混沌・グチャグチャの株式市場

混沌・グチャグチャの株式市場

週末の米国市場、ダウは▲$134で引けたけれど、日経平均CFDは¥177もどして昼のマイナスを打ち消した。トランプ大統領が新型コロナ感染のニュースで急落した分をあっさりと回復してしまったという動き。大引け間際にダウは$100以上垂れたけれど、日経平均CFDは逆行したんだよね。この辺りがよくわからない。

昨夜の米国市場のザラ場中に、急騰したのは「バイデン候補は陰性」という発表があったから。しかしちょっと考えると、テレビ討論のあとにバイデン有利でそうばが急落したことと完全に逆行してる。この動きには全く納得できないというか、米国市場のヘッジファンドや短期筋あたりの投資行動はもうメチャメチャになってる気がするよ。

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日本市場は安定しているのは、やはり海外勢が売ってこないから。買いの要素はほとんどない日本市場だから、ここから中間決算本格化する月末~11月中旬までは、強い動きには成らないだろうし、押してもいい局面だと思うけど、海外勢を売ってこない限りは、下がらないらしい(よくわからんけどね)。

というわけで、偶然にも勘に頼って売り建てた玉は、昨夜の日経平均CFDによって完全に担がれたわけだが・・・。さてそんな状況で、またぞろニュースが飛び込んできた。

トランプ大統領が一夜にして高熱となり状態が急変して緊急入院し、未承認の治療薬まで投与という事態になった。74歳という年齢を考えても、持病がないはずもないし、下手をすれば重篤な状況に陥る可能性は否定できない。これは本当に大変なことになった、と考えた方がよさそう。

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しかも悪いことに、トランプ陣営の選対本部長であるビル・ステピエン氏も、エアフォースワンに同乗してて感染したことが明らかになった。ならば代役ということで前回の選挙の選対本部長(元大統領顧問)を、と思ったらそのケリーアン・コンウェイ氏も感染してしまったという・・・。

しかも今後、ホワイトハウスの関係者がさらに感染ということもあり得るだろう(ポンペオ国務長官、ムニューシン財務長官は陰性だったらしいけど)。

そうなってくると、事実上トランプ陣営の選挙活動はほぼ停止状態になったと言えるんじゃないか?しかも、トランプ氏本人が重篤の懸念があるとなると、この投票日までの1か月間、何もできないんんじゃないか、と。

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しかし反面、日本なら同情票を一気に集めて、当選ということもあり得るけどね。そこは米国民の心理で、どうなるかよくわからないけれど、万が一、ということになれば、当然来年の1月まではペンス副大統領が代役を務めるだろうけど、選挙でバイデンが勝てば、やはりバイデンになるのかな。

民主党がいかな大型の対策予算を通しても、バイデンは高額所得者と法人税増税(22%→28%)を宣言しているので、はたしてそれを市場は歓迎するのかね?ということになってきて、またぞろ株式市場は混乱するのは見えている。

まぁ、そうやって刻一刻と状況が変化しつつあるわけで、とりあえず日経平均はプラスに回復したものの、月曜の朝は本当にどうなるかわからない。もう、株式相場もぐちゃぐちゃだな。

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