今更に米中協議進展で株買うのか?:10月28日(月)後場
- 2019.10.28
- トレード日記
日経平均株価¥22,867(△¥67)
もう株式市場は米中協議云々ではないだろう。それよりも(ウクライナゲートに関して)沈黙を続けるメディアどうなんだ?
後場の相場概況
ここまで株価が上昇してきて、今日明日で上値を追い掛ける動きには相当無理があると思うし、実際問題として日本企業の業績は言われるほど良くはないだろうから、今週は売り物が来るはずだ。
前場にFOMCと日銀政策決定会合を睨んだポジション建て、と書いたが、もう少し市場の動きはシビアになりそうな気がする。この約2ヵ月にも及ぶ上昇相場って、一体何だったんだろう?って改めて週末に考えさせられた。
「大きな海外の資金が出遅れている日本株を買ってる」「日銀が日本国債を買いに回って実質的な財政再建が完了してることに海外勢は好感してる」というレポートを週末に読んだけど、本当にそういうことだとは、納得できなかった。
なぜなら相変わらず日本企業の業績の先行きにポジティブな材料が見当たらないから。逆にネガティブな材料はいくらでも出てくる。その意味では、企業の内部留保や手持ちのキャッシュが豊富ということを理由に投資してくるとは思えないんだよ。
と言うことはつまり、やはり米国市場との連動性はまた回復してきて、同じ動きになると考えて正解かもしれないと思った次第。
まだまだ、強気で売り建てるつもりだ。
後場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥3,996(▲¥21)
空売)¥4,065×3000(含み益¥207,000)
空売)¥4,051×5000(含み益¥275,000)
空売)¥4,040×4200(含み益¥184,800)
空売)¥4,039×3000(含み益¥129,000)
空売)¥4,017×3000(含み益¥63,000)
空売)¥4,016×3000(含み益¥60,000)
空売)¥4,015×8000(含み益¥152,000)
空売)¥4,014×6800(含み益¥122,400)
今日も\4,000を割り込んできたSBG。日足チャートでは金曜の放れコマの陽線を陰線で包み込むというひ弱な形が出現した。しかも、これでも底打ち感がないというのは、よほど海外勢に嫌われてるのだろう。
とにかく売って売って売りまくった。この相場のこの時期、戻れないというのは今後相当に苦しくなるだろう。信用買い残も多すぎて戻るに戻れない銘柄になってしまった。この株価で需給は最悪の状況。
まだ下値を見る可能性大だな。
6758 ソニー ¥6,370(△¥56)
空売)¥6,406×6500(含み益¥234,000)
空売)¥6,404×1000(含み益¥34,000)
空売)¥6,402×1000(含み益¥32,000)
空売)¥6,398×1500(含み益¥42,000)
空売)¥6,397×500(含み益¥13,500)
最近、短期投資と言っても、以前のように目先の含みを利食いしなくなったから、いくらいい位置でポジ建てしても翌日には全部溶けてしまうという悪循環。利食いすれば・・・と思うけど、今回の狙いはそういう目先の値動きじゃないので、ポジションが外せないのよ。
外してしまうと持ち越せない。何を期待してるのか自分でも分からなくなってきてるけど、まぁ、大きくやられてないことが救いと言えば救いなんだね。板の買い圧力を見るのが辛い日々。
8306 三菱UFJ ¥566.4(△¥1.5)
空売)¥568.0×90000(含み益¥144,000)
空売)¥568.1×20000(含み益¥34,000)
空売)¥568.2×20000(含み益¥36,000)
空売)¥568.4×15000(含み益¥30,000)
空売)¥568.5×20000(含み益¥42,000)
さて、メガバンク。前場に書いたとおり今日は売り建てる日だったんじゃないかな。30日にはFOMCの結果発表で31日が日銀政策決定会合という段取りだから、ここは金融株は動きがあるだろう。
上か下か、と言われると断然下だと思ってる。後は為替の動きもあるんで、建て玉は明日だね。
8316 三井住友 ¥3,850(△¥13)
空売)¥3,857×5000(含み益¥35,000)
空売)¥3,859×5000(含み益¥45,000)
空売)¥3,860×5000(含み益¥50,000)
1Q決算は芳しくなく、今回の2Qも期待できないだろう。UFJと大きく水をあけられた三井住友だが・・・。やはりメガバンク株は戻りも甘かったし、それで金融緩和となると、ますます・・・。
6981 村田製作所 ¥5,908(△¥74)
空売)¥5,899×10000(含み損¥90,000)
空売)¥5,925×4000(含み益¥68,000)
村田やTDKといった電子部品の業績は底を打った可能性が高い。あとは来年の5G本番に向けて、スマホや自動車の需要が出れ程取り込めるか?と言うのが勝負処。
本日の収支:(前場・後場合算)+¥1,160,000
後場の独り言
引け後にファナックが業績予想を2度目の下方修正した。ブルームバーグの記事にもなってるので・・・。
やはり、予想通り業績は回復しないと言う予想。中国や第三国での設備投資が回復しないということを如実に表しているね。今日は売ろうか迷ったけど、いかんせん売れるような信用取り組みじゃないから、諦めた。
それでこんな時に、下方修正出してくるとは・・・。だから、今の日本市場はそういうことなのよ。
何度も書いてる通り、ファナックの業績見通しは今の日本企業のなかでは、もっとも正確というかきっちりとしてる。これで、執拗に売りポジションを建ててることが、あながち無謀じゃないって証明されたようなもの。個人的には本当に心強いよ。
今の相場が、業績相場になれば、そうそう楽観的に買われるわけじゃない。その意味では今回の決算は、じっくりと見てれば、チャンスが多いはず。
-
前の記事
FOMC&日銀政策決定会合を睨む相場:10月28日(月)前場 2019.10.28
-
次の記事
EVが自動車の概念を覆す日は近い 2019.10.29