イベント（雇用統計）通過狙い！？：2月4日（金）後場

日経平均株価　￥27,439（△￥198）

後場の相場概況

がしかし、今回のインフレ要因の内非常に懸念されてるエネ価格が上昇の一途をたどっているし、原油はザラ場中に＄90ブレイクとなったことを考えると、インフレ懸念はますます増長し、今夜の米国市場はCFDで好調に推移していても、高いはずがないと個人的には考えた。

もちろん、こんなに強く推移している中で売り建てようというのは、相当の恐怖心がある。後場中のどこで売っても担がれそうで非常にヤバいから、大引け間際、大引けに焦点を絞って、待ち構えていた。

米国のインフレに関してはもう何度も書いてきたし、今の相場への思いも朝方に記事にしたので。とにかくみんな、今の状況を普通に捉え過ぎてると思ううんだよね。リーマンの時だって同年の8月時点では反発期待しかなかった。その年7月に高値を取ってることを考えると、今の状況に似ているような気がしてならない。

いまだって米国市場、日本市場の反発を多くの投資家が信じているだろう。けれども、場合が場合だけに、過去の事例は白紙にして考える必要があると思うし、この時期の金融政策の大転換は「パンドラの箱」を開ける気がするんだよね。

株修羅本家（Kabusyura-Honnke）

FRBはインフレの背景を変えられるのか！？

https://kabusyurahonnke.com/post-16803

いま、気になることが一つある。それは、今回の金融政策の大転換に対して、アナリスト達が甘く見てるということ。誰とは言わないけれど、金融に関するアナリスト達は、ザラ場を見ているわけでもなくて、所謂数字で判断するデスクワークなので、理論的にこうなる、という押し付けが過ぎるんじゃないだろうか？そして金融の在り方、マーケットの在り方を論ずるとき、彼等がもっとも拠り所とするのは、過去の同類パターンとの類似性であって、様々な条件から新たな視点で将来的に起こるべき事象を予想するような、気概の在るアナリストは...

後場の取引とポジション

1699 原油先物　￥258.5（△￥8.1）
買）￥258.6×40000（含み損￥4,000）
買）￥258.5×30000（変わらず）
買）￥258.4×130000（含み益￥13,000）

1605 INPEX　￥1,162（△￥14）
買）￥1,153×40000（含み益￥360,000）
買）￥1,152×10000（含み益￥100,000）

ここにきてWTI原油が一気に＄90をブレイクしてきた。その裏にはOPEC+での合意が従来通りであったのに加え、前月までの実績が日量40万バレルの増産からは程遠い結果だったことから、いよいよ上値追いを始めたと思った。需給を確認してすたーとするにはまさに絶好のタイミングだと思うし、もみ合いで相当に需給も改善してると思うしね。個人的には今日の先物￥8高を取れなかった悔しさ、後悔しまくりだから行ったのよ。相当に悪い雇用統計だけは勘弁してほしいけど。

6758 ソニーG　￥12,600（△￥15）
空売）￥12,600×4000（変わらず）
空売）￥12,595×2000（含み損￥10,000）

6981 村田　￥8,462（△￥26）
空売）￥8,462×3000（変わらず）

6762 TDK　￥4,650（▲￥40）
空売）￥4,650×6000（変わらず）
空売）￥4.660×2000（含み益￥20,000）

6954 ファナック　￥22,575（▲￥55）
空売）￥22,575×2000（変わらず）

6506 安川電機　￥4,770（△￥20）
空売）￥4,770×4000（変わらず）

6857 アドバンテスト　￥9,480（△￥50）
空売）￥9,480×4000（変わらず）
空売）￥9,420×2000（含み損￥120,000）

6920 レーザーテック　￥23,090（△￥395）
空売）￥23,150×1000（含み益￥60,000）
空売）￥23,090×1000（変わらず）

6594 日本電産　￥10,035（△￥35）
空売）￥10,080×1000（含み益￥45,000）
空売）￥10,075×1000（含み益￥40,000）
空売）￥10,070×2000（含み益￥70,000）
空売）￥10,060×2000（含み益￥50,000）

