劇的、歴史的相場:3月16日(月)前場

劇的、歴史的相場:3月16日(月)前場

日経平均株価 ¥17,449(△¥18)

後がない日米金融当局が腹を括って勝負してくることなど、滅多にない歴史的相場なんだ。

前場の相場概況

またしてもFRBが電撃的に利下げを断行してきた。利下げ幅は1.00%と言うことだから政策金利目標はFFレートで0-0.25になったのかな?プラス資産を大幅に増やすと言う、言ってみればQEモードに再突入ということ。

しかし、マーケットは「物足りない」「期待外れ」という反応のまま、CFDは急落して止まってる。ということはサーキットブレーカー?CFDにもそういうのあったんだ!?と言う感じです。

そこに追従するように、日銀が金融政策決定会合を前倒し!ということを発表。これで日米の金融当局が協調して金融緩和をやってくることがはっきりしたわけだけど、状況は俄然複雑になってきてる。

もしも、これで市場の反応がネガティブに出た場合、流石に金融当局の打つ手はもう残ってないから、どうなるんだろう?という興味だよ。

これで今の新型コロナに関する金融当局の認識が明らかになったということ。相当な危機感を持っていると言うことを、堂々と発表したようなもの。けれども、個人的にはこれで収まるとは思えないんだよねぇ・・・。

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だから、多少は戻すにしても、新型コロナ相場の第三フェーズみたいなものを誘発するんじゃないか?とも思えるんだよね。とにかく日米相場ともに元気よく戻れば戻るほどに、強烈な戻り売りを浴びそうで・・・。

そうなったらファンダメンタルズもくそもない需給だけの相場になってるわけだから、いろいろ通用するのかな?と疑心暗鬼になってくる。いずれにしても、今夜が新型コロナ第二フェーズのフィナーレであることは確かになったけどね。

前場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥397(▲¥0.1)
空売平均)¥399.8×42000
買戻)¥391.9×9400(+¥74,000
買戻)¥391.8×10600(+¥84,000
買戻)¥391.3×12000(+¥102,000
買戻)¥391.2×10000(+¥86,000

FRBがFOMCを前倒しして遂にゼロ金利のような状態になって、資産も増やすとなれば、米国の利下げの影響は海外運用の比率の多い銘柄は売られるという単純な見方で、恐る恐る売ったわけだけど・・・。何やらいた状況がコロッと変わってしまって、何か出たなとは思いつつ、買い戻しに走って、まぁ正解だったというところ。

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ちょっと調べれば、日銀が前だ押すということで、こんなのは日米の金融当局が連携して何かをやらかしてくるということ。ならば、売りっぱなしでも面白かったのかもしれないと思いつつ、ここはじっくりと相場を見ることにした。

まぁ、どうせ資産の買い入れしかできないだろうし、万が一マイナス金利深堀なんかやってくるとそこはもう全力で売らないと仕方ないと思いつつ、腹は括れてる感じ。正午からの日銀の発表が楽しみ。


7203 トヨタ ¥6,083(▲¥1)
空売)¥6,079×4000(含み損¥16,000

さてトヨタは担がれたまま我慢中。というのも、日銀が何かをしてくるとすれば、金利を弄らない限り、一気に円高になるとしか思えないから。

為替は完全に様子見モードに入ってるし、自動車に半導体に電子部品にと売る銘柄には不自由しないしね。まぁまぁ、昼待ち。


4324 電通 ¥2,080(△¥45)
空売)¥2,083×3000(含み益¥9,000
空売)¥2,075×1000(含み損¥5,000
空売)¥2,069×4000(含み損¥44,000

電通は、もう完全に東京五輪は中止はないにしても延期は必至の情勢になってるんで、寄り前から売るつもりだった。買いが強いと感じた時はもう担がれてたけど、日銀がなにをしても、関係ない!ということで売り追加で対応。

でも相場のことだからどうなるのかは、まったく分からんけどね。

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4755 楽天 ¥693(△¥21)
空売平均)¥692.0×8000
買戻平均)¥699.0×8000(-¥56,000

今日は楽天の気配が強くて、売ってみたら、なんだか買いが強いんで・・・。そうしたら日銀の話になっていて、これは買い戻しておいた。これも、無理に買い戻す必要はなかった感じだけど。


前場の収支:+¥200,000


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前場の独り言

さてさて、なんというか手術したのが12日で、今日また相場やってる自分が本当に大馬鹿ものだと思う。しかもまだまだ何度も手術をしなきゃならない身の上ということだから、大馬鹿ものじゃ済まないのかもしれない。最近は専業主婦をしてくれてる女房も、呆れてるというかね。ある意味元気なので安心感もあるのだろうけど、やはり「この人大丈夫?」みたいな表情が時折浮かんでるもの(苦笑)

でも、昨夜はなんというか万が一のことを考えて、遺書を書いてみたり、後のことをいろいろ指示しておきたいので、文書にしたり・・・。何をやってるんだかね。それに特養に入居してる2人の介護老人のこともあるし、もちろん最も心配なのは、子供たちと別れた女房のことだけどね。

そういう意味では、俺にとってはこんなヤクザな博打のような相場であってもれっきとした仕事なんだよね。仕事なら最後まで全うするのが筋だろう。

そんな時、こんな歴史的なシーンを体験できて、本当に幸せとしか言いようがないのよ。何と言っても楽しいからねぇ・・・・。世間の感覚では本当に馬鹿野郎なんだろうけど、俺はバカで人生を全うする覚悟なんだよな。

それにしてもムカつくのは中国だ!

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