リスクオフ！？理由は・・・：7月19日（月）後場

日経平均株価　￥27,652（▲￥350）

後場の相場概況

俺も、今夜は勝負と腹を括っての売り玉追加。基本的に先行きの景気懸念とかインフレ懸念で下げてるのではないと思っていて、もっと深読みすれば、やはり中国関連の懸念が根底にあると思ってて、近い将来の激変に備えたポジションの変更が下げを呼んでいると思うので。

前場にも書いたけれど、根拠は米国債10年物金利の動向で、今までの推移からして一貫してリスク資産を縮小に転じているんじゃないかと思わざるを得ないからね。それでなければ、どんなことをしてもこの金利低下は説明がつかないと思うんだ。で、ブルーム辺りも長期金利低下＝景気懸念という風に捉えて、下落の理由付けをやってるわけだが・・・。

それが、ますます強硬に共産党化、独裁化を志向している習近平の政策に関する警戒感だとするならば、極楽とんぼのように楽観して売り玉を持ってるなんて、俺には恐ろしくてできないよ。バイデン政権が中国投資（香港投資）を志向している米系投資機関に対し、要警戒とわざわざ発表するなんて、通常ではあり得ない。

政権がそういうことを言ったという事実をもう少し、株式市場は警戒すべきだと思うしね。ちょっと米国投資家の多くは、金融ジャブジャブボケに陥ってるんじゃないか！？

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥14,470（▲￥420）
空売平均）￥14,566.3×2020（含み益￥194,000）
後場になって戻り基調となってきたところを売り上がり。枚数を重ねないと旨味がないから、必死で指して疲れた。この局面は、今夜の米国市場が反発するか続落するかの1点勝負だから、俺は続落しないと、おかしいと思ってるから強気で行った。

6501 日立　￥6,340（▲￥199）
空売）￥6,565×2000（含み益￥450,000）
空売）￥6,564×2000（含み益￥448,000）
空売）￥6,563×2000（含み益￥446,000）
空売）￥6,560×2000（含み益￥440,000）
空売）￥6,340×4000（変わらず）
日立はこの局面で利食いモードに突入するか否かの瀬戸際にあると思う。もちろん今夜の米国市場次第だけど、ここは無謀にも引けで追加して勝負を賭けた。日経平均が￥27,652で普通なら戻るんだろうけど・・・今回はちょっと違うんじゃ？

7203 トヨタ　￥9,740（▲￥126）
空売）￥9,915×2000（含み益￥350,000）
空売）￥9,910×4000（含み益￥680,000）
空売）￥9,740×2000（変わらず）
日立同様、引けで追加して、相場の強弱を占うことに・・・。余裕こいて様子を見るみたいなコメントしてる場合じゃなくて、ここは勝負なんだけどね。

7201 日産　￥561.9（▲￥14.3）
空売平均）￥577.0×58000（含み益￥875,000）
下げいっぱい、みたいな値動きで少々落胆気味の日産。それでも米国続落を信じてるんで・・・。

7270 SUBARU　￥2,088.5（▲￥35）
空売）￥2,142.0×2000（含み益￥107,000）
空売）￥2,141.5×2000（含み益￥106,000）
空売）￥2,140.5×2000（含み益￥104,000）
空売）￥2,140.0×4000（含み益￥206,000）
空売）￥2,107.0×4000（含み益￥74,000）
空売）￥2,088.5×4000（変わらず）
日経平均同様にまだ下限に達していないと判断。引けで追加した。この先も半導体不足に苦しむことになるだろうからね。

6758 ソニーG　￥10,930（▲￥225）
空売）￥11,245×1000（含み益￥315,000）
空売）￥11,235×1000（含み益￥305,000）
空売）￥11,225×1000（含み益￥295,000）
空売）￥11,215×2000（含み益￥570,000）
空売）￥11,020×2000（含み益￥180,000）
ソニーは個人投資家の需給も考えて、厳しくなってるのは明らかなので。もちろん米国頼みではあるけれど。ソニーや半導体は後場寄りから売り追加だ。

8035 東京エレクトロン　￥44,550（▲￥950）
空売）￥45,500×1000（含み益￥950,000）
空売）￥44,650×500（含み益￥50,000）

6857 アドバンテスト　￥9,160（▲￥130）
空売）￥9.290×3000（含み益￥390,000）
空売）￥9,150×2000（含み損￥20,000）

4063 信越化学　￥17,530（▲￥355）
空売）￥17,885×2000（含み益￥710,000）
空売）￥17,650×1000（含み益￥120,000）

米国頼みと言えば半導体絡みは全部そんな感じ。よく考えてみると外資が米国のハイテクを売りに回ってるわけで、日本の半導体が買われるような地合いじゃないというのが、客観的な見方だと思ってる。もちろん、業績もエレク以外はパッとしないだろうしね。

本日の収支（前場・後場合算）：（変わらず）

雑感彼是

今回の米国市場の下落は、明確な理由が思い当たらないからこそ、インフレとか景気懸念といった漠然とした理由付けが行われてる。そこが、今までの下落とは大きく異なると俺は見てる。いままで米国市場の強さには幾度となく呆れさせられてきたわけだが、今回はニュアンスがちょっと違うような気がしてならないんだよ。

で、日本株は何か理由がある場合は、真っ先にヘッジ市場にされてしまうわけで、だからこそこの頃の弱さが目立つ展開になっているのであって、新型コロナ感染拡大とかを材料にされてるわけではないと思ってる。

こんな時は、業績が良かろうが、悪かろうが関係なく、同じように下げてしまうし、そう感じた場合には株式市場に対して要注意信号と言ってもいいと思う。そしてだからこそ、なぜ日本株はこんなに下げるんだ？とあれこれ考えるのは、ある意味ナンセンスともいえる。

日本株が下げるときって、海外勢が売ってるとき。理由はどうあれ、リスク資産を圧縮したがってるわけだから・・・。