イラン戦争の停戦を完全に織り込む相場:4月21日(火)後場
- 2026.04.21
- トレード日記
日経平均株価 ¥59,349(△¥524)
イランと米国の停戦を織り込む相場。明日は¥60,000!?
後場の相場概況
イラン戦争の停戦が実現するか否かというこの時期、高市首相は防衛産業強化を打ち出した矢先に演習中の自衛隊で大きな事故が発生し、自衛隊員が3名犠牲になったというニュースがでた。戦車の砲弾の暴発事故ということだが、兵器というものは、使われれば破壊だけでなく人命がいとも簡単に失われる、ということを暗示した出来事になった。
でも世界では、戦車の砲弾の何百倍もの威力があるミサイルが使われ、おびただしい数の人命が失われている。政治的な対立、経済的な利害、領土や資源の争い、宗教的対立と戦争の原因は様々あるにせよ、まったく関係のいない一般人が必ず犠牲になるのが戦争であって、その意味ではトランプ大統領のやったことは、たとえ勝利しようが何をしようが、民間人の殺戮を伴うと言う一点で否定されてしかるべきものだ。
MAGAなどというスローガンは戦争によって成されるべきものではないはずなのだが、今は狂ったように戦争をやっている・・・。そして同盟国日本の高市首相は、防衛力強化と称して殺傷力のある兵器の輸出に舵を切った。それも景気対策だというのだが、日本を防衛するために兵器生産するならまだしも、戦争によって米軍のミサイルや弾薬が底をつきそうだから、どんどん作って補充するみたいなことになるのが落ちかも。
こんな状況で中国や北朝鮮は、着々と野心を遂行しているわけで、輸出ではなくて、自国の防衛力・攻撃力強化に全力を注ぐべき。それでも自衛隊の「専守防衛」というのは、現実的でないとはいえ、理念としては能動的に殺戮を行わないという点において非常に崇高なのだと思う。
核を持たずして自国を守れるのか!?と保守派は主張するけれど、もはや核以上に威力のあるものはいくらでも存在する。大量殺戮を考えるより、もっと理知的に効果的な戦術を研究すべきだし、日本にはその技術力はいくらでもあると思うけど。
核を保有したから、といって特別な効果はもはや期待できない時代なのではないかな。
株式市場の動きは別にして、本当に停戦に合意してくれることを願うのみ。
後場の取引とポジション
285A キオクシア ¥32,740(△¥2,230)
買)¥30,780×3000
売)¥32,740×3000(+¥5,880,000)
イランの代表が真にイランを代表しているか否かは別として、トランプ政権は停戦協議を強引に行い、合意を引き出すのだろう。そしてその結果株式市場は大いに上昇するんじゃないか?と言うのがメインシナリオ。
けれども今回の停戦協議はあまりにも米国のご都合主義のような気がして、乗る気がしなかった。おそらく合意するにしても、水面下の密約があるだろうし、米国はそれなりに譲歩すると思う。すでに核開発は向こう20年かけてやってもいいというイラン核合意の内容にまで譲歩していると言われ、一説には5年間にまで妥協しているという。
ただ、ホルムズ海峡の管理については、トランプは一枚かませろ!みたいなとんでもない条件を勝手につけて合意する、なんてことになると、これはとんでもない前例となる。こんなことがまかり通れば、ホルムズだけじゃなくて世界中通行料だらけになってしまう。
というわけで今回のイラン戦争とホルムズ海峡封鎖のつけは、これから世界経済にジワジワと効いてくることになると思う次第。まずは停戦協議がどうなるか?だけど。
本日の収支(前場・後場合算):+¥7,910,000
雑感彼是
肝心な停戦協議の前に、こういう相場になるということは、停戦合意は成功するのだろうと思う。ただそれだけで株式市場はぶっ飛ぶことは明らかなんだけど、これがきっかけでバブル相場突入!みたいな変な解釈にならないことを祈るのみだ。
それでも、トランプ大統領のお陰で世界は捻じれまくったと思う。ベネズエラをやったら今度はイラン、そしてキューバも、と言うのがシナリオらしいけど、そうした米国大統領の行動を世界はどう判断するかだと思う。
現時点で、トランプを支持しているのは世界中、ネタニヤフと高市だけじゃないのかね?あとは思い切り腰が引けてるどころか、あからさまに反対の意向を示している国もある。メローニやマクロンなどははっきりと反対の態度を示してる。
もっとも、もしかしたら、プーチンは意外に支持してる可能性もある。イランの原油が規制なしに世界に出回ることになると、現時点で最も影響を受けるのはロシアだろうから。せっかく高値で売れてるところで、安易に妥協するな、くらいは言ってるかもしれない。
と言うわけで、分析など全く意味がない世界情勢だから、ここはおとなしく、状況を見守ることにしたけど。
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