なぜ米中部分合意を楽観視できるのだろう?:10月15日(火)
- 2019.10.15
- トレード日記
日経平均株価¥22,207(△¥408)
日経平均が買われ過ぎている?米中部分合意を織り込んでいない?
本日の相場概況
日本市場は三連休で、結局のところ米中部分合意を織り込んでいなかったという考え方になったらしい。実際窓空け上昇から¥408高して、9月19日の戻り高値に肉薄するとは思わなかった。その、買いの根拠と言うのが、一体何なのか?
こういう言わば根拠のない買いが相場全体を覆うというのは、この戻り相場の最終形なんじゃないか、と思ったり。なので、こんなところで買い持ち越しは絶対にないと思ってるんだが・・・。
この米中部分合意を根拠とした買いに、モルガン・スタンレーが異論を唱えてる。
こういうのはまったく同感で、さらに言うと今の地合いは何が起きるか分からない。特に中東政策におけるトランプ政権の迷走とか、中国の強硬姿勢とか、とてもじゃないが、トランプ・ツイートのような楽観できる地合いじゃないと思ってるんで。
それしても、引け後のこのCFDの動きは・・・。
米国市場はもう一丁上に行く?まぁ、それでもいいよ。いいけど、明日日本市場がGUなら、今度こそ勝負を賭けて全力で立ち向かう積り。
とにかくこんな相場は、ないんだよ。
本日の取引とポジション
6758 ソニー ¥6,311(△¥81)
空売)¥6,243×1000
空売)¥6,242×2000
空売)¥6,241×1000
空売)¥6,240×4300
空売)¥6,239×5600
空売)¥6,238×1100
買戻)¥6,255×11000(-¥172,800)
買戻)¥6,265×3000(-¥70,000)
買戻)¥6,260×1000(-¥17,000)
空売)¥6,319×3000(含み益¥24,000)
空売)¥6,318×3000(含み益¥21,000)
空売)¥6,308×3000(含み損¥9,000)
空売)¥6,305×5000(含み損¥30,000)
空売)¥6,304×5000(含み損¥35,000)
GUスタートで寄り付きで買い戻そうか悩んだ挙句に、少し見てみることに。寄り付き後売られてくれて、少しでもロスを減らせたらそれ以上は望まない。
今日あたり、目線はもうどこで売り返すかと言うことだけ。プライベートでちょっとゴタゴタしてしまって、前場の状況を書けず、しかも昼にルーチンの確認も半分くらいしかできなかったが、いずれにしても、どこかで売り建てる積りだったので。
まぁ、いいよ。踏まれてもこの相場、売りは諦めないから。
9984 ソフトバンクG ¥4,258(△¥102)
空売)¥4,210×5000
空売)¥4,201×5000
空売)¥4,202×5000
空売)¥4,228×5000
買戻)¥4,200×20000(+¥205,000)
買)¥4,190×3000
買)¥4,186×2000
買)¥4,185×3000
売)¥4,304×5000(+¥578,000)
売)¥4,300×3000(+¥345,000)
空売)¥4,300×4000(含み益¥168,000)
空売)¥4,282×5000(含み益¥120,000)
空売)¥4,281×10000(含み益¥230,000)
空売)¥4,280×8000(含み益¥176,000)
相変わらずWeWorkのゴタゴタが続いてるソフトバンクG。米中間の緊張が和らいだ、ということで当然のように反発(ショートカバー)となって、寄り付き後から値を吹きあげたわけだが、ザラバでは積極的に買いが入る出なく、ほぼショートカバーだったことが分かる。
ただし、今後何があってもソフトバンクの買いはないと思う。もちろん、今日のようなイケイケ相場ではデイトレはできる。実際分かり易い相場だったので、獲れたわけだが、それでも買い持ち越しは(個人的には)絶対にないと思ってるんで。
まぁまぁ、もう毎日売り建てるつもり。
6954 ファナック ¥19,465(△¥255)
空売)¥19,445×1200
空売)¥19,500×1800
買戻)¥20,010×3000(-¥1,596,000)
またまた、やられてしまった。なんだか非常に悔しいというか・・・。だいたいセンチメント相場と言いつつも、ファナックだけはファンダメンタルズ目線で見てる気がして、それは大きな間違いかもしれないと。
でも、それでも、この銘柄が指数連動で取引されないのなら、とても変える状況ではないというのは確かな気がする。世界の設備投資の低下傾向は全く止まっていないから。
それでも負けるんだから仕方ない。今日は少々萎えた。
本日の収支:-¥1,040,000
本日の独り言
しかし、ここまで楽観するのかぁ・・・と溜息が出てくる。何が買い材料なんだろう?と迷ったり、いろいろ調べたりしてて、そういうことをすればするほどに、買えなくなってくるのよ。というか、この相場の値動きは全く分からない。
たとえば、中東情勢なんか、危機的状況にある。もう一発イランに油をヤラレたら、今度は前回程度じゃ済まないと思うし。
だいたいイランに対する経済制裁を強めれば強めるほど、サウジ攻撃、UAE攻撃の可能性は高まる。経済破綻も同然のイランがなにをやるかと言えば、原油価格の吊り上げに決まってるからね。
さらに、酷い仕打ちと言えば、トランプ政権のクルド人を見捨てた政策。イラクで散々使い倒してISでも兵隊として使い倒して、用済みになったらさっさと米国は撤収するので、あとはご勝手に、みたいな・・・。そのことに関してもボルトンは反対していたのにね。
それで何とクルド人は行き場がなくてアサド政権と組んでしまった。それを今度はトルコが攻撃って・・・エルドアンもやることがエグイ。結局米国はシリアから撤収はしないと言ってみたり、サウジに3000人増派したり、真逆の政策をやらざるを得なくなってる。
とにかく、この地域は経済制裁が(トランプが)思うほど通用しないのよ。北朝鮮で失敗して、中東で失敗して、今度は中国で失敗しようとしてる。
トランプ大統領の経済万能主義は、限界なんだろうね。
だから、この相場も限界なのよ(苦笑)
-
前の記事
相手は中国、そんなにまともな国家じゃない! 2019.10.15
-
次の記事
日米株式市場:年内上昇は最終局面である可能性 2019.10.16