後に引けない中国、豚コレラも:6月3日(月)前場

後に引けない中国、豚コレラも:6月3日(月)前場

日経平均¥20,361(▲¥239)

下落相場の本質はメキシコ関税ではなくやはり中国経済の不振ぶり。米中対立で中国が徹底抗戦の様相であることが最大のネック。一方中国国内経済は不動産負債とアフリカ豚コレラで致命的な打撃も。

前場の相場観

どちらかと言えばメキシコの関税問題は、割合早期に収拾出来るような気がする。なぜならこの関税は米国の産業界(特に自動車業界)にとって余りにダメージが大き過ぎるからだよね。

ただ、メキシコが特殊ということでもなくて、今後米中問題の他に、中東もあるしブレグジットもあるわけで、常に複合的にネガティブな状況が出てくるし、それが継続するという地合いになるんじゃないか、と思ってます。

今日はメキシコ関税を織り込んで、あとは米中に回帰してゆくだろうと思ってタイトルを決めたわけだが、中国は本当にヤバイし、カウントダウンであることはもう否定のしようがない。

トレンドは下。それがどの程度続くか?というと場合によっては、数年かもしれない。

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前場の取引

6954 ファナック ¥17,970(▲¥505)
空売)¥18,200×400(含み益¥92,000
空売)¥18,170×400(含み益¥80,000
空売)¥18,165×200(含み益¥39,000
空売)¥18,150×1000(含み益¥180,000
空売)¥18,100×1000(含み益¥130,000
遂にザラバで¥18,000を割り込む事態になったファナック。これで徐々に目標の¥15,000に近づいてきた。何度も書くけれど、この銘柄はどうしても¥15,000を割ってくると思う。

このまま世界がリーマンショック級になれば突き抜けるかもしれんけど、その可能性は決して小さくないと思う。それほど、中国経済は厳しいし生産拠点の移転は難しいからね。


 

6857 アドテスト ¥2,513(▲¥38)
空売)¥2,515×4000(含み益¥8,000
空売)¥2,512×2000(含み損¥2,000
空売)¥2,510×4000(含み損¥12,000
まぁまぁ、このまま持ってることで、市場動向がわかるかな?みたいな銘柄だよね。それはつまり、ファーウェイ問題に直結してるだろうし。半導体は相当悪い。

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8306 三菱UFJ ¥494.1(▲¥7.0)
空売平均)¥503.9×143000
買戻)¥495.3×143000(+¥1,229,800
¥500を割れて寄りつくならば一旦は買い戻そうと思っていた。微妙だったけど寄り付き間際で売り物が出て、あっという間にこの値段が寄り付き価格。

そこそこ値幅になったので良かった。しかし、UFJも苦しくなってきた。この企業に関しては先行き苦しいと書いたけど、米国長期金利がこうなってはどうにもならないね。

 


6758 ソニー ¥5,222(▲¥35)
空売平均)¥5,318×15000
買戻)¥5,157×15000(+¥2,415,000
空売)¥5,245×2000(含み益¥46,000
空売)¥5,240×3000(含み益¥54,000
空売)¥5,236×3000(含み益¥42,000
空売)¥5,230×2000(含み益¥16,000
空売)¥5,220×2000(含み損¥4,000
GDで寄り付いた後、急激に戻りを試したソニーは一時プラスへ。寄り付きで買い戻した後、戻りを売りあがって大きな含み損を抱えてしまい、かなり焦った。

しかし、ここはロスカットしても仕方ないということで我慢中。というか、ショートカバーと言うより、個人の買いかな?と思われるような買いだった。

まさかこんな所でカバーしても仕方ないとは思うんだが、そろそろリバウンドという読みなのかな。


9984 ソフトバンクG ¥9,766(▲¥484)
空売)¥10,375×1000
空売)¥10,370×1000
空売)¥10,365×2000
空売)¥10,360×4600
買戻)¥9,973×8600(+¥3,363,200
空売)¥10,050×7000(含み益¥1,988,000
空売)¥10,030×2000(含み益¥528,000
空売)¥10,020×2000(含み益¥508,000
空売)¥10,000×2000(含み益¥468,000
やはり想像した通り、週明けになってSBGへの懸念が増幅してきた様相。米国ファンドも流石にこの状況では持ちきれなくなってると思う。

とにかくスプリント問題も懸念なんだが、それ以上に今となってはアリババとの関係が懸念になってきてる。アリババはこの秋ジャック・マ-が退任を表明していてその意味では、孫社長の影響力がなくなるに等しい。

だからこそ、今回香港市場に上場して2兆円の資金調達をするという、不自然なことがSBGに挨拶なく発表されるということ。これはつまり、いよいよアリババが共産党系企業らしい行動に出てきた、ということ。

そのことを思い切り嫌うのは米国だろうからね。アリババを観てれば、中国崩壊のタイミングがわかるかも、とさえ思ってる。今回は強気だね。

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しかし、今回の金融相場がひとたび逆回転を始めると、リーマンショック級では済まないのは明らか。個人投資家にとってはこうした相場は一生に一度のチャンスなのかもしれませんね。

【短期投資家】ここで売り勝負で成り上がる、と考えるなら

リスクに備えて片張りのロング/ショートを習得する

リスクに備えて両建てのトレーダー手法を習得する

【デイトレーダー】デイトレで売りまくる、と考えるなら

デイトレードの珠玉テクニックを習得する

で備える。


7203 トヨタ ¥6,304(▲¥80)
空売平均)¥6,429×12000(含み益¥1,500,000
日本市場のベンチマークは明らかにトヨタだろう。いまの日本市場の風を計るにはこの銘柄しかないね。なので敢えて寄り付きで利食いしなかった。


7267 ホンダ ¥2,637(▲¥14)
空売平均)¥2,677×13400
買戻)¥2,615.5×13400(+¥824,100
空売)¥2,647.5×3000(含み益¥31,500
空売)¥2,647.0×2000(含み益¥20,000
空売)¥2,646.0×2000(含み益¥18,000
空売)¥2,645.0×2000(含み益¥16,000
空売)¥2,644.0×2000(含み益¥14,000
空売)¥2,643.0×2000(含み益¥12,000
トヨタと違ってホンダは利食いした。板が薄いからこの銘柄の値動きは、やはりSUBARUと同じような大口の動きがある。それが今一つ読めないので、利食い出来るときには利食いするが正解。戻りを売ったけど、まだ売りは強気なんだよね。

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前場の収支:+¥5,920,000


前場の反省・後場の日本市場

今後、長期ロングで株式投資をするのは絶対にまずいと思う。

買いで狙うなら、小型のテーマ株とか、多少仕手がかった銘柄とかそういう奴だよね。素直な小型株は、何処まで叩かれるか分からんし、またぞろ外資が空売りを浴びせてくる可能性が高い。

で、だったら短期の戻りを、となるけれど、それはそれでいいわけで、ただしそれほど取れるわけでもなく、結局短期投資でも、デイトレでも空売りしないと、資産は減る一方のような気がする。

後場は引き続きこの辺りで揉み合ってるだろね。今は米国長期金利が下がる一方、ゴールドは上昇、原油は下落となってドル円が遂には¥108までも危うくなりつつある状況、ということで、動かない方が無難。

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