3Iアトラスで人類は理解不能なことだらけと自覚すべし！

3I/アトラスという彗星なのか何なのか分からない直径約10kmの天体が、太陽系に近付きつつあるという話。こいつは今までオウムアムア、ボリソフに続いて3番目の観測された恒星間天体で、現実に最も地球に近づくのは10月末頃じゃないかと計算されていた。もちろん、そんなに騒がれなかったのは実質的な地球への影響は皆無と計算されていたから。

ところが最新の観測によると、従来の観測に比べとんでもなく移動速度が高くなっていて・・・。このとんでもなく、というのは従来の物理学ではちょっとあり得ない加速をしていたことになる、と言う意味。そしてその軌道自体もちょっと理解できないような経緯をたどっているという情報がとうとう漏れてきた。

その結果、地球に最も近づくのは、計算では10月12日4：00amくらいになった。

これについては信用性が・・・とかフェイクニュースだとかいろいろ言われているけれど、イーロン・マスクは正式にコメントを発表し、またタッカー・カールソンもこの情報を認めてる。

https://youtu.be/42l_ZvRrx98?si=x1oXXtfrRlGAO6f3

非常に聞き苦しく間違いの多い通訳なのだけど、イーロンはこのことをはっきり認めていて、スペースXの全力を挙げて観測するとコメントしている。

勿論、軌道を換え、速度を上げたからと言って地球に激突などと言うことはないし、実際最接近の時には間に太陽が入り込む（太陽の向こう側を通過予定）なので、問題はないと思うけれど。

でもやはり、何といっても現在の物理学では考えられない加速をしたという事実だと思う。そのために宇宙船説とか人口物体だとか、実にいろいろなフェイク気味の説が拡散してしまってる。でも、「考えられない加速」は問題なんだよね。

もちろん人間が分からないことは、宇宙には山ほどあるわけで、人間の学説が通用しないと言っても、それ自体は不思議な事でもなさそうなんだけど、例えば火星移住計画を推進してるイーロンにしてみると、全然他人事ではないわけで、そんな加速が可能なら、従来型のロケットで好条件のタイミングを選んで7～9ヵ月かかるものが、1/3とかそれ以上に短縮できる可能性がある。なのでイーロンが考えている移動方法で80日～150日と言うことだから、もしかしたら30日程度に短縮できるかもしれない。

が、いずれにしても従来の物理計算では通用しない領域であることは確か。

それともう一つ、気がかりなのはその軌道で、恒星間天体と言うのは例えば太陽系のように太陽の重力の影響を行けた周回軌道に居るわけではなくて、太陽系を通過するような軌道なんだそう。ただもちろん太陽系に接近するという事なので、太陽やその他の天体の重力の影響は受けるものの、予測できないということはまずあり得ない。

ところが今までの軌道はちょっと理解不能な経路をたどってるらしいので、人類が現状の物理学で計算できない動きと言うのもかなり怖い。コロッと軌道を換えちゃって、地球に向かうなんてことはあり得ないとしても、人類には理解できてないことが山ほどあるという現実を大いに思い知らされるだろうね。

で、天体物理学が結構なブームになって、ブラックホール理論とかワームホールで異次元の空間を繋がってるとか、ひも理論とから出てきた頃、結構興味があっていろいろな読み物を読んでた時期がある。数学が苦手なので論文とかを読むには至らなかったけど、ニュートンとかは欠かさず創刊時から愛読してた。

それでここ20年位の間に、とうとうベルの不等式がどうやら成り立つとか量子のもつれが証明されたりして、ほぼほぼ量子力学が理解不能になった。二重スリットの実験結果とか本当に懐疑的で、量子は観測するまでは何も決まらないという物言いが余計に混乱を招いた。人が観測した時点で決まるってどういう意味だよってね。

だから「量子のもつれ」などと言われても信じろと言う方が土台無理な話。だってもつれた二つの量子は、どれだけ距離が離れていても片方を観測した途端瞬時（タイムラグなく）もう片方の量子も同じ結果になるって・・・。だから片方を弄ると弄ってないもう片方も同じ反応を示すって、何言ってるんだってね。

でも、その原理を使ったのが量子コンピュータだ、となるとどうしてもこの「量子のもつれ」を受け入れなくてはいけなくなった。だって量子コンピュータは株式投資の大きなテーマだからね。

いまでも、毎日のように様々なところで、一見誤差のように見える理論外の現象が起こってるわけで、人類なんてまだまだ全然、何も理解していないのかもって感じるよ。そういう心境になってくると3I/アトラスもこっちに向かってくるんじゃないかってビビるよね。そうなると人類はあと2週間ほどの命だったりしてね。

株式投資で一寸先は闇、と感じることはしばしばだけど・・・。将来の予測をすること自体、本当はナンセンスなんじゃないかって思ったりする今日この頃です。