米国市場・日経CFD 暴騰中!

米国市場・日経CFD 暴騰中!

米国市場が荒ぶってる!とにかく三市場ともに大幅高で、特にダウは長い下髭からの無傷の6連騰となる公算が大きいし、出遅れたNASは戻り3日目、S&Pは中一日休んでの戻り5日目と本格的な戻りの初期段階を思わせる強烈な買いが入っている。

なぜこんなに買われているのか?と言えば、市場に奇妙な観測が出始めたこと。その奇妙な観測というのはFRBの仕掛けでもあって、つまり本来現在のインフレを鎮静化に向かわせるためには、年内3%以上の利上げ(FFレート)は最低限という市場の見方を、あっさりと否定するような「6月、7月は0.500pの利上げを行うのは仕方ないけれど、9月は様子を見ながら・・・」というニュアンスをバラまいて、場合によっては「9月の利上げ一時停止も理にかなう」という、アトランタ連銀のボスティック総裁の全くの出鱈目を大きく傷ついたマーケットが大歓迎したからだ。

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もしもインフレが予想以上に低下してきた場合、FRBは金融政策の自由度(利下げという選択肢)を呈煮れることになる、という昨年のパウエル発言以上の「根も葉もない楽観論」を今度はマーケットが期待し始めたということ。恐らくCPI的には昨年の大幅なインフレが比較ベースになるのだから、6%台くらいまでは(数字的には)下がるだろうと思うけれど、そこから先は非常に難しくなるのは目に見えている。

今年の3月時点でのCPI8.5%は強烈だったけれど、8月、9月の6%台(対前年同月比)というのは、それ自体とんでもない数字だということに株式市場は気付き始める。けれど気付いたときにはQTの影響が色濃く出始めてくるので、次の、本命・本番が来てしまう・・・。

なので、この米国市場の急上昇は・・・これはもう完全にFRBの演出以外の何物でもなしだと思うね。同時に日本株もそこそこ戻る。金曜時点での日経平均EPS(加重平均)は¥2,072だから、¥26,781はPER12.92となる。これが今現時点(4:00am)の日経平均CDF¥27,100で計算するとPER13.08倍となる。

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新年度入りしてからの日経平均PERの最大値はPER13.30であるわけで、そこまで戻るとして日経平均¥27,557。これが仮にPER13.50まで戻れば¥27,972であることからしても、せいぜい戻っても¥28,000にタッチできるか否かというレベルまでだと思う。でもその場合でもドル円にかなり左右されるので、¥125台なら¥28,000は苦しいと思うけれどね。

となると、米国市場の戻りがいつまでか?となるんだろうけど、まずは6月3日の雇用統計でグラついて6月10日のCPIで大きく揺れてその後は15日のFOMCで「0.500PプラスQT」が発動されるまでには戻りの水準はいっぱいいっぱいになると思う。

さて、そこからがいよいよ本番開始となる。人が死を迎える直前に奇跡的に急回復することが多々あるわけだが、その時に最後の言葉を聞けたり涙を見れた利する。株式市場の場合も同じで、ここが最後の逃げ場になるはずだ。そこで変に色気を出すと、立ち直れない結果になる。

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日本市場の場合は国内投資家はそれほど傷ついてはいないかもしれないけれど、同じようなタイミングで参院選が行われ、そこで自民党が勝てば(多分勝つけれど)今後岸田政権が3年間を約束されるという、日本経済にとっては「死のロード」が始まることになる。

とにかくこの岸田首相という人は、NISAで資産倍増、岸田に投資を!などと言っておきながら「金融所得課税増税は諦めない」とまだ言っている。財務省とほぼ同義語の岸田内閣がこれから3年間も政権を続けたら一体どうなるのか・・・。正直、金融所得課税を25%とか30%にされたら、俺は勝つ自信が全くないので、引退という選択肢もあると今から思ている。

というわけで、今の地合いは「買い」はロングでなくて「買い」もショートで!流れに沿ってつまみ食いする、くらいがいいかもしれないよね。