ダウCFDの怪しい動き：4月23日（木）前場

日経平均株価　￥19,265（△￥128）

新型コロナ、ピークアウトへの期待感は、日本よりも米国が先行

前場の相場概況

前場の日本市場はGU後、売りが先行した。その売り方だけど、どうやら個別に独自のポジション調整が出てるような感じ。この前場での値動きは、結構今後の参考になりそうな感じがする。

どうやら米国は、経済再開に舵を切りそうだ。ということは、新型コロナにある程度目途が立ってきたということかもしれない。かもしれない、という意味は、詳細情報は発表できないけれど、専門家はあからさまに反対はしていないということかも。

しかしその前に、新型コロナは今年米国で年末年始に大流行したインフルエンザに大いに関係しているのではないか、という情報もある。それがあるから、米国は大規模な抗体検査に舵を切ったわけで・・・。

インフルエンザが新型コロナだったら、相当数の米国民に抗体があることになる。そうなると感染拡大はピークを過ぎた、という判断は正しいかもしれないからね。

そしてもう一つ、米国でも英国でも新型コロナワクチンが異例の扱いを受けて、5月、6月に量産開始可能という情報も出てきた。仮にそうなると年内には広くワクチンが出回ることになるし、コロナ収束に完全に目途が立つ。

決算前なので今、どういうポジションを取ったらいいのかわからんけれど、すでにロングは動き出してるんだろうね。

9984 ソフトバンクG　￥4,396（△￥19）
空売平均）￥4,516×14000
買戻）￥4,467×14000（+￥680,000）
空売平均）￥4,452×8000（含み益￥440,000）

しかし、何故にここまで激しくGUするんだ？と言うくらい。気持ちの中ではどうせ売られるのに、と思いつつも嫌～な感じがして、朝寄りで買い戻してしまった。一発130も遣られると、何か気分が萎えてくる。それでも戻りを売ってみたけど、大して気合が入ってない！

6758 ソニー　￥6,777（△￥34）
空売平均）￥6,728×12000
買戻）￥6,767×12000（-￥480,000）
買平均）￥6,734×8000（含み益￥340,000）

3日続落して今日も売られるってのはないと見て、朝寄りでロスカットしてさらに売り物が来たところを買い下がってみた。しかしこういう売られ方は、やはり連休前のポジション調整ってことかもしれない。相場全体として5月をかなり意識し始めてるな、という気がする。

そしてその5月だけど・・・まぁ、決算でどうなるのかにもよるだろうけど、ソニーとて、今期見通しは回避するだろうと思う。そうなったときに、どういう評価をされるんだろう？でも主力の中ではソニーが最も個人投下に信頼されてるだろうけど。

7270 SUBARU　￥2,005.0（△￥36.5）
空売平均）￥1,997.0×16000
買戻）￥1,983.5×16000（+￥210,000）

7203 トヨタ　￥6,520（△￥20）
空売平均）￥6,478×12000
買戻）￥6,553×12000（-￥900,000）

7201 日産　￥342.1（△￥4.7）
空売平均）￥344.2×68600
買戻）￥340.8×68600（+￥230,000）

自動車が買われる地合いには見えなかったけど、3銘柄ともにGUスタートなので、何があるのか分からないというのもあって、朝寄り手仕舞いしてしまった。前場のこの中途半端な上昇は、日本株が米国市場を追いかけられなくなってる証拠かも。けれど、そのおかげで助かったってことかもしれない。

本当にこの相場、値動きを予想するのは難解極りなし、といった感じ。本来手を出して勝てる相場に見えないんだよなぁ・・・。後場は、もう一度くらい買いが入るかもしれんね。まぁ、ダラダラ来てるんで無理かもしれんけど。

前場の収支：-￥550,000

なんだかなぁ・・・結局メインの半導体とか金融がまったくだめで、商社や自動車が高いというのは、どうも納得できない。しかもメーカー系が結構高いというのは、新型コロナは収束が近いというような、ポジション取りをするつもりみたいだけど・・・。

しかも昨夜SOXが5.88％もすっ飛びなのに、日本市場は半導体が弱い。こういう相場はとにかく萎えるね。

とにかく日経平均も、おかしな動きをしてるし、今日後場になって結局下げました、なんてことになると、いよいよ日本市場は米国市場との連動性が薄れてくる。

そして何よりいやらしいのは、このところの日本時間を意識した作為的な米国ダウCFDの値動きなのよ。なんか、こうなってくると後場先物に叩きが入る準備してるように見えてくる。

ちょっと要警戒かもしれんね。