買える状況ではないのでは?:4月19日(月)後場

買える状況ではないのでは?:4月19日(月)後場

日経平均株価 ¥29,685(△¥2)

気が付けば懸念だらけの日本市場・・・売りポジを作られてるような膠着だが・・・

後場の相場概況

後場、買われたセクターは、船、半導体、電子部品くらいなもので、後ははっきりと売られてたような感じがした。結局好調なセクターがあって日経平均はなんとかプラスで引けたヨロヨロ相場だったけど、実質的には結構なマイナスだったような気がする。

買い材料と言えるのは決算期待と海外勢の買い期待のみ。しかも値動きのいい小型株に個人投資家の資金が集中しているから、主力は海外勢の草刈り場になりそうなそんな予感もある。

個人的には今の日本市場に対し、期待はほとんど持っていないし、そのことは週末に記事にして書いた通り。

しかし、週の始めから株式市場は懸念を無視しているようで、特に後場の相場には強烈に違和感を感じながら見ていた。こんなまったりとした方向感の出ない相場は、買いやすいけれど「買ってはいけない」と言うのも師匠の口癖だったような気がする。

株と言うのは売るなら下がるし、買うなら上がる。けれども例えば自分が投資主体であれば、買い上がりたくないし売り下がりたくもないはず・・・。投資家は(海外勢も国内勢も)そうだろうから相場が膠着する。けれどもそれは方向感を持ているからできるのであって、次の局面で勝負するつもりがないなら、大人しくしていた方がいい、と言われたもんだよ。

しかし、ここまでネガティブなファクターに取り囲まれているにも関わらず、方向感がないって・・・違和感の塊でしかない。俺としては記事通りに投資家が「決算勝負をしてもいいと感じる位置」まで突っ込むと思っているからね。

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後場の取引とポジション

4063 信越化学 ¥19,375(△¥380)
買)¥19,000×500
買)¥18,980×500
売)¥19,375×1000(+¥385,000
空売)¥19,375×2000(変わらず)
買)¥18,970×500(含み益¥202,500
買)¥18,950×2000(含み益¥850,000
買)¥18,920×500(含み益¥227,500

3436 SUMCO ¥2,839(△¥152)
買)¥2,720×10000
売)¥2,839×10000(+¥1,190,000

終日強い動きだった半導体セクタでも、やはり素材系のトップ企業はいい感じだった。人気はエレクやアドバン、スクリーンなどの装置関係だけど、結構競争相手もいるからね。

勝負銘柄と思ってる信越は、今週玉を現物に振り替えられるタイミングが来るかな?ということで、ポジションを落とした。そしてSUMCOの方は利食いした。基本的にSUMCOはウエハだけだからね。どうなるか分からない怖さがあるから。

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5706 三井金属 ¥3,720(▲¥10)
買)¥3,750×2000(含み損¥60,000
買)¥3,745×3000(含み損¥75,000
買)¥3,740×4000(含み損¥80,000

買)¥3,730×3000(含み損¥30,000
空売)¥3,790×4000(含み益¥280,000
銅市況が好調で、どんな決算を出してくるのかが楽しみだけどね。ただし今期予想は保守的なのを出されると・・・。思い切り保守的な会社だからなぁ・・・(苦笑)


9983 ファストリ ¥89,340(▲¥890)
空売)¥90,150×100(含み益¥81,000

空売)¥89,950×500(含み益¥305,000
空売)¥89,900×200(含み益¥112,000
値動きに関しては予想がつかない部分があるので何とも言いようがないが・・・。

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9201 JAL ¥2,203(▲¥83)
空売)¥2,230×4000
空売)¥2,227×3000
空売)¥2,222×2000
空売)¥2,212×3000
空売)¥2,210×6000
買戻)¥2,230×18000(+¥287,000

9202 ANA ¥2,370(▲¥89.5)
空売)¥2,423.0×4000
空売)¥2,400.0×6300
買戻)¥2,370.0×10300(+¥401,000

両銘柄ともに世界的な新型コロナ変異種の感染拡大を嫌気してとうとう大陰線で75日線を割り込んだ。しかるにここから下となると、やはり考えが甘かったというこかも。後場寄りで売ってなかなか追撃できなかったので、ヤバイとは感じていたよ。なので大引けで買い戻して手仕舞いした。


本日の収支(前場・後場合算):+¥3,550,000


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雑感彼是

いよいよ、こんな記事がで始まったねぇ・・・。モルガンの勝手な予想記事だけど、タイミングとしては3月のFOMC後に絶好調な景気指標が相次いだし、この調子では4月の雇用統計もまたまた改善するのはほぼ間違いない。そうなると、そろそろジャブジャブを押さえにかからないと、という心理は当然働くだろう。

で、問題はパウエル議長からそういうニュアンスの発言が出たり、またはFRB理事からもう少し強めの発言が出たりすることで、今から円高はジワジワきて、5月中旬以降には加速するかもしれないと思ってる。

当然、プロならば円高は想定しているだろうから、日本株もポジションは徐々にその方向へシフトすると俺は見てる。

先々円高で日本株は高値追いなんていうのは、夢物語じゃないの?(苦笑)

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