FRBしか見ない閉塞した日米相場：8月22日（月）後場

日経平均株価　￥28,794（▲￥135）

後場の相場概況

でもそれならば、買い戻すのはこの局面でなくてもいいような気がするし、ドル円が円安方向の動いてると言っても、日本市場はそればかりじゃないはずで・・・。ザラ場で為替の影響をまともに受けて動くはずの自動車でさえ、大した動きをしていないことからもそれは分るよね。

となれば、普通に考えて、ショートポジションは温存するしかないと思うんだが・・・。

こんな動きをされると、なんか自信もなくなってきて、個別銘柄ではSBG、ソニーG、エレクを除いた銘柄は大引けで買い戻してしまったし、後場は日経レバの売り玉追加以外に動けなかった。どう考えても海外勢の動きは不自然だし・・・。

個人投資家だってこの場面、買って勝負できるとは思えないんだよ。もしも買いを狙うなら、少なくとも日経平均は￥30,000超えを見ないとポジション建てても意味がない気がするし・・・。

なんか、もう相場がグチャグチャになってる気がするのよ。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥15,445（▲￥170）
空売平均）￥15,631×6040（含み益￥1,120,000）

9984 SBG　￥5,739（▲￥25）
空売）￥5,832×2000（含み益￥186,000）
空売）￥5,830×2000（含み益￥182,000）
空売）￥5,829×4000（含み益￥360,000）
空売）￥5,824×2000（含み益￥170,000）
空売）￥5,800×2000（含み益￥122,000）

6758 ソニーG　￥11,930（▲￥70）
空売）￥12,020×2000（含み益￥180,000）
空売）￥12,000×4000（含み益￥280,000）

8035 東京エレクトロン　￥45,680（▲￥920）
空売）￥46,720×1000（含み益￥1,040,000）
空売）￥46,600×600（含み益￥552,000）

大引けで全部手仕舞いしてしまおうか最後まで悩んで、結局含みの厚かった3銘柄と勝負してもいいかなと考えて売り玉を追加した日経レバを持ち越すことにした。仮に変な動きになった場合、銘柄数が多いと対応できないかな、というのもあったけれど・・・。

しかし週末もいろいろと考えたり調べたりしていた中で、どうしても米国市場は一旦の調整に入るかなというのが結論で、そうなったら日本市場も連動せざるを得ないと思っていた。けれども、このところの空売り比率の経緯を見ると、何やら買わされているのか？という感じに思えたしね。

この日本市場も戻り方は異常だったと思う。連日ファストリ+αのコンビネーションで日経平均を吊り上げるような動きだったし、エレクが連動するときは上げ幅が大きかった。そしてその間の空売り比率は非常に低く41％とか42％の水準で推移していたわけで、これはまさに、買いを誘ってるような動きなのかもしれないと、疑うに十分な気がするんだよね。

そういう意味でも、今の日本市場ってドル円だけじゃなくて、何かがおかしいと思ってるよ。

6857 アドバンテスト　￥8,320（▲￥80）
空売）￥8,430×4000
空売）￥8,420×2000
買戻）￥8,320×6000（+￥640,000）

7735 スクリーン　￥9,770（▲￥30）
空売）￥9,800×4000
買戻）￥9,770×4000（+￥120,000）

6920 レーザーテック　￥20,550（▲￥10）
空売）￥20,645×2000
空売）￥20,560×1000
買戻）￥20,550×3000（+￥200,000）

6501 日立　￥6,999（▲￥37）
空売）￥7,044×1000
空売）￥7,036×4000
空売）￥7,032×2000
買戻）￥6,999×7000（+￥259,000）

6954 ファナック　￥23,600（▲￥465）
空売）￥23,750×2000
買戻）￥23,600×2000（+￥300,000）

あまりに変な戻り方をされて、大きくGDしたものの、よれてしまって買戻しが優勢になった銘柄は一旦手仕舞いしてポジションを閉じた。もっともアドバンテストは買い戻さなくても良かったけれど、間違ってしまった。

仮に今夜日経CFDが大きく反発したら、この辺りの銘柄も結構値幅が出ると思うので、含みはすっ飛んでマイナスするのは必至だからなぁ・・・。特にレーザーテックなんて滅茶苦茶怖いしね。まぁいずれにしても無理して勝負をする時期じゃないって、なんか、相場が教えてくれたような・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥4,450,000

雑感彼是

さて、でもね、このところの日米株式市場は本当にインフレというかFRBの金融政策しか見ていないんじゃないの？という感じがヒシヒシと伝わってくるよ。それって言ってみると超危険な相場なんじゃないか？と思う。

今回のインフレを演出した化石燃料の相場も落ち着いたわけではないし、何よりも欧州の経済状況が極めて危険な入り口にいる。そしてもっと言うと中国、韓国は本当にとんでもないことになっていると思うし、こうしたことが世界経済に影響しないはずもない。

そこで岸田政権の支持率が統一教会問題で急落、となってしまって、いよいよ日本も政権が危なくなってきた。まるで韓国のような感じになって、こういうのって一体何なんだ？って気がするしね。

もちろんロシアはウクライナの原発を要塞化してしまって・・・。下手をすると原子力災害も起こりかねない状況になっている。

というか、ネガティブファクターや地政学リスクは、山積みされているのに、相場はそれらを一切無視してる・・・。そもそも、それって異常だと思うけどね。