デイトレで勝つにはこの教則(講座)で体質改善が最短!
人間は「なくて七癖」と言われるように、無意識のうちに動作してしまう癖や考えることなく条件反射のように物事を決めてしまう癖がいくつも思い当たるのではないでしょうか?それが普段の生活の中で、思わぬ成功をもたらすこともあれば、大失敗をしたり、自分の周辺の人たちに嫌な思いをさせたりすることもある・・・。自分の癖で、思わぬ結果を招いてしまった時、成功体験ならばニヤリとして次も同じ成功を、と期待したりするものですが、多くの場合は反省して自分の癖を直そうとしますよね。けれど、癖というのは無意識の産物であるだけに、気が付くと同じことを繰り返しています。そして多くの場合それは失敗で、時には取り返しのつかない大失敗ということもあるので、始末が悪いです。
ザラ場のトレードで何度も痛い目に・・・
株式投資では私の場合もこれまでに無数の失敗を繰り返してきましたが、特に損切した後にリベンジしようとする癖には、毎回自分ながら手を焼いています。今でもその癖は治らずに「ロスカットを強いられたら、必ず同じ銘柄でリベンジしておかないと負け癖がついてその銘柄では勝てなくなる」という思い込みに襲われるんですね。それは全く根拠のない思い込みだと思うのですが、それが時として致命的な損失をこれまでに何度も出すことになったわけです。
自分の投資手法は基本的にワンナイトの持ち越しで勝負を決める「ワンナイトギャンブル(自ら命名)」なのですが、もちろんその時の地合いによっては買い建ても売り建てもするわけです。でも基本的には自ら「売り坊」と宣言している通りショートポジを持ち越すことが8割型というスタイルなのですね。理由は「ワンナイトという短期スパンを考えると上昇よりも下落の幅が勢い大きくなる」という経験則です。また地合いの悪化、センチメントの悪化を予想する方がイージーだという理由もあるんですが・・・。
例えば、前日のショートポジが翌朝の寄り付きで踏み上げられてロスカットします。この場面ではその後の展開を決めつけずに少し冷静に判断しないといけないわけですが、そういう場合「売り癖」がすぐに鎌首をもたげてきて、株価がさらに上昇したところで再度売り建てるか、または寄り付き後のの板が弱いと感じた場合、ロスカットと同じような位置でも条件反射的に売り玉を建ててしまう癖があります。
けれども相場が強気に傾いていると、GU(ギャップアップ)からでも十分に上値を追うわけで、その後の押し目は押し目であってさらにそこから上値を追うと言ったことは頻繁に起こります。そうなるとどうなるか?と言えばロスカットをさらに2度、3度と繰り返して、心が折れたときには損失が当初ロスカットの3倍にもなっていた、という惨めな思いをするわけです。でもそれでもまだ、売り目線でザラ場を見てるわけですから、自分でも呆れてしまいます。
そのほかにも日中足で移動平均を割ったら売り建てる癖や、勝負処で成行買いが出来ず、押し目で指して買いの好機を逃す癖、等々思い当たるだけでもいくつもあって、それで痛い目を何度も見てきました。
変な癖がつくとデイトレでは致命傷
私の場合、デイトレは極めて有効だと思っていて、ワンナイト持ち越しで翌朝の寄り付き決算を基本に考えますから、地合いやセンチメントの流れが見やすいという強みがあるわけで、それを利用してさらにポジションを建てることもしばしばです。けれどもそういうポジションは、ワンナイト持ち越しを前提にしていないので、基本的には日中決済をしてポジションを閉じます。もちろん後場に持ち越すことがあっても、当日の米国市場を予想してポジションを継続するか決めています。
そこでも失敗の連続のようなもので、「デイトレはリスクは小さいけれど技術的に難しい」「手仕舞いのタイミングが分からない」等々連日悩んでいや時期がありました。前記した通りの癖も手伝って、4、5年前までは本当に良くやられました。ワンナイトで多少の利食いが出来てもデイトレですべて溶かして結果的に大きなマイナスが出てしまって。そんな時は金額的なダメージも大きいですが、精神的に委縮してしまう方がもっと辛いわけです。
けれども、例えばワンナイトで逆目に出て担がれた時、果敢にドテン買いを入れる、ことで何度も救われたこともあるんです。デイトレならば、ノーポジションからザラ場に臨むわけですが、こんな時のデイトレは所謂苦し紛れのデイトレであるだけに「いつもの癖」が出る暇がないんです。しかも相場全体の地合いやセンチメントの流れが見えているだけに、意外なほど成功率は低くない。なので、ピュアなデイトレでは、全く勝ち抜く自信がないんです。いまだに意識の中に「デイトレは難しい」という感覚が摺り込まれているのでしょうか。とにかく変な癖がある場合、デイトレで勝ち抜くのは不可能だと感じています。
