米国利上げで円安を見込む相場:1月20日(金)後場
- 2023.01.20
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,553(△¥148)
FOMCに向かって円安を見込む。¥135までか!?
後場の相場概況
日銀の金融緩和姿勢継続、貿易赤字の拡大、FOMCでの利上げ、となれば当然円安方向に動かざるを得なくなる。日銀の強烈な買いオペ、米国長期金利上昇となれば、少なくとも2月いっぱいくらいは、極端な円高にはならないと考えなくてはいけない。
そうなれば3Q決算の好調さをなんとか本決算まで持ち越せる可能性もあるから、現時点でインフレや景気後退を織り込んでの株安、というのはちょっと早すぎると思うんだよね。なので、買いで行けるんじゃないか?と言う事でのポジション建てをした。
もちろん、危ない要素満載で、特に原油価格の急上昇となれば、インフレ再燃の可能性も出てくる。特にイランが暴発するようなことにでもなれば、状況は一変することになるから、安心できる相場とはいえないと思うけど。
さて久々に主要な景気指標の出ない無風な週末となった米国市場は、普通に考えれば一旦のリバウンドが期待出るタイミングだと思う。ダボス会議が開催されたけれど、米国の投資家は非常に楽観的だったとブルームが紹介しているけれど、もはやダボス会議もそれほど注目される内容にはならない。
ダボス会議というとすぐにグレートリセットとか言う話が出るけれど、今の世界の資本構成からして、旧来の金融資本が思い通りに経済を動かせるものでもないわけで、単なるお金持ちの懇親会的な集まりになってるんじゃないかな。
今は戦争もあるし、インフレもある時代。金融資本にとっては厳しい時代だと言わざるを得ないしね。
後場の取引とポジション
1605 INPEX ¥1,441(△¥28)
買)¥1,437×16000
買)¥1,435×6000
買)¥1,434×6000
売)¥1,441×28000(+¥142,000)
原油の上昇を見越してINPEXを買いついたけれど、じゃ、イラン有事でホルムズ海峡がヤバくなった時、現価格が上昇するからと言って個別企業の株価がじょうしょうするか?っていう疑問があるわけで、何がいつ起こるか分からない時代ということで、INPEXの持ち越しの厭らしさを感じたので手仕舞いした。
1699 原油先物 ¥330.2(△¥12.0)
買)¥330.0×30000(含み益¥6,000)
買)¥329.8×10000(含み益¥4,000)
買)¥318.2×30000(含み益¥360,000)
買)¥317.7×20000(含み益¥250,000)
買)¥317.6×40000(含み益¥504,000)
買)¥317.5×10000(含み益¥127,000)
原油は勝負!ザラ場でやっと40000枚追加できたけれど、まだ虎視眈々と狙うつもり。株式市場は原油価格をあまり気にしていないけど、イランーイスラエルー英国の状況、そして中国がサウジに接近したことも考え合わせると、国内不安もあいまってイランは相当にヤバそうだからね。
7201 日産 ¥430.4(△¥10.8)
買)¥426.0×20000(含み益¥88,000)
買)¥425.8×20000(含み益¥92,000)
買)¥422.6×20000(含み益¥156,000)
買)¥422.2×10000(含み益¥82,000)
買)¥421.2×40000(含み益¥368,000)
買)¥421.0×5000(含み益¥47,000)
買)¥420.0×20000(含み益¥208,000)
買)¥419.5×5000(含み益¥54,500)
買)¥419.0×5000(含み益¥57,000)
買)¥418.8×5000(含み益¥58,000)
買)¥418.4×10000(含み益¥120,000)
さて、本気になってきた日産勝負。一応上手く思惑通りに運べば、¥600くらいはあってもおかしくないはず・・・。何だかんだと言っても時代は、EVに突き進む。その時に日本企業で最もアドバンテージがあるのは日産だろうからね。いままでルノー支配下で、欧州を弄れたことも大きいだろうし。そして系列離脱となると、待望のイベントだからね。
【現物】
8306 三菱UFJ ¥937.6(△¥11.6)
現買)¥904.9×120000(評価益¥3,924,000)
8316 三井住友 ¥5,467(△¥58)
現買)¥5,250×20000(評価益¥4,340,000)
5713 住友金属鉱山 ¥5,219(△¥131)
現買)¥5,142×2000(評価益¥154,000)
現買)¥5,140×1000(評価益¥79,000)
現買)¥5,138×3000(評価益¥243,000)
現買)¥5,134×1000(評価益¥85,000)
現買)¥5,131×2000(評価益¥176,000)
現買)¥5,130×1000(評価益¥89,000)
7012 川崎重工 ¥2,836(△¥23)
現買)¥2,875×10000(評価損¥390,000)
7011 三菱重工 ¥4,898(△¥82)
現買)¥4,870×2000(評価益¥56,000)
現買)¥4,860×2000(評価益¥76,000)
地合いによっては重工と川重は放そうと思ってたけれど、ドル円が円高方向に行く気配がなかったこともあって、我慢した。あと何銘柄か加えておきたいとは思ってるけれど、今日は失敗した。ダイキンと日産の現物だけどね。俺の現物選びは、近い将来居所を変えそう、というのが基準になってるんだよ。一節乗り切れたら後は余裕で持っていられるからね。この時期の選択としては問題あるけれど・・・。
本日の収支
信用(前場・後場合算):+¥1,670,000
現物評価損益:+¥8,832,000
雑感彼是
今日、オヤジの介護申請を再度提出し面接になったけれど、老人は面談になると「悪いところはない、調子はいい」と見栄を張ってしまうんだよ。前回も歩行困難、車椅子移動、排せつ困難、痴呆も明らかなのに、要介護2の判定だった。けれども、補助なしでは排泄できないし、基礎疾患も複数あるし、それで介護度2っていうのは、おかしいだろう、と疑問だらけ。もっとも医師の意見書次第という側面があるらしく、腰椎狭窄症の整形外科医の意見では、だめなのかな?ということで、やり直すことにした。
要介護3の判定ならば、いざとなったら特養に入居可能なので、適正な介護度を貰っておくことにした。最近は厳しい基準になったと言われるけれど、歩けないんじゃ、どうしようもないわけだから・・・。
さて、相変わらず老人介護で時間を獲られているけれど、今日は施設での面談で立ち会わずに済んだ。相場も今日はどうしても抜けるわけには行かなかったし、ケアマネに全面的におんぶにだっこだった。
再生医療の進化と、画期的な癌治療の実用化が近くなってきて、人間の寿命が120歳というのが見えてきたらしい。けれども70歳で痴呆が始まってしまうと、50年間も地方で過ごすことなんかできるはずもないし、そもそも老後資金が持たないし。いやその前に年金が確実に破綻するだろう。なので、日本もGPIFとは別にソブリンファンドを持つべきなんだろうと思う。先進国で政府系ファンドがないのは、もはや日米くらいの物だろうし。
モノ作りは、先端技術は、と言うけれど、それだけじゃとてもじゃないけれどやって行けるはずもない。だから日銀の持ち株を受託運用することから始めればいいんじゃないかな。どうせもう日銀は持ち株を売ることなんかできないのだから・・・。
(アイキャッチ画像はJPモルガンの資産運用部門のトップ、メアリー・アードース)
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