いやいや、絶対にショートカバー主体でしょ!:8月6日(木)後場大引け

いやいや、絶対にショートカバー主体でしょ!:8月6日(木)後場大引け

日経平均株価 ¥41,059(△¥264)

こんな上昇の仕方はショートカバー以外にない!?どう考えても・・・

本日の相場概況

前場のブログをあと少しでまとめられるというところで、ちょっとした、というか結構考えようによっては深刻なトラブルが発生してしまって、電話が長引いて、急遽外出する羽目になってしまい…。大引けまでに戻れなかったので結局は前場のポジのまま。なんかプーチンとトランプが会談するらしく好感してさらに大きく上げたね。

今日は話し合いもなかなか妥協点を見いだせず、本当に疲れた。結論はお盆明けと言うことになったけれど、頭が痛い。

と言うわけで申し訳ないですが、前場の下書きのままアップさせてもらいます。申し訳ない。

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安寄りした前場からグングンと買われだした日経平均、ということだけど、どうしもこの値動きは海外勢のショートカバーにしか見えないんだけど・・・。今日の地合いでこういう上昇の仕方をする要素って何かあるかな?と言えば、本当に何も見当たらない。それどころか駄々っ子トランプがまたぞろ関税で大騒ぎしてるから・・・。

テクニカルで見れば日経平均は5日線をクリアした時点で完全に上昇パターンになってる。移動平均もパーフェクトオーダーだし、文句のつけようがない感じ。けれどもこれだけ世界経済を弄りまわして、このまま各国が妥協して何事もなかったように続く、みたいな幻想は抱かない方がいいと思う。

トランプは結局自分の意図したように動かないと、強権を発動するっていう残念だけど暴君の振る舞いをする人になってしまった。今回インドに対してロシア産原油を買うな、と圧力をかけたにもかかわらず反抗して「大きなお世話」みたいな当然の言い回しをすれば「はい!関税50%」と強権発動。こんなのは明らかに国際法違反に決まってる。

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もはやプーチンはウクライナ全土を獲らないと気が済まないって感じで一向に戦争を止める気配がないけれど、やってることはトランプも何も変わらないって思う。自国の国益だけを追求するという姿勢だからね。

領土とか戦争とか、世界の秩序を乱しているのは、プーチンもネタニヤフも同じだけど、経済で乱しまくってるのは習近平とトランプなんだよ。これで秩序が戻ってくるか?というと、俺はとんでもないことをやってるんじゃないかって思うよ。

そういうしわ寄せって必ずマーケットに波及するだろうし、経済的にまともに成長できる芽を摘みまくってるんじゃないの!

いま米国市場は利下げ期待で強がってるけど、景気後退は利下げに勝ると思うし、インフレが止まる可能性は非常に薄れたし、それでも消費がダメなら、完全にスタフレ突入だよ。トランプはちょっとヤバ過ぎだ!

本日の取引とポジション

1570 日経レバ ¥28,920(△¥315)
買)¥28,380×2000(含み益¥1,080,000
空売平均)¥27,934×2720(含み損¥2,680,000

半導体関税の影響でGD幅が出るけれど、ジワジワ買い戻されれば日経にはプラスだろうし、思い切って朝寄りから買いで入った。けど、余りに上昇が速いので、10時前後から売り始めて両建てに・・・・。

売っても売っても担がれる!必死で売り上がってるのに間に合わない。どういう事なんだ!?流石にこの強さはショートカバーと決め打ちしてるんだけど・・・何とも・・・。

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8306 三菱UFJ ¥2,116.0(△¥
買)¥2,078.5×30000(含み益¥1,125,000

6501 日立 ¥4,207(△¥56)
買)¥4,151×15000(含み益¥840,000

6701 NEC ¥4,682(△¥142
買)¥4,610×12000(含み益¥864,000

買ってもいいと思った銘柄を3銘柄ピックして朝寄りで買いを入れてみた。半導体装置関連が朝寄りで大きくGDしたから、相場が進むにつれてジワジワ買われる展開を予想はしてた。なのでその分は日経も戻すかな?と。

そういう想定をすれば、業績の良かった銘柄は買われるはずだからね。でも日経がここまで戻るなんて完全に想定外だけど・・・。


本日の収支:(変わらず)


雑感彼是

いま米国マーケットの話題は、次期FRB議長に誰がなるのか?ということ。まだ半年先になるけれど、ベッセント財務長官は辞退したということで、これは何より。いま最右翼と見られているのはハセットNEC委員長だそうだ。

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何やらパウエル議長は政策判断に政治を持ち込んでる、と批判してるけど、そうは見えないけどね。なんだか俺にはこの人の方がトランプの手足になって動いちゃうような気がするけど。経済政策にはカウンターパートが絶対に必要で、その点ではパウエル議長は申し分なかったと思うけど。

利下げしないことを批判してるけど、インフレ政策を強行に推し進めてる政権に対するカウンターパートと言う意味でFRBの存在は重要だし、もしも政権と一体になるようなことになるとそれこそ、米国はとんでもないバブルになってしまうと思う。そしてバブルの後は・・・派遣を失うかもね。

さて今日は重要な主要企業の決算日。

SUBARU 13:00(関税の影響が最も大きいとされる自動車メーカー)
トヨタ 13:25(どうせ関税はトヨタにプラスなんだろうけど)
ソニーG 15:00(エンタメで稼いじゃう?関税はどうなの?って言う興味)
SUMCO 15;00(ウエハの売れっぷり)
1911 住友林業 15:00(米国住宅がヤバいので)
古河電気 15:00(フジクラだけでは足りないから?)
フジクラ 15:00(独り勝ちに近いと思うけど。)

みんな場中決算と言うことになっちゃって、もうぐちゃぐやになっちゃうね。

(アイキャッチ画像はハセットNEC委員長。次期FRB議長候補!?)