弱気な投資家が多いのは十分に理解できること:7月18日(木)後場
- 2019.07.18
- トレード日記
日経平均株価¥21,046(▲¥422)
先物を叩かれて、為替を叩かれたら、今のセンチメントでは投げが出る。後場はそんな弱気相場特有の下落になった。
後場の相場概況
後場一段安となった日本市場は、やはり(金融機関の)持ち合い解消なんてものじゃなく、単純に海外勢が状況判断で日本企業の業績に懸念を持ち始め、一部ポジション解消の売りが膨らんだと見るべき。先物が断続的に叩かれてそれに為替が連動して投げが出た、という感じじゃないか?
半導体も電子部品も・・・所謂景気敏感株が売られた背景には、キヤノンの業績下方修正懸念が出たことも大きかった。
今日見たいに売られると、そろそろ買いで、みたいな評論家が言い訳に終始する。今週は頭から、買いを勧めてて結局はこういう展開になったことに、取ってつけたような解説をし始めるわけだが、何より問題なのは、買いの材料があるのか?と言うことだと思うよ。
それが今のところ全くないし、後は年末にかけて上昇という、根拠のない例年通りの前提に立ってるので、「ゆっくりいきましょう」などという適当なセリフを吐く。
それで昨日や一昨日に買った投資家は浮かばれんよ。
とにかく買える材料が出てこない限り、今の相場は簡単に買えるはずがない。
後場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥4,947(▲¥122)
空売)¥4,981×10000(含み益¥340,000)
前場に利食いして、少々後悔もあって後場寄りから特攻した。もしかしたら、今日の売られ方からして米国市場が同調しない限り、担がれる可能性も高いけど、やはりポジションを持ちこさないわけには行かなかったね。
日経平均が簡単にここまで売られるということは、もう一度底を見にゆく可能性も十分にある。それほど買い材料がないということだろうから。
6758 ソニー ¥5,740(▲¥211)
空売)¥5,777×10000(含み益¥370,000)
もとより株価の位置が高いソニーは、利食いに入ったとすれば、まだこの程度では済まないと思う。いかんせん、トランプ大統領の動向が未知数で、選挙対策に走るとするなら、史上最高値を更新した直後に悪材料を出すのは、いつものパターン。
なので、今夜あたり何を言いだすか分からんし、需給はかなり悪化してるんで、ポジション持ち越しでもPあまり怖くなないね。
7203 トヨタ ¥6,975(▲¥52)
空売)¥6,975×5000(変わらず)
空売)¥6,980×5000(含み益¥25,000)
さてトヨタの場合はちょっと違って、再度円高狙いで行くことに。日米貿易交渉はなんとか穏便にまとまりそうという記事も出てるんで、無駄に売られることはないと言う感じ。
しかし、円高進行となると話は変わってくる。そろそろ¥107割れを試す動きになるかもしれん。
本日の収支:(前場・後場合算)+¥10,210,000
後場の感想と今夜の米国市場予想
前場に思わぬ大きな利食いになったんで、無理しなくてもいいかなとは考えた。日経辺りも適当なことを書いてるし、本当のところどうして売られたのか分からないと書けばいいのに。
ただし前場から先物が断続的とはいえ叩かれていたのはミエミエだった。そして昨日も一昨日も叩きは失敗してるんで、今日は気合が入ってたと言う感じ。
大引けの上昇は日計りの買い戻しの域を出ない。ショートを持ち越してるんだろうね。
というわけで、今夜の米国市場は個別決算次第の相場になりそう。なので、下落するか上昇するかは、全く想像がつかない。だから、今夜の俺の持ち越しポジは、ちょっと調子に乗ってるだけなのよ。
けど、勝てるときにはイケイケというのも勝負の鉄則ではあるからね。
先行きの相場を見越してショートを身につけておくならこの3題を推奨します。
片張りで最も基本的なテクニカル手法
リスクに備えて片張りのロング/ショートを習得する
ザラバに張り付けるならトレーダー技術
リスクに備えて両建てのトレーダー手法を習得する
デイトレのバイブル!ポジション建てにも最適なのでお薦めです
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