そろそろ地雷を踏みそう・・・株価暴落は時間の問題！？

今年のいつかは分らないけれど、スイス第二位の金融機関であるクレディ・スイス（CS）の破綻がいよいよ時間の問題になってきてる。もうボロボロで株価が10分の1以下になるわ、預金は逃げるわ、委託金も逃げるわ、投資利益も10分の1レベルに激減するわでにっちもさっちも行かない状況。復活したわけではないにしてもドイツ銀行だって青息吐息の経営を続けてるし、このての金融機関はウクライナーロシアの影響でたっぷりと損失が出ているところに持ってきて、どうせディリバティの引き受けがたっぷりあるんだろうと思うし。

金融は連鎖しているから中国不動産やらインド・アダニの影響もないはずがないし、どこにどんな地雷が埋まっているのか分からないのが金融の世界だから。それが一旦火が付くとバンバンと連鎖してゆくだろうしね。勿論米銀も邦銀も大なり小なり影響を受けないはずがないんだよ。それにトルコ地震だって欧州系の金融機関は引っかかってると思うしね。

そういえばクレディとみずほはSBGのメインバンクのようなものだったけど、一昨年クレディはSBGから手を引いて昨年は訴訟を始めたりしてるな。どっちもどっちなんだろうけどね。

それと非常に気になるのが、国内生損保が外債を昨年末から今年にかけて20兆円以上も売ったという話。これで日銀が日本国債で逆ザヤにならない運用が出来るようにYCCレンジを広げたんだけど、問題はなぜ売ったのか？ということ。売るなら金利が上昇する前じゃなきゃおかしくないか？為替レートの問題だと言われてるけれど、それなら財務省が介入する前に売れっていうのよ。俺ごときに真相は分らないけれど、結構米経済に対する懸念もあってのことなのかも。

で、米国は債務上限を超えてしまってやり繰りしながらの財政運営の真っ最中。ここでことが発生しても財政的にはなのも出来ない状況が少なくとも3ヵ月は続く。その間FRBも金融緩和は出来ないから・・・。

と言うことは金融事故に対して今現在は米国も無防備状態なんだよ。

そこにきて中国が何をとち狂ったか衛星からハワイに向かってレーザー照射をかましたという事実が明らかになった。これ、気球撃墜の報復なのか？ってね。それとは別に今度は多分ドローンだろうけどアラスカ上空で米軍が撃墜してる。おいおい、そんな状態になってるんじゃ、これはもう対中半導体輸出規制がとんでもなく厳しい方向に行っちゃうかも。もちろん、日本の装置メーカーもさらに厳しい規制要求を突きつけられるかも。

だって領土に対して衛星からレーザー照射って、マジでストリートで喧嘩売ってくるハングレみたいなものだからね。流石に米国も黙ってはいないだろ。

もしも米中関係が今以上に急速に悪化してしまうと、またぞろインフレにも影響が出ちゃう。実際中国経済ってマジでやばいんだよ。もうまともな経済活動が成り立っていないらしいし、債務（借金）は踏み倒して当然という国民の意識になってるらしいし・・・。インバウンドなんか増えるはずないし、爆買いも期待しない方がいいかも。

日に日に弱ってる米国経済にあって、ウォール街がいつ楽観から目覚めるのだろう？って思うよ。米国内ではガソリン価格も上昇し始めてるし、来週のCPIが下がっても小売売上高も下がったんじゃ話にならんしね。雇用統計はキナ臭いし、ミシガン大学消費者態度指数とか期待インフレとか、宛てにならんしな。

日米企業の決算はここ数年ではなかったほど芳しくない。日本は3Qでもはやダメダメで4月に発表される来期見通しが恐ろしい。

そんな状況で地雷を踏んだら・・・、楽観なんか一気に吹っ飛ぶことになる。

なんかね、いつもこういう事なんだよ。さしたる理由もなしに楽観してる期間が少し続くんだ。米国市場で何かあれば日本株はドル円が円安に傾くから大丈夫なんて意味もない楽観は完全に命取りだ。やはり現物を仕込む時期じゃなかったかも。中長期で、なんて踊ってないで、もっと慎重に遣らないと痛い目に会いそう。

いろいろ調べててパッとしない決算に結構ウンザリしてきたんだ。こんな時期によくも決算勝負なんかしてるもんだよ。やはり俺自身も結構来ちゃってるな。

しかしこんな時期に日銀総裁が植田氏に代わって大丈夫なんか！？植田氏にはその覚悟があるんか！？

（こういうのは結構危険な記事なので、あくまでも内容は俺自身の憶測だということを断っておきます）