大引けまでの「魔の1時間」

大引けまでの「魔の1時間」

最近睡眠不足もあって昨夜は20時にはベッドに入るという有様。けれども体のリズムって簡単には変わらないというか、熟睡できずに2時には起きてしまって米国市場を見てますよ。なんか、これはこれでほとんどビョーキだなぁなんて思いながらね。

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そこで目にしたものは、まさかの米国市場の値動き!「マジ!?」って感じです。よく見ると、なんというか手持ちのポジションは全滅してる・・・原油は下落するわ、NASDAQは上昇してるわ、最悪の展開といっていいほど。ADRではSBGが上昇してるし・・・。

しかし、あり得ない展開というか・・・米国債金利は鬼のように上昇してるし、下落したとはいえ原油も$89台だし、木曜にはCPIの発表を控えてる。このタイミングで何故にダウが△$360するんだ!?みたいなね。

理由を探したけれど、アトランタ連銀が米1QGDPは+0.1%じゃなくて+0.7%に引き上げると発表したこととか、JPモルガンが「100%株価上昇のシグナルが出た」みたいなことを言い出すとか、もっとも強烈だったのは、フランスのマクロン大統領とプーチン大統領の会談に関して、マクロンが「ロシアのプーチン大統領からウクライナを巡る情勢をこれ以上悪化させないとの保証を得た」と発言したこと。これについてロシア側は「今月予定されているベラルーシでの演習が終わればロシア軍はそれぞれの基地に戻る」と発表した。

何か裏で取引があったことは確実だけど、それは(当然だけど)未公表だ。プーチンを説得できるほどの提案をマクロンはしたということだね。

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要するにウクライナ危機は回避されたという解釈を市場がしたからこそ、急騰したのだと思うし、原油も急落したんだろうけど。でも株式市場の本質的な問題は「インフレ」だろうし「FRBの利上げ&QT」なのだから・・・。

そろそろ5時になるけど、米国市場い取っては「魔の1時間」に突入する。株価はダウでいうと高値から$100ほど売られて現時点で△$250ほどで推移してる。米国の投資家にとっては、降ってわいた売りのチャンスだと思うのだが・・・市場参加してる投資家が、10日のCPIもインフレも怖くないんじゃ?なんてスケベ心を持って買いに走ってるとすれば、この辺りで下げ止まる可能性はある。

個人的には「魔の1時間」に期待してるんで、普通の相場なら売られるだろうと思って観てるけど・・・。さて5時になりました!(苦笑)