マッタリした展開で売れない相場:8月27日(火)後場
- 2019.08.27
- トレード日記
日経平均株価¥20,456(△¥195)
後場は終始様子見。明日市場に参加できないので、建て玉を断念。
後場の相場概況
やはりトランプ大統領のやり方に疑問を持ち始めているのは、俺だけじゃないな、と言う気がする記事がブルームバーグに掲載された。
要するにトランプ大統領は、
「これが私の交渉の仕方だ。長年、私はこれで非常にうまくやってきた。そして米国にとってさらにうまく行っている」
のような発言をしていて、すべては駆け引きのなかから始まる、という感じで手の打ちを開かせて見せた。それに対して、株式市場は常に飛びついているけれど、冷静に考えると米中関係はほとんど改善せずに、むしろ時間とともに厳しくなってるとブルームバーグも指摘してる。
株式市場は、特に米国市場はトランプ発言を利用して、ハイボラ相場を人為的に作り出しているように見える。すでに気が付いていると思うけれど、日本市場は米国市場の半分も反応出来ていない。ダウが$1000上昇しても、日経平均はせいぜい¥300~¥400で、落ちるときは同じくらい落ちる。
なので、日本市場でロングで勝負している投資家の成績が芳しくないのは当然の結果なんだと思う。
米国市場もこうしたサイクルを続けていると、いつの間にか(企業や経済全体の)ファンダメンタルズが悪化してて気が付くと割高な水準に取り残されるかもしれない。
そんな時に暴落は起きるんだよね。
今の米国市場を見ると、昨夜ダウは$269高して、さらに今夜のダウCFDも$100以上引っ張られてる。けれど、米国債10年物金利は1.500%と極めて低水準だ。
こういうことを、どう捉えるか・・・その辺が投資家の技量が問われる部分なにかもしれない。
後場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥4,647(△¥110)
空売)¥4,675×8000(含み益¥224,000)
空売)¥4,672×2000(含み益¥50,000)
空売)¥4,669×10000(含み益¥220,000)
結局後場のポジションはSBGだけ。明日はいよいよ韓国がグループBに転落する日なので、そろそろ日本市場もそのあたりの影響を考慮する相場になるんじゃないか、と考えた。ならば、SBGよりもファナックじゃないか?と自分でも思ったが、何があっても明日は放置すると思うし、一応タブレットの準備だけはしておくけれど、ちょっと触れないと思うので、翌日の寄り付きを考えると、こっちだった。
連日、本当に難しい相場というか掴みどころがない相場だが、俺から見るとちょっと不真面目に見えるのよ。第一、これだけ裁定売り残が積ってて、これが買い戻しに動かないというのは、見方を買えるとそれだけ株式市場の先行きに懸念があるということ。
今の状況で巻き返しができるか?というとかなり難しいとみんな思ってる証拠だと思う。
それと関係ないというスタンスかもしれないけれど、韓国はいま、国家の存亡をかけて保守派が反文在寅をやってるよね。経済もヤバイし、海外投資家は完全にタイミングを見計らってる。そこでもしも29日に、サムソン電子の副社長がとんでもない判決を出されたりしたら・・・。
韓国はマジで瀬戸際だよね。
本日の収支:(前場・後場合算)-¥1,380,000
後場の独り言
明日は相場に参加しないつもりなので、トレード日記はお休みさせてもらうことにした。なので代わり、と言ってはなんだけど、下手な小説を記事にしておきました。
従来ブログで公開していたのですが、統一しようということで、徐々に移行します。そして、途中で投げ出したままになってる「師匠・彷徨編」を、このサイトで完結させたいと思ってます。
重複するとGOOGLEに叱られるみたいだけど、俺の作品なので自由じゃないか?みたいに考えてます。
では、明日、頑張ってください。
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