画期的な時間に対する考え方との出会い
私は少なくとも4年前までは、ザラ場における時間の概念がなかったと思います。けれどもそれ以降、毎日ザラ場に向かう生活が続いていると、なぜか同じような時間に同じような動きをする場合が多い、とか動き出す時間がだいたい決まってるとか、そうしたザラ場での時間に対する見方がある程度できつつありました。そんな時に、今はなき師匠の「売りは9時半、買いは10時」という言葉を思い出しました。
証券会社や機関投資家から委託された信託銀行の動きなど、さらには外資系の動きも含めて、当日の準備が必要で、前日に指示が出来るものは、寄り付きから動けるので、「売りは9時半まで」「買いは10まで」となることが多いとか。野村証券OBの師匠はその辺の内部事情を熟知していたのだと思いますし、何度か説明も聴いた記憶もありました。
確かにある程度機械的にそんな典型的な動きをする相場に何度も直面すると、その場面では需給やらセンチメントよりも時間的なタイミングが優先するのだな、と感じることになったわけです。これがもしも時間に対する観念がなければ、9時半からさらに下がると思ってショートしたり、10時前にさらに上がると思って買ってみたりしたら・・・デイトレの勝率は極端に少なくなるかな、と思います。
そうこうしているときに、メインブログを「株・修羅の道」から今の「Kabusyura-Honnke」に移行したのですが、その折にいくつか有効な「株式投資の手法」をご紹介しようと言うことで、「師匠の教訓」とともにコーナーを設置したわけです。その際様々な教材を研究し、情報商材ではない本格的な教則本であると判断したものを厳選しました。暇と時間があればコツコツと私にも書けるかもしれませんが、体系的に整理され経験に基づいた投資手法の一つを合理的に説明してくれるものとして、スイングトレード用とデイトレ用の2教材を選んだわけです。一つは「相場師朗氏のショットガン投資法」であり先日改めて記事を書きおろして紹介させていただきました。
詳細は記事を参照いただくとして、今回はデイトレがテーマですから、前回ご紹介した記事をまずはご案内いたします。
柴垣英昭氏が主宰する柴垣デイトレード塾の教則本ですが、この中に銘柄をある程度固定すること、と言ったデイトレードの基本とともに「デイトレはチャートではなく時間で見る」という項目をしっかりと設定していることに感動したわけです。プロのディーラーとして活躍されていた方が、きっちりとそれを教えてくれる教則は、他には見当たりません。
まるでデイトレもテクニカルで勝てると言わんばかりの物が多いなかで、真理を突いているな、と感じました。もちろんこの教則本ならば、株式投資全般のノウハウも網羅されていて、情報量は多少多いかもしれないですが、どれも有益な内容と思います。
本物のデイトレード教則本
世の中には情報商材と言って半ば詐欺的な内容で、儲けてしまおうという悪質なものがアフィリエイトされていますし、YOUTUBEにしても広告収入のために単なる相場の感想を述べているようなものも多く見受けられるのは事実です。もちろん、たとえ優れた情報やノウハウであっても実践して上手く行かなかった人の評判は良くはないでしょう。
特に株式投資の教則の場合、内容をどう捉えるかで180度評価は変わってしまうもの。しかし、不確実な投資の世界にあって、合理的な考え方で理路整然と整理された内容であることは、極めて重要かつ貴重であると私は思います。私が運よく株式投資で上手く凌げた理由は、もちろん師匠の存在があってこそ。その師匠も必ず予想した通りにはなりませんでしたし、もちろん負けることもありました。
でも、最も重要だったのは株式投資というものを直接教えてくれたことであり、そうした数々のノウハウを得られたことがもっとも大きかったと思っています。なので、ご紹介するスイングトレード用の「ショットガン投資法」とこのデイトレ用の「柴垣デイトレード塾」は、私が師匠についた学んだのと同レベル、またはそれ以上の濃い内容であると思っています。
ちなみにこの「柴垣デイトレード塾」は、日本の株式投資業界の重鎮であり、知らない人はいない北浜流一郎氏と柴垣氏の親友であり元証券ディーラーで現在株式評論家として活躍している大岩川源太氏が、推薦状を添えています。堂々と名前を出して推薦されている以上、変な商材であるはずがないと思います。
今回改めて、自信をもって紹介させていただきます。