MSQ対策で日経平均を誘導か!?:12月6日(火)後場

MSQ対策で日経平均を誘導か!?:12月6日(火)後場

日経平均株価 ¥27,885(△¥65)

海外勢はSQ値の誘導を画策!?日経平均を弄り過ぎてる!

後場の相場概況

日経平均はちょうど25日線上で方向感がなかなか出辛い位置にある。けれどもこのところの下げによって75日線の傾きが下方向になったのが、とても嫌らしい感じを醸し出してる。年末高という希望的な観測もあるけれど、重要イベントを控えたこの時期にそんなに簡単に買われるとも思えず、すべては13日の11月CPI、14日のFOMC後の展開を見ないと分らない。

けれども日本市場はその前にMSQを今週金曜に控えていて、これが何ともキナ臭いというか、大方のポジションは明日の大引けまでにはほぼ確定すると思うけれど、そこに至る昨日・今日の日経平均は何とも言えない動き方をした。要するに75日線割れを嫌って、ファストリを中心とした値嵩株で株価を持ち上げているような気がするんだよ。

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改めて、ファストリの日足を見てもらうと分る通り、ここにきて大陽線2発はこのところの株価の動きからして違和感があり過ぎる。今日にしても日経平均の上昇分はすべてファストリで叩き出していると言える。海外勢も12SQはもっと高い位置を想定していたのではないかと思うけれど、このところの軟調相場によって大分目論見が外れているのではないか?という気がしてならない。

そうは言っても海外勢にとっては年度末だから、どうしても成績は残しておかないとマズイというのが本音かもしれないし、大きく稼げる日経OPは外せないんじゃないかな。となるとSQ値で¥28,000~¥28,500は最低死守したいのかも、と思ってる。

でもその辺は明日の動きで決まってくるのでね、今夜の米国市場が反転してどれだけ持ち上がるかによって、日経CFDの弄り方も変わってくるかも。最近の日本市場は米国市場との連動制がかなり薄れてるけど、その原因は恐らく海外勢のオプションや先物のポジションにあるのでは?と言う気がする。

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後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,575(△¥80)
買)¥14,450×4000(含み益¥500,000
空売)¥14,577×2840(変わらず)
後場は買い玉はそのままに、売り建てて両建てとした日経レバ。とにかくこの相場の違和感というかキナ臭い感じに買いの裸持ちは嫌な感じがしたのでね。どこで清算しようとしているのか見当がつかないけれど、ファストリの買い上げには確かに意図があると思う。日経平均のテクニカルでは5日線に頭を抑えられた感じで引けた。それも直近6日で5日、5日線下で推移してるのも気に入らないし、米国市場は完全に下方向だと思うのでね。


1605 INPEX ¥1,485(▲¥20)
空売)¥1,488×4000(含み益¥12,000
空売)¥1,487×4000(含み益¥8,000
空売)¥1,486×8000(含み益¥8,000
空売)¥1,485×8000(変わらず)
空売)¥1,484×4000(含み損¥4,000
空売)¥1,483×4000(含み損¥8,000
どうせ売り建てるなら日経平均とは別のフィールドで勝負できるエネ株を、ということでINPEXの売り持ち。原油価格は$70台に突っ込んだまま、下値を伺う姿勢を見せてる。この時期になって上値を追えないならば、下で勝負する価値はあるとみるけど。

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3445 RSテック ¥8,780(△¥230)
買)¥8,500×500(含み益¥140,000
買)¥8,400×500(含み益¥190,000
中小型株の戻り相場、となると日経平均はどうあれ、持ち上がる可能性は大いにあるかなと。ただ板が薄いので少しの需給で大きな値幅になる怖さがある。いい感じだとは思うが・・・。


本日の収支(前場・後場合算):+¥610,000


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雑感彼是

事情があって女房が所謂里帰りということで1週間程度実家に戻った。というわけで、なんとなく気が抜けた気分で株千代と二人で引きこもり生活開始。とは言え、老人の介護はあるし、出たり入ったり、煩わしさは付きまとうよね。

で、近所のドラッグストアに買い物に出かけて、話しかけられた店員さんに、「女房に逃げられたので買い物よ」と言うと笑われた。そんなジョークが妙に頭に残って、なぜかあの浪花節のフレーズが・・・。

「逃げた女房には未練はないが~ぁ、お乳欲しがるこの子が可哀い~ィ♪」

これってどんだけ馬鹿な歌詞なんだ!?って思ったよ。本気でこの惨めな歌詞を楽曲にして売ってたのか?みたいなね。なんだこの歌詞は!

とりあえず夕食を買ってきてドラッグストアでカップ麺を買って、帰宅後一人で日本酒をちびちびやってたら、連日のWC観戦の寝不足が効いてソファーでうたた寝。いきなりだらしなくなるオヤジです。

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さて、案の定米国市場は押している。いろいろな理由はあるのだろうから、全部が全部インフレや利上げのせいには出来なくて、何やら米国金融機関の引っかかりをロスカットするという話は、まんざらタイミング的にもクリスマス休暇前だろうと思っていたので、そろそろだよ。

ブルームにはSPAC合意の撤回相次ぐ、という記事が掲載されてるけれど、2023年を考えるとこれ以上厄介なお荷物は背負いたくない、という投資家が急増してるってことかな。というか今の相場、絶対に裏で何かが起こり始めてる気がしてならないんだよね。

それともう一つ気になるのは、ドル不足。これはQTの影響もあるだろうけど、よく分からない金融事情なんだよね。とにかく日銀の為替介入ももしかしたらドル供給の要請があったからかもしれないと思ってる。とにかくレポ金利(米国債担保の貸出金利)が急騰する場面になると、いよいよ金融市場も荒れ始めるかなと。実際に金融機関の内情なんて、この情勢で無傷なはずがないからなぁ・・・。