6861 キーエンス　￥59,990（▲￥70）
空売）￥59,990×1000（変わらず）

4385 メルカリ　￥3,810（▲￥380）
空売）￥3,810×4000（変わらず）
空売）￥3,800×4000（含み損￥40,000）

後場のザラ場中、株価が上昇するのを見ていて、「どうして原油高を警戒しないのだろう？」と大いに感じていたよ。インフレが問題になっているのなら、次回のCPIやPPIに対する見方は、7％よりも上と言うのが筋で、その場合いくらFRBがハト的な発言をしようとも、厳しい利上げと引き締めにならざるを得ないのは明らかで、その場合は株価は上に行くようには見えないしね。先高感がないのならば、後は地合いや状況に素直に反応するしかないと思うんだよね。

今夜は雇用統計だけど、数字はあまり関係なく、とにかく金利と原油で決まるだろうと思って、ハイテクを中心に引け間際をターゲットに売り建てた。

（現物）

9101 郵船　￥9,800（△￥570）
　現買）￥9,620×3000（評価益￥540,000）
9104 商船　￥8,900（△￥100）
　現買）￥8,990×3000（評価損￥30,000）
9201 JAL　￥2,295（△￥89）
　現買）￥2,215×10000（評価益￥800,000）
9202 ANA　￥2,603.5（△￥71）
　現買）￥2,520×10000（評価益￥835,000）
9020 JR東　￥7,018（△￥94）
　現買）￥6,860×2000（評価益￥316,000）
9021 JR西　￥5,015（△￥131）
　現買）￥4,825×3000（評価益￥570,000）
9022 JR東海　￥15,145（△￥90）
　現買）￥14,845×1000（評価益￥300,000）

政府が水際対策緩和というニュースで、後場は陸空運一斉にGU気配となった。今回は海外の例を見ても新型コロナ・オミクロンの感染状況は、感染対策があまり熱心でないにもかかわらず終息へと向かっている。それを考えるとここまで押した陸海空運は、今が買い時と誰でもが感じていたのかも。これからの決算は、余程のことがない限り改善の一途だと思うし、その意味では目先の乗馬にあまり左右されないということ、業績の改善は時間の問題であること、などを考えて後場寄りのGUを一斉に買った。

俺の買いは完全にマグレだけれど、現物なのでデイトレのつもりもなかったし、そのニュースがトリガーだったと気づいたのはだいぶたってからだけどね。GUしたとはいえ、これほど買いが入るとは正直思ってもいなかったので、多少の下落バッファーになったと思う。現物なので値動きにあまり左右されないで、長い目で見て行こうと今回こそは心に誓っている（でもチキンだから　苦笑）

本日の収支（前場・後場合算信用）：+￥10,520,000
　　　　　（現物評価損益）：￥3,331,000

雑感彼是

今日は引け後にいろいろ雑用が溜まってたのを処理したりして時間が取れず、今になってしまった。この日本で生活してると結構いろいろとやらなければいけないことがあるし、若い時はそういう意味では気が楽だったしやりたいことに集中できた気がするよ。

なので個別銘柄のレビューは、忘れてしまったというか・・・。ただ、ザラ場とは打って変わってこの週末は自説を信じてみようと思ったし、陸海空運の買い場は今日あたりがラストチャンスのような気がしてる。

さて日本企業の3Q決算は本当に好調で、いままで新型コロナ前にどうして好決算が出なかったのだろうとそれが極めて不思議なんだよ。でも、この決算がこれからも続くと思ったら大間違いかも。

とにかく半導体もそうだけど、原材料とか電子部品とか、何もかも去年は各企業が前倒し発注しまくってた。だからみんな受注残高がものすごいことになってたわけだよね。けれども企業は受注を何とかこなそうとするし、当面はフル操業が続くかもしれないけれど、前倒し多分だけ徐々に生産は減ってくる。

逆にセットメーカーはいまは在庫が徐々に増えて安心感が出るだろうけど、物が売れなくなってくると多分在庫は山のように積み上がってくる。それでそういう時期が、このインフレで意外に近づいてるのかもしれないし、そうなると今の低PERが消えていくのかも。

いま、低PERのバリューが良いと言うけれど、それにはそれなりの理由が必ずあるもの、と俺はみてるけど。

欧州安に連動したダウCFDが戻ってきたね。目論見外したかな？