四面楚歌：4月20日（火）前場

日経平均株価　￥29,150（▲￥534）

前場の相場概況

仮にそうだとしてもこれだけ日経平均が下がってくると、嫌～な感じになる。誰でもがちょっと売られ過ぎじゃないか？って感じてるだろうけど、こんな売られ方をされると萎えてきてしまう。

とにかくそういうセンチメントになるのは、目先でいえば新型コロナ変異種の感染拡大の影響であることは間違いないだろうしね。とにかく今回ばかりは、緊急事態宣言の効果も薄れてきてるし、感染防止対策の決め手が無くなってしまっている。そこで、一般のワクチン接種が今年の秋までずれ込むということになりそうで、そうなると菅政権はいよいよ御終いだろう。

ここは焦って手を出したところでそれほどいいことがあるとは思えないし、売りでも買いでもポジションを建てるのは行方を見極めてからの方が良い気がする。ただ売り崩されたことは間違いないわけで、そうならば後場に急激に買い戻される動きになってもおかしくはないと思うが・・・。

そんなことを考えると迂闊な売り建てはできないと、目下自重中！

前場の取引とポジション

4063 信越化学　￥19,050（▲￥325）
空売）￥19,375×2000（含み益￥650,000）
買）￥18,970×500（含み益￥40,000）
買）￥18,950×2000（含み益￥200,000）
買）￥18,920×500（含み益￥65,000）
ヘッジ売りを入れておいたことが今のところはなんとか助かってる感じ。この相場の行方は前場にまったく買いが入らなかったことで混沌としてきた感じ。多分海外勢は日本株でヘッジしているような、そんな気配さえ感じる状況だが・・・どう考えてもここでは動きようがない。厳しい相場だよね。

5706 三井金属　￥3,660（▲￥60）
買）￥3,750×2000（含み損￥180,000）
買）￥3,745×3000（含み損￥255,000）
買）￥3,740×4000（含み損￥320,000）
買）￥3,730×3000（含み損￥21,000）
空売）￥3,790×4000（含み益￥520,000）
ここもどうにもならないというか、こう相場が無暗に下げるとなると、手の出しようがなくなってくる。やはり読み通り、日本株はただでは済まなくなるのかも・・・。ダウCFDが堅調に動いてるだけに厄介だと思うね。決算まではまだまだ時間があるし・・・。

9983 ファストリ　￥87,600（▲￥1,740）
空売）￥90,150×100（含み益￥255,000）
空売）￥89,950×500（含み益￥1,175,000）
空売）￥89,900×200（含み益￥460,000）
ヘッジのつもりで売っておいたファストリが、こうも無抵抗に売られるとなると、この相場の動きをどう読んだらいいのかますます難しくなってくる。
週末予想した通り、かなり厳しい状況になりつつあるのか、確認するまではどうにもならない。

前場の収支：（変わらず）

雑感彼是

こんな地合いになっても、まだ船株は買われるんだなぁと感心するよ。日経平均はなんと75日線タッチしてきて、なおも5日線、25日線は完全に下向きに転換してる。こんな時上値を買いに行ってるのは、相当に決算期待が強い銘柄なんだろうね。

恐らく強気派は、この日経平均の位置で買っているだろうと思うよ。落ちるナイフは素手で掴むな！みたいなことが言われるけど、結局株は掌が血だらけになっても掴まないと勝てないのも事実。3月24日に75日線タッチしたときには、翌日物の見事に反発して見せた。値嵩株が売られるとか、日経平均からTOPIX買いへシフトだと言われたけれど、そこから8営業日で￥2,000弱の上昇になったわけで、腹を括って買った投資家は大きく利食いできているはずだ。

だが今日の場合は、直接の原因かどうかは不明ながら、やはり株式市場を取り巻くネガティブファクターが多すぎると思う。しかもここ数日米国ダウとの連動制は失われているし、むしろNASDAQを見てる気がする。

そこに円高傾向という日本市場にとって最も強敵が現れてるわけで・・・自動車だけでなく輸出企業はみなその影響を受けるだろうし、海外で運用している金融も影響があるだろう。輸入はいいのだが、新型コロナがガッツリと立ちはだかってるわけで・・・。

日本市場はまさに四面楚歌状態だからなぁ・・・。