スペースX上場:宇宙事業は置いておくとして
遂にスペースXが上場を果たした。初値は寄り付き$150でその後$176台まで上昇し、$161台で大引け。その後の時間外でし$166台まで伸びている。その結果、スペースXの時価総額は300兆円を突破し、イーロン・マスクの個人資産はなんとダントツの150兆円超え!
なんだかよく分からないけれど、個人で資産150兆円というのはどうなの?ってね、想像することもできないよ。個人で日本の2026年度の国家予算を30兆円も上回るって・・・なんだか物理学の世界で量子論のような、従来の常識では理解不能の領域と言う感じがするよ。
で、面白いのは現在巨大なデータセンターが稼働中でしかもさらに建設中の施設もある。またこの先2,3年は建設ラッシュになるという・・・。と言うことは、AIを稼働するのに、莫大な計算資源が必要で、現状では全く足りていないということになるね。
イーロンマスクは、テネシー州メンフィスのデータセンターを限りなく増築して、NVIDIAのGPUを100万個規模にすると言っている(現在は20万個程度が稼働)。将来的に1/3のリソースをアンソロピックとグーグルに使用させるという契約を結んでる。
そして現状の契約では2社合わせて年額4兆円の使用料収入になるらしい。これねぇ・・・宇宙事業とか、スターリンクの通信事業とかとにかく投資家の目を宇宙にそらそうとしてるけど、結局目指すところはAIインフラ事業なんじゃないか?って気がするんだよ。
とにかく、データセンタをどんどん作って、そこに自前の電力を供給するために電力会社を買収したりね。イーロンならば新しく原発の電力会社を作るかも・・・。そうやって、そうやって継続的な収入でXAI(GLOK)の赤字を埋めつつ、次のフェーズに向かうという、そんなことを考えてるような気がするんだよ。
でもね、ある程度、先行きが予測できるような状況にならないと、株価を維持するのはかなりきついんじゃないか?と思う。チャッピーは「宇宙事業の皮をかぶった世界最大のAIインフラREIT」と表現したけど、当面はその辺が落としどころかもしれない。
なんか、このAIの規模感について行ける日本企業ってあるのかねぇ?気になるのは電線株で3兄弟で積極的に投資しようという企業があるのか?っていうと、決算で失望を招いたフジクラもついて行けないんだろうという投資家の見立て。同時に大型投資でも発表すればまだしも、増産するにしても規模感がまったく追いついていない。
昨日は電子部品が売られたけれど、スペースXの上場絡みの地合いとなると、部品はないんだよって気がするんだろうね。
とにかくインフラをどう支えるのか、データセンタ建設をどう実現するのか?と言う視点に移りそうな気がするし、そういう意味では今後の相場ってとにかく発電設備とか根本的に電力を掘るような相場になるかも。
でも電線3兄弟のうち、古河電工、住友電工が買われる事情が分かる気がするし、予想通り「銅」がじわじわと相場になってくる気がするんだよね。
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