¥21,000が岩盤!?:3月4日(水)前場
- 2020.03.04
- トレード日記
日経平均株価 ¥21,156(△¥749)
FRBパウエル議長は戦いに敗れたのか!?今夜の米国市場は決着を付ける相場になるから・・・
前場の相場概況
FRBの利下げサプライズは、結局マーケットで評価されずに、とりあえずは足元の景気懸念が強く作用した格好になって、ダウは▲$785と大幅安となった。しかし、このことを積極的に話題にする記事がでることなく、静観しているのかも。
第一パウエル議長は利下げ会見で「米経済のファンダメンタルズは依然強い」との認識も示したが、ならば利下げは必要ない?逆効果?という感じもする。怪我をしてしまった時、その痛みを和らげるために麻薬を安易に使うことが、どういう結果をもたらすかが問われてる。
また、「利下げが感染率を低下させたり、サプライチェーンの混乱を収拾したりするわけではないことは理解している。だが、当局の行動が経済に有意義な押し上げ効果をもたらすと信じる」とつい本音を漏らし場面も。この人は正直な人なので、いつも本音を言っちゃうからね。
「経済に有意義な押し上げ効果をもたらす」ことに疑問を感じつつ・・・というところ。しかしFRBの立場ではそうするしかなかったとも言える。
それを受けての日本市場はGDスタートだけど、予想の半分も押してこなかったことで、全ポジの手仕舞いを機械的にやった。今度はどうやら日経平均¥21,000が岩盤になってるような雰囲気がするね。
前場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥4,991(▲¥97)
空売平均)¥5,042×14000(含み益¥714,000)
7203 トヨタ ¥7,003(▲¥41)
空売)¥7,338×4000
空売)¥7,288×4000
空売)¥7,150×2000
空売)¥7,159×2000
空売)¥7,161×2000
買戻)¥6,968×14000(+¥3,892,000)
空売平均)¥7,039×10000(含み益¥360,000)
4661 OLC ¥13,275(△¥200)
空売平均)¥13,109×5200
買戻)¥12,800×2000(+¥618,000)
買戻)¥12,780×1000(+¥329,000)
買戻)¥12,755×1000(+¥354,000)
買戻)¥12,750×1200(+¥430,800)
空売)¥13,510×1000(含み益¥235,000)
空売)¥13,500×600(含み益¥135,000)
手仕舞い後、あらたに売ってみたのは3銘柄だけ。それぞれに理由はあるものの、いまの相場状況を見るのにはいいんじゃないか?と思ってる。
ここから積極的に上値を追うような日本市場の展開は、余りない気がするし、とにかくFRBの利下げは新たな展開をうむ局面になるんじゃ?何せ、米国債10年物金利は何と1.000を割れてるしね。
どうなるか分からないけれど、後場はメガバンクのポジションを建ててみる。
6501 日立 ¥3,556(▲¥45)
空売平均)¥3,720×20000
買戻)¥3,550×20000(+¥3,400,000)
6758 ソニー ¥6,844(△¥39)
空売平均)¥6,925×18000
買戻)¥6,733×18000(+¥3,456,000)
6954 ファナック ¥17,470(▲¥225)
空売)¥18,375×3000
買戻)¥17,500×3000(+¥2,625,000)
8035 東京エレクトロン ¥22,830(▲¥50)
空売)¥23,830×3000
買戻)¥22,380×3000(+¥4,350,000)
6857 アドバンテスト ¥5,070(△¥80)
空売)¥5,270×4500
空売)¥5,210×3500
買戻)¥4,930×8000(+¥2,510,000)
6981 村田製作所 ¥5,811(△¥63)
空売平均)¥5,979×11000
買戻)¥5,687×11000(+¥3,212,000)
6762 TDK ¥10,660(△¥150)
空売)¥10,900×4000
買戻)¥10,330×4000(+¥2,280,000)
7201日産 ¥451.3(△¥8.2)
空売平均)¥464.1×80000
買戻)¥440.3×80000(+¥1,904,000)
8802 三菱地所 ¥1,895.5(△¥42)
空売平均)¥1,912.0×20000
買戻)¥1,843.5×20000(+¥1,370,000)
4324 電通 ¥2,792(▲¥28)
空売平均)¥2,896×18000
買戻)¥2,772×18000(+¥2,232,000)
個人的には今までで最大の大勝負にでて、2晩持ち越しの末に大きな利食いを物にできて、満足感がある。これで分かったことは、目先は日経平均¥21,000が岩盤のような下値のレジストラインにどうやらなりそうな雰囲気だということ。海外勢もいまのところ、それ以上下を狙ってるような動きにはならないかも。
だがもちろん曲者なのはドル円で、¥106.85が下値に成るかどうかは、いまのところ判断できず。日銀は利下げはしない。いや、できない。せいぜいこのままETFと国債を買うのみ。
そのことを海外勢がどう評価するかで今後が決まるような気がするね。
前場の収支:+¥25,690,000
前場の独り言
流石に昨晩は胃が痛くなった。寝不足は体調に悪いことは十分に分かってるけど、これが仕事だと思ってしまうと、ある種の義務感がむくむくとしてきて、寝れなくなるんだよ。そして昨夜の値動きをされたら、読み通りというか、FRBがファンダメンタルズの悪化に挑む決意をした!みたいな非常にメモリアルな場面で、どうしてもザラバを見ていたかったんだ。
けれど、一晩たって日本市場やアジア市場が何事もなかったような動きをしていることにも少々面食らってる。たしかに、日本市場はこれ以上下げない、という意思が働いているからね。
例によって中国が、新型コロナの感染はピークアウト、という演出通りの数字をだしていて、なんとなくこれで峠越えみたいな雰囲気が出つつあるのかも。
相場全体がそういう方向に傾くと、今夜の米国市場は改めてFRBの利下げ効果を織り込む格好で戻る可能性が高い。つまり、そうした今夜の米国市場の動きを予想した強さ、が日本市場には出てきてるといえる。
まぁ、予断はもたず、相場の流れをじっくり見ることが大事な場面だね。
しかし気になるのは米国での新型コロナの感染状況と死者数・・・勝負をするか考え中!(苦笑)
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