安易に上値を追えない相場:7月20日(月)前場

安易に上値を追えない相場:7月20日(月)前場

日経平均株価 ¥22,616(▲¥80)

上値が重い理由を考える必要があるかもしれない。

前場の相場概況

先週末の7月ミシガン大学消費者態度指数が予想外?の弱さを見せて、若干米国の消費が陰ってきたという印象を与えたことは、安易に見過ごすべきじゃないという印象。クドローNEC委員長も7月が悪化することを否定していなかったし、今後の景気動向は新型コロナ如何とコメントしていた。

確かに米国は、新型コロナの感染拡大が手が付けられない状況に陥っていることは確かで、日曜の感染者数も思ったようには減らなかったという感じ。6万人台で定着してしまうような、そんな印象さえある。今の株式相場は、新型コロナが影響するという予想を完全に裏切っていて、大きな影響はないと思われるが・・・。

いずれにしても、今週は今までのようにはいかないだろうと思うし、十分に上値を抑える要因にはなると思う。しかし、納得できないのは日本市場のほうで、決算前とはいえいくら何でも米中の経済状況を無視しすぎていると思う。

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そして、米国が今後対中政策において、どのような行動に出てくるのか、をそろそろ想像しておく必要もあるだろう。日経平均¥22,500は鉄板といわれているけれど、それがかなり怪しいとみるが・・・。

前場の取引とポジション

9984 SBG ¥6,220(▲¥195)
空売)¥6,560×2000(含み益¥680,000
空売)¥6,555×2000(含み益¥670,000
空売)¥6,490×4000(含み益¥1,080,000
空売)¥6,485×2000(含み益¥530,000
空売)¥6,480×4000(含み益¥1,040,000

大きくGUスタートとなったSBGだが、とにかくここはいろいろと問題が多すぎる。米国の影響を真っ先に受けそうな気配になってきて、そろそろ買い方も離脱するかもしれないと思った。

離脱してるかどうかはわからないけれど、とりあえず大陰線になった。

なので、ここは強気で朝寄りから追加して勝負に出た。詳しいことは書けないけれど、米国の5G排斥や中国企業との繋がりからして、米中対立のあおりをモロに受けそう。

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8316 三井住友 ¥3,075(▲¥7)
空売平均)¥3,151.5×20000
買戻)¥3,078×20000(+¥1,440,000

今日のような相場でメガバンクは堅い動きをするのは目に見えていたので、朝寄りで利食いしておいた。


7203 トヨタ ¥6,787(▲¥26)
空売)¥6,841×4000(含み益¥216,000

空売)¥6,840×2000(含み益¥106,000
空売)¥6,839×3000(含み益¥156,000
空売)¥6,838×1000(含み益¥51,000
空売)¥6,833×2000(含み益¥92,000

7201 日産 ¥426.5(▲¥13.0)
空売平均)¥444.5×48000(含み益¥864,000

7270 SUBARU ¥2,259.5(▲¥37.5)
空売)¥2,339.5×4500(含み益¥360,000

空売)¥2,331.0×2000(含み益¥143,000
空売)¥2,330.0×1500(含み益¥105,750
空売)¥2,321.0×1000(含み益¥61,500
空売)¥2,320.0×2000(含み益¥121,000
空売)¥2,318.0×1500(含み益¥87,750
空売)¥2,317.0×2500(含み益¥143,750

今日は自動車セクターは、買われるか放置されるかのどちらかだと思った。しかし、地合いがそれほど強くないわけで、その状況で買われるのは半導体、電子部品だと思っていたので、前場は手を付けなかったんだが・・・。

だが弱い原因は輸出の不調にあるらしい。

トヨタは強い。しかし、日産は武漢の大洪水を受けて、影響が懸念されて当然で、SUBARUは米国の新型コロナの感染状況を意識してる。なので、前場に買い戻しても仕方ないと思えた。

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6758 ソニー ¥8,127(△¥12)
空売)¥8,115×4400(含み損¥52,800
空売)¥8,113×1000(含み損¥14,000
空売)¥8,110×4600(含み損¥78,200

6752 パナソニック ¥1,017.5(▲¥2.0)
空売平均)¥1,015.4×34000(含み損¥72,000

6501 日立 ¥3,513(▲¥10)
空売)¥3,562×4000(含み益¥196,000
空売)¥3,553×4000(含み益¥160,000
空売)¥3,523×4000(含み益¥40,000

さて米国は、ファーウェイを含む中国ハイテク5社を完全に排斥する方針を打ち出したわけで、この三社は中国頼りの事業形態を持っている以上、買い戻す気になれなかった。

もちろん相場は、米中対立を意識しているわけではないにしても、必ず近い将来米中対立の影響を受ける。少なくとも米国は、8月までに中国進出の米系企業に対し、国内回帰を推奨し始めている。

それがどういう意味なのか、考えるとおいそれと買い勝負ができるはずもなし。


6098 リクルート ¥3,502(▲¥101)
空売)¥3,596×4500(含み益¥423,000

4324 電通 ¥2,547(▲¥40)
空売)¥2,586×4500(含み益¥175,500

さて米国以上に国内の新型コロナ感染者数が取りざたされた週末。内需主導の企業は、警戒感が出るかもしれないということで、メインの株価ボードにあるこの2社を寄り付きから売ってみた。

もちろん内需系企業は売られてるんで、一応失敗はないと思ったので、後場へ持ち越し。

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前場の収支:+¥1,080,000


前場の独り言

昔、パラダイムシフトという言葉が流行った。物事が革新的に変わるという意味なのだが、この週末はいろいろ調べて、まさに今がパラダイムシフトだと思い始めた。

その辺のことは記事にしようとして書きかけたけど、まとまらなくてアップできなかったが、何やら新型コロナの最中ではあるけれど、今年中に世界が大きく変わると思っている。

その意味では、新型コロナで傷ついた世界経済を、コロナ前の状態に戻そうとしている、各国の政策は、ある程度まで行くと頓挫すると思う。

株式市場は堅調な戻りを演じているけれど、ここにきて急激に上値が重くなる感じがある。

やはり、どう考えても、新型コロナ相場は、従来型にはならない気がするし、もっと言うと株式投資そのものの在り方が大きく変わる可能性もあると思った。

頑張って記事を今日明日中には書き上げますので詳しくはそちらで。

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