インフレ社会!中古車までもが高嶺の花に!?
- 2025.12.06
- 放言
さっき、ちょっとYOUTUBE広告でホンダ某ディーラーの中古車ページを見たのだけど・・・、今、ホンダがダメダメな理由がはっきり分かった気がするんだ。
「修復歴なし ホンダの認定中古車」ってやつだったけれど、内容は本当にプアなもので呆れた。
シビックタイプR 2.0/インパネ6MT 2020年式 4.6万km・・・車両価格 505.8万円!
フィット 1.5ハイブリッド Sパッケージ/フロア7AT 2015年式 8.9万km・・・車両価格 79.8万円
オデッセイ 2.0 e:HEV アブソルート EX/インパネCVT 2021年式 3.6万km・・・車両価格 419.8万円
シビック 1.5/インパネCVT 2020年式 2.3万km・・・車両価格 283.8万円
フィット 1.5RS ホンダセンシング/フロアCVT 2017年式 7.7万km・・・車両価格 159.8万円!
N-BOX 660 カスタムGLパッケージ/インパネCVT 2015年式 9.5万km・・・車両価格 79.8万円
なんとも・・・すごい価格!こんな値段で売らないと利益出ないの?って思う。けど、中古車をこの価格で買うというのはある意味ユーザーにとっては非常に勇気がいる話。冒険。なかば自棄。
まぁ、ホンダに限ったことではないけれど、今のグレードっていうのは、20も30もある。何とかパッケージとかSとかGとか一つの排気量であっても10個くらい種類があるから、何が何だか分からなくなる。おまけに、ハイブリッドやらe:HEVやら、e:パワーやら、PHEVやら。ほとんどなくなったMTやらATやら、CVTとかDSGとか伝動機だけでも何が何だか・・・。ホンダセンシングっていうのはミリ波センサーと画像センサーで運転のアシストをするってやつ。まぁ、他メーカーもいろいろアシスト機能を付けてるし。
純粋なEVがあまり売れないから、エンジン積んで発電させてモーターで走る、みたいなね。結局給油するのかよ、みたいなことになる。なんか、今の車は何が何だかわからない。
で、単純にエンジン+ATといった構成の一昔前の車と走りが何か変わった?といえば、ほとんど何も変わってない。それどころかみんなゴッツイタイヤを履かせてるから、はっきりいって乗り心地はそれはひどいもの。現行のプリウスが19インチのタイヤを履いてる。意味不明!何のために?と問われて格好いいから、意外に答えはない。
突き上げが厳しいのでサスをそれなりに固くする。ちょっと荒れた道では、ドッスンバッタンと暴れて、乗り心地は我慢できないレベル。サスペンションで肝心なのは路面に対する追従性であり、コーナーでの踏ん張りをタイヤのサイドウォールの剛性に頼るべきじゃない。今の車は、ボーイング777が直径10mのタイヤを履いているようなもの。
いい例がF1のタイヤで、扁平率はあまり関係ないでしょ!ホイールを大径にもしないしね。
タイヤ交換だけで30万もかかるんじゃ、話にならない。いくら高市内閣がガソリン暫定税率を廃止しようが、税金を安くしようが、そんなの関係なし。自動車の維持費はうなぎのぼりです。
そういえば任意保険も利上げすればどうせ騰がるんでしょ!保険会社はこれまで容赦なく保険料を値上げしてきたしね。自動車保険くらい美味しいサブスクはないしね。
こんなことやってると、本当に自動車メーカーは詰むぞ!トヨタがレクサスでぼったくり商売を成功させたから、といって他メーカーが真似するとえらいことになる。トヨタがいかにぼってるか、レクサス店の店舗を見ればよくわかる。まぁほぼほぼ高級グレードは法人リースなんだろうけど。
最近は「L」のエンブレムが安っぽくなってきたね。
そう、トヨタは中古車市場を総どりする戦略だよ。中古車市場にはレクサスが溢れてる。憧れのレクサスが安いんだよ。でも、レクサスってコピー機と同じでね、最初はメンテとトナーで稼いでたけど、いまじゃコピー枚数に付加する方式だから。世の中サブスクだらけ。酷いもんだよね。
というわけで、自動車も見通しは明るくないね。
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