分だ。そして以前、エプスタインリストを公表すると言っていたトランプ大統領は前言を翻し過剰反応と思える行動をとっていることで、一層疑惑が深まっている。
エプスタインはニューヨーク市のメトロポリタン矯正センターの独房で心臓停止状態で発見されたとされる。その経緯に関しては自殺説を前提としてジェフリー・エプスタインの死と言うタイトルで詳しくWIKIに書かれている。けれども、この経緯を見る限り、とても自殺であるとは思えない。また、エプスタインの死体を親族や関係者は誰も確認しておらず、これについては弁護団が当時異議を申し立て、FRBに捜査記録の開示を求めていた。
また、エプスタインの死亡説を覆す証言もあり、実際に死亡したとされてから、エプスタイン島での目撃証言や画像なども公開された経緯もあるけれど、真相解明には至っていない。
当時発表されたエプスタインの関係者(エプスタイン島の招待客)は、信じられないほどの著名人が名を連ねていて、にわかには信じられないというものであることは確かだった。この情報の出所は当時エプスタインが所有していたプライベートジェットの乗客名簿だ。これを当時のエプスタインの執事をしていた人物がリークしたのは分かっている。
もちろん今話題になっているエプスタインリストは恐らくFBIの捜査資料なのではないかと思われるが、当時のリストにはトランプ大統領の名前は確か無かったと記憶してる。にもかかわらず、今回トランプ大統領が焦っているのは、トランプ氏の名前が掲載されたリストと言うことになるのだろう。
トランプ氏は強気だった。最初の大統領選挙でヒラリークリントンと対峙したとき、その討論会で、エキサイトしながら「必ずビルとヒラリーを刑務所にぶち込んでやる!一生そこで過ごすことになる、覚悟しろよ!」と言っていたけれど、恐らくその時点での根拠はエプスタインとの交流関係にあったのではないか?と思っている。
とにかくエプスタイン事件の本質は、欧州や米国、アジア系の富豪たちに蔓延する小児性愛と人身売買であって、それはバチカンにも伝統的に蔓延していることが分かっている。エプスタインはそこに目を付けて、人身売買をビジネスにしていた。
酷い話だが、これは今でも行われているし、むしろ一層の広がりを見せつつある。日本でも小学校の教師たちが仲間を募って隠し撮りをして楽しむという事件があったが、極めて懸念すべき傾向であると言える。その歴史は古代エジプトやメソポタミアまで遡り、以来延々と続いてきたのだが、国際的に児童虐待防止条約(1989年)や国連子どもの権利条約が制定され、未成年保護が普遍化した。つまり、1989年までは野放し状態であったということになる。
そしてこれは今でも秘密裏に行われている最も忌まわしい出来事の一つであるのは言うまでもない。拉致や誘拐、貧困により子供を手放すといった問題も含め、これをビジネスにしようとする輩の存在は、現代社会に需要があるからなのだろうが、それにしても胸糞悪い。
仮にトランプ大統領が、こんなビジネスに関わっていたら、もしも小児性愛の性癖があったとすれば、そんなことが白日の下に晒されてしまえば一発アウトなのは言うまでもない。
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