茶番劇は継続中!:5月26日(月)寄り前

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おはようございます

相変わらずトランプ大統領は関税を持ち出して、ガタガタと言ってますけど、株式市場はもう慣れたというか、あまり反応しなくなってきてるんじゃ?混乱させるだけ混乱させておいて、結局米国は国債償還を繰り返す度に調達金額を増加させないといけない・・・。ベッセントが当初は6月にも連邦予算は底をつくと言っていたのに、今は8月と言っている。

結局これってトランプ政権が債務圧縮作戦に失敗したからでしょ。21日の20年物国債(2.3兆円)分の入札が不調で、金利はなんと5.047%だった・・・。

29日には自転車操業並みの短期国債償還が16兆円分償還となるけれど、それを6月2日の2・5・7年物に振り替える予定で、新発金額は26.5兆円の予定・・・。

今の金利水準だとやはりロールオーバーすればするほど債務はどんどん増加していくという悪循環。短期国債を長期に振り向けると言っても、それには限度があるし、第一期間が長ければ長いほど多くの国債を発行していかないと・・・。

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このままの金利水準で今年いっぱい行っちゃうと、連邦債務はどうなるの?って感じです。6週間物国債とか13週間物国債なんかもバンバン新発してるしね。一般企業ならこんな資金繰りなんかやってたら気が狂ってくるしよなぁ・・・。完全に倒産目前の自転車操業って感じだからね。

早速トランプ大統領は対EU50%関税を7月9日まで先送りだって言うのだから笑える。また株価が跳ねてるのにも笑えるけどね。

ベッセントは米国債の購入を楽にするために、銀行のSLR(レバレッジ比率)が見直される予定と言い出した。米国債金利の高騰は日英独も同じじゃないか!って言ってるけど、米国債の影響だろう!って突っ込みたくなった。

まだまだ茶番劇は続くのかな。

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