半導体・電子部品買いは怖くないのか?:7月21日(火)前場
- 2020.07.21
- トレード日記
日経平均株価 ¥22,856(△¥139)
半導体・電子部品で買い先行・・・だが(米中対立での)反動が怖い
前場の相場概況
昨夜の米国市場はNASDAQが大幅高となって、SOXも大きく上昇した。その陰に隠れて、というわけではないけれどS&P500も0.84%の上昇となって、米国内での新型コロナ感染者数が頭打ちになっていることを好感した形だと思う。
その状況を受けた形の日本市場は、半導体・電子部品・ゲーム関連などが上昇して日経平均の上昇をけん引した形。ということで、自動車、金融、電気等バリュー株は全く買われないという極端な相場模様になっている。
そんな状況のなかで、米国は着々と中国制裁に動いている。ファーウェイをはじめとするハイテク5社への締め付けに加えて、中国11企業に対し輸出禁止措置を課すということ。
それに先立って、対象の中国企業の幹部に対し入出国制限を課すことも決定済みで、さらには中国共産党員とその家族の入国禁止と国外退去命令までも検討しているとされ、いよいよ米中対立は本格化の兆しを見せ始めている。
さらに、香港平和維持法案で香港弾圧を推進した中国共産党幹部の米国内資産凍結、さらには取引銀行への取引排除命令も行われる様相となって、邦銀も少なからず影響を受ける可能性がある。
株式市場は新型コロナは無視できても、米中対立は無視できないはずなのだが・・・。
前場の取引とポジション
9984 SBG ¥6,459(△¥187)
空売平均)¥6,505×12000
買戻)¥6,372×12000(+¥1,596,000)
空売)¥6,472×4000(含み益¥52,000)
空売)¥6,470×3000(含み益¥33,000)
空売)¥6,468×2000(含み益¥18,000)
空売)¥6,467×2000(含み益¥16,000)
結構強烈なGUを食らって昨日後場の売りポジを公開しながら、青菜に塩で買戻し。それでもまだ含みが残ったのでラッキーと。ここまで来てると、なかなか株価は下がらないもんだ、と実感。
それでも、米中対立の情勢を見ていると、必ず大口はこのタイミングで引くだろうということで、再度ポジションを建てた。
6758 ソニー ¥8,390(△¥141)
空売)¥8,230×4000
空売)¥8,235×2000
空売)¥8,249×4000
買戻)¥8,358×10000(-¥1,194,000)
空売)¥8,430×4000(含み益¥160,000)
空売)¥8,429×4000(含み益¥156,000)
空売)¥8,428×1000(含み益¥38,000)
空売)¥8,427×1000(含み益¥37,000)
調子こいて昨日売りポジを建てて、見事に担がれてしまったソニー。ソニーが中国とのかかわりが深いことは、株式市場では問題にされないのか?という疑問はあるにしても、昨夜の米国でハイテクがこれほど買われるとは・・・。
がしかし、どう考えても今夜は反動が出るだろうし、いよいよ中国企業に対する取引制限を視野に入れないといけない事態になると予想。懲りずに売りポジションを建てた。
7203 トヨタ ¥6,770(▲¥24)
空売平均)¥6,838.7×12000(含み益¥820,000)
7201 日産 ¥424.9(▲¥1.4)
空売平均)¥444.5×48000(含み益¥940,000)
7270 SUBARU ¥2,260.0(▲¥7)
空売平均)¥2,327.6×15000(含み益¥1,010,000)
買)¥2,250.0×2500(含み益¥25,000)
買)¥2,248.5×1000(含み益¥11,500)
バリューセクタ、景気敏感セクタということで、全く買いが入らない自動車。しかし、トヨタ・SUBARU連合は、かなり健闘しているんじゃないか、ということで、そろそろ買いを視野に入れようと思ってる。
米国で、新型コロナが落ち着きを見せれば、真っ先に買われるセクターだとは思うけどね。ただ日産、ホンダはその場合でも買いづらいだろうね。
6752 パナソニック ¥1,008.5(▲¥5.5)
空売平均)¥1,016.3×42000(含み益¥320,000)
じっと耐えて中国の話題が出るまでは我慢、というつもりで入るけれど、まぁ、やられそうならさっさとポジションを閉じる準備はしているよ。
買い方が強い銘柄なんで、油断も隙もないからなぁ・・・。
6501 日立 ¥3,478(▲¥22)
空売)¥3,562×4000(含み益¥336,000)
空売)¥3,553×4000(含み益¥300,000)
空売)¥3,523×4000(含み益¥176,000)
さて日立。ここも真っ向中国関連。経営陣は強気でいるけれど、国内主力のなかではもちろん米中対立のあおりを最もうけるであろう銘柄。
いい加減に親中を改めないと、ひどいことになるよ。
前場の収支:+¥150,000
前場の独り言
いかなバリュー株とて、メガバンクが弱いなぁ・・・。三菱UFJはまたしても¥410台の安値圏に逆戻り。こういう状況を見ると、いま金融はいろいろ香港をめぐる米中対立で何かありそうだ、ということで敬遠されてるのかな?と思うね。
だとすれば、安易に買いついたりすると痛い目にあいそうで、前場指値してみたけどキャンセルして自重した。この辺を持ち上げるには外資の力がないと無理だしなぁ・・・。
でも自動車はどうなんだ?と。地合いが悪化したときに、やはり売られるんだろうなぁ、なんて考えてしまうよ。とりあえずSUBARUを買い始めてるわけだが、両建てでもいいかな、と思い始めてる。
そうやって悩まないとポジションが建てれない相場だし、思い切り建てたところで、はまってもリターンは知れてる。本当につまらないというか、俺にとっては取り様がない相場になってるし。
でも個人投資家は結構元気。小型株はよく上がるしね。うらやましいよ。
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