またしてもこの時間に・・・:トランプ香港人権法案に署名
- 2019.11.28
- 放言
日本市場の寄り付き前のこの時間に、トランプ大統領が香港人権法案に署名というニュースが飛び込む。どれほど株式市場が反応するかは未知数だが、とりあえずダウCFDは▲$90ほど急落。
しかし、どうしていつもこの時間なのよ。いま、ワシントンD.Cは午後の6時(18時)過ぎ。
まぁ、いずれにしても、今週中には署名しなきゃいけなかったわけで、だったらもっと早い時期に署名すべきだろう。こんなギリギリまで引っ張ってどういう意図があったのか、引っ張れば米中交渉で進展が見えたというのか?
そんなことはなくて、既に米国は中国に対し合意内容の最終通告を終えているはず・・・。
それに対して中国は、(香港人権法案を米国議会が可決したことに対して)内政干渉だ、と強烈に反発していた。しかも、ポンペオ国務長官は、国債調査報道ジャーナリスト連合が入手・公開した中国のウイグル弾圧内部文書を事実と認定し、強烈に批判したし、英国やドイツも同調してる。
しかし、情けないのは安倍政権は、何のコメントも姿勢も国際社会に対して示せないことだが。。。
いずれにしても、米中合意の行方は混沌としていることは間違いないし、仮に合意に漕ぎつけたとしても、株式市場は好意的に反応するのか?という懸念は残ることになる。
まったく嫌らしい状況に、常に真っ先に晒されるのは日本市場ってこと。最低だな。
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