化け線出現!?:12月21日(火)後場

化け線出現!?:12月21日(火)後場

日経平均株価 ¥28,517(△¥579)

米国リバウンド期待の買い相場・・・CFDは三市場とも堅調だったが・・・

後場の相場概況

非常に際どい位置からショートカバーでリバウンドした日本市場。だが得てしてこういう戻り方は、下落相場途中の化け線のようで気持ち悪すぎる。陰線続きの中でいきなり大陽線になるのが昔の言い方で化け線というらしいけど、これはショートカバーが原因で発生するもの。なので買戻しが一巡すれば、また戻の位置で・・・というパターンになると言われる。

けれども今日の場合は、単純に日本市場のショートカバーと言うより、今夜の米国市場が買われることを非常に強烈に意識したもの。何となれば、このまま下げっ放しで本決算をしたくはないと米国の投資銀行やファンドは思うだろうし、それに今週は主だった経済指標の空白で、なおかつクリスマスウィークと来ている。

そうなってくると、やはり年末にかけて戻しておきたいというのが人情だろうし、場合によっては買い仕掛けもなくはないと思った。

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けれどもこのところの大荒れ相場の只中、と言うこともあるから、オミクロンを材料にされるとちょっと厄介なことになる。恐らく米国投資銀行は、年末にかけて売りポジを仕掛けるんだろうと思うし、そうなれば、26日以降年末までの相場が非常に重要になってくるはず。

今日は、長くてもワンナイトで考えたから、買い玉を持ち越してるけれど、今の相場はスイングでも勝ち目はないと思うので・・・油断しないように、ということで大量の玉を建てるのは昨日で年内は最後にするつもり。

(精神的には含みを700以上溶かしてしまって、結構やられてる 苦笑)

後場の取引とポジション

2127 日本M&A ¥2,698(▲¥327)
空売)¥2,786×1000(含み益¥88,000
空売)¥2,785×1000(含み益¥87,000
空売)¥2,784×1000(含み益¥86,000
空売)¥2,778×4000(含み益¥320,000
空売)¥2,777×1000(含み益¥79,000

空売)¥2,770×4000(含み益¥288,000
決算上の売り上げ計上時期の問題と言うのは、ちょっとあまりにもお粗末すぎる。この会社はM&Aを手掛けてきて上場当時から知ってるけれど、とにかく毎四半期の売り上げの立ち方が尋常じゃない。とにかく右肩上がりでずっと来てるけれど、M&Aみたいな時間のかかる事業をやてってそんなことがあるはずがないと思ってた。例えばM&Aの成立をどの時点で規定しているかの問題だろうから、決済が終わらないければ基本は売上計上出来ないはず。後はこうした事業には未収金がつきものだけど、それもないってどういう事なんだろう?ってね。

今回の事案はきっと突かれたと思うよ。出なければ、自らが分かってやってたことだろうからね。遂にその不思議な部分がベールを脱ぐかもしれないね。

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9107 川崎汽船 ¥7,050(△¥250)
買)¥6,890×2000
売)¥7,050×2000(+¥320,000

9104 商船三井 ¥8,200(△¥290)
買)¥8,080×2000
買)¥8,050×1000
売)¥8,200×3000(+¥390,000) 

9101 日本郵船 ¥8,550(△¥200)
買)¥8,510×2000
売)¥8,550×2000(+¥80,000

買気旺盛な相場になったんで、後場から入ってみたけれど、やはり以前のようには行かないという感じ。戻り売りはもうないだろうけど、業績の継続性に懸念があるのかも。例えばこの船の相場ってもう来期を睨んでる気がするんだよ。そうなると、来期はいろいろなシナリオが考えられるから、右肩上がりだけでは済まないかもしれない。と言うわけで全面的に買いと言うほどでもないかもね。

いずれにしても船3銘柄は、寄りつきが本当に大人しいから、ここは大引けで利食いしておいて、改めてチャンスがあれば入ればいいと思った。

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1570 日経レバ ¥15,325(△¥615)
買)¥15,300×2000(含み益¥50,000
買)¥15,280×2000(含み益¥90,000
買)¥15,040×1000(含み益¥285,000
買)¥15,030×1000(含み益¥295,000
さて、今日唯一の持ち越し玉がこのレバになった。前場に一旦半分ほどを利食いしたけれど、大引け間際になってこの相場は明日のGUがかなりの確率で期待できるかな?と思い直して買い玉を建てた。

ギリギリまで米国三市場のCFDとにらめっこして、最後の最後で大丈夫だろうと思ったわけだが・・・。大口はもう休暇に入ってて、後はクリスマスウィークでもあるし、ここは日本市場と同様に戻り相場になってくれることを願いつつ、と言う感じ。こんな時オミクロン云々を騒がれるとやばいけどね。


6098 リクルート ¥6,600(△¥120
空売)¥6,672×2000
空売)¥6,613×2000
買戻)¥6,620×4000(+¥90,000) 

4385 メルカリ ¥6,000(△¥100)
空売)¥6,020×1000
空売)¥6,010×1000
空売)¥6,000×2000
買戻)¥6,030×4000(-¥90,000

リクルートもメルカリも担がれて・・・結局メチャメチャくだらない取引をしてしまったと後悔しきり。畳んで正解。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥3,790,000


雑感彼是

今日のようなこういう相場は、もしかしたら最後かもしれないな、なんて思いつつトレードをしていたよ。まだ年明け3月の利上げがあるまでは、引き続き金融ジャブジャブ相場が続くと思うけど、年が明けたら相場の風景が変わるかもしれないと思ってる。

とにかく、来年はこのままインフレが止まらない状況が続くならば、株式市場にとっていい材料が全くと言っても過言でないほど、何もない。逆に懸念だらけになる可能性が高い。

まず年明けには、やはり米国企業の決算を懸念した相場展開になるだろうし、やれオミクロンだ、やれ中国だ、やれロシアだ、というノイズが今度はノイズでなくなってくると思うから、インフレ、業績とともに、グチャグチャな相場展開になるんじゃないか?と今から危惧(わくわく)してるよ。

その前に、今夜、米国が戻せないとなると、これは問題で、ウォール街はいまから腹を括ってると言うことになる。そうなると今日の陽線は本当に化け線になっちまう。