週末の厳し過ぎるマーケット:しっかり監視中!

週末の厳し過ぎるマーケット:しっかり監視中!

経済系の記事やYOUTUBEには出来る限り目を通す。勿論株、債券、コモディティの市況は出来るだけリアルタイムで監視することにしてるけど、正直モニター4枚では必要な情報量を表示できないよね。一般的な個人投資家は、多くの銘柄の板やチャートをたくさん並べてるけれど、俺はもうジジイなのでそんな取引はなかなか出来ないし、第一反応することも出来ない。

だから、必要な市況(世界の株価)を1枚、重要と判断したリアルチャートを1枚に4種(今夜なら原油、銅、米国債金利、ドル円)、そして夜間はYOUTUBEやサイト用(リアルタイム記事)に一枚を割り当てて、あとはバックグラウンドに自分の取引ボードを置きながら、こうして記事を書いたりしてます。勿論、夜間に気づいたことは、メモ書きして朝起きたらその状況の変化をまず見ます。そこが1日のスタートになって、8時半までには最終的な方針を決める・・・。直前に変更することも多いけれど、自分の考えに自信があるときは、相場の気配が逆行してもグッと我慢して指値しますよ。

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今夜もそんな感じで見てますけど、まず今日の世界の株式市場は、とにかく景気後退を意識した売り一色になっていて、米国市場も0時30分くらいからもう一段ダメ押し的に掘ってます。見ていて、普通ならそこが今日の底になって株価は揉み合いに入り、引けにかけてはショートカバーが出て幾分か戻すという展開になるのですが、世界同時で株安をしているので、ショートカバーしない可能性もあるかも。でもここから米国ダウで言うと$300くらい戻したら、出来高も大きくなって目先の底と言えなくもないチャートになるのでね、それも想定の一部として先ほど記事を書いたわけです。

どんな事態であっても、自分が出来る限りの想定だけはしておく。そして常に上中下の選択肢を用意しておいて、大引けまたは朝の時点でそれを答え合わせしてみる。明日は土曜なので今夜が週末相場であって、答え合わせは月曜になるけれどね。

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でもさらに深堀を始めて底値を試しに行ってるわけで、ダウが▲$600くらいで引けるのが一番難しいと思うんだよね。ダウの$29,470というのは6月の底値割れになるから、そこで引けるとさらなる下落を想定しないといけなくなって、月曜に勝負するというとんでもない暴挙い挑まないといけなくなるので。

S&PもNASDAQも現時点(1時10分)ではまだ6月安値は割ってないけど、ダウは完全にブレイクしてしまってる。だから、こういう状況だから大引けの値位置が最も今夜のセンチメントを端的に表現するんだよね。

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あとはもちろんWTI原油で、現在本日の2番底を試し中。これが日中足でダブル底になって多少反発しても全く底打ちサインにはならんしね。今、なんと$78.30くらいまで下げてきた。もしも今夜この後さらに相場が崩れるようならば・・・$75近くまで行っちゃうんじゃないか?とりあえず今、テクニカルなリバウンドが始まってるけど・・・。これで$79.40超えれば一応今夜のリバウンドモードは有りということになる。


【ワンポイント】

勝てば官軍、負ければ賊軍、でも精神論では勝てないのが株式投資。とは言え大きなリスクは御免こうむりたい。そんな状況では短期投資以外に何かある!?

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けれども、ここからさらに掘るということになって、マジで$75に向かうような展開になると、また別の問題が出てきちゃう。コモディティがそれだけ容赦なく売られると言うことになってくると、今度は全世界的な危機感が強くなって、しまうのでデイトレでショートカバーが出ても、体制は下落継続ということになるしね。後はこの週末のセンチメント次第だけど。

さて、VIXが30に到達したので、当面の底打ちが近くなってきたのは間違いないとは思うけど、問題は一旦リバウンドしてからより深い2番底を追いかけるか否かだよね。なので、いつも書いてるように底当てゲームに参加する必要はさらさらないと思うけどね。おおっ?株式市場はさらに掘り始めてる・・・(1時30分)。

ダウ▲$715、日経CFD▲¥660・・・こんなレベルで引けちゃったら月曜は阿鼻叫喚だな。