信念に従って・・・:12月6日(金)後場

信念に従って・・・:12月6日(金)後場

日経平均株価¥23,354(△¥54)

結果論になるけれど雇用統計が良好な数字であったことから、米国ダウは$337高した。根底には15日の関税引き上げ期限のまえに、米中合意が行われるだろうという期待感もある。けれども、この相場、本質的には雇用統計も米中合意も単なる言い訳にすぎず、ただひたすらに金融相場・・・ジャブジャブの金融資金が一蓮托生・・・ということかもしれない。

この相場には、その辺のヘッジファンドごときでは当然太刀打ちできず、この状況ではダリオでさえ売りポジションを建てられない。バブルとか、そういう相場とは異質の、ガチガチの大金持ちのための相場、と考えたらいいかもしれない。

なので、それは少なくともトランプ大統領が大統領である間は・・・こんな相場が続いてしまうのではないか?と疑い始めてる。その根拠は?と言われたらこの相場、とんでもない相場に発展してると思い始めたこと。

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とにかくネガティブな材料にはまったく反応しない、それがどれだけ世界経済にとってネガティブなものであっても無視する。そんな相場は今までに記憶にない。それどころか、現実に世界経済がドンドン悪化している事実があるにも関わらず、株価はそれを全く無視して上値を追っている。

そこにはなにか大きな、とてつもない大きな思惑があるのかも。

この週末、体調も非常に悪くて、自宅に引きこもって、このことについていろいろ考えていたし、調べもした。そして、この相場に対して疑心暗鬼が深まるばかりだった。要するに、いろいろ調べたり、テクニカルなことを考えたり、政治情勢やらなにやら、考えれば考えるほど、世界経済は危機的な状況にあるという結論。

しかし、不況時の株高と言うのがあって、特に米国の場合株高が先行すると、半年後には株高が景気を回復させてしまうらしい。そのために、米中合意に成ることがプラスになるという考え方は決して間違いでもない。

たかが、雇用統計ごときで・・・もはや完全雇用状況で大幅に悪化するような状況でなければ、株価を左右する要因に成りえないにも関わらず、$337高してしまう。

これをバブルと表現すれば簡単だろうし、恐らくバブルなんだろうとも思う。

だから、今から株式市場で勝つには、結論から言うと「馬鹿になる」ことかもしれない。買いか売りかは問題ではないと思う。この後の相場は、「少なくとも各々の投資家の信念に基づいた投資をするしかない」と感じた。

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12月になって、ちょっと体調が悪化している実感もある。来週からは週2度の通院を、と担当医に言われた。いろいろ人生において選択しなきゃならない局面だなということは分かってる。いろいろな選択肢があると思う。どれを選ぶかは、株式相場と同じで、最終的には信念が物を言うのかもしれない。

後場の取引とポジション

6758 ソニー ¥7,068(▲¥20)
空売)¥7,100×10000(含み益¥320,000


7203 トヨタ ¥7,727(▲¥42)
空売)¥7,800×10000(含み益¥730,000

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本日の収支(前場・後場合算):¥620,000


前場のポジションを触る余裕もなく、病院へ直行してしまった。病気になると、悪くなる時はなんとなくわかる。風邪をひいてこれからヤバイと思うときは、多分薬を飲んでも無駄だな、とわかる。

そんな感じだった・・・。けれど、幸い処方してもらった薬が効いたのか悪化することなく週末、ゆっくりと過ごせた。

また明日から、ロスカットして相場が始まる・・・。

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