材料に渇望してた米国市場!FRB観測気球で大幅高

材料に渇望してた米国市場!FRB観測気球で大幅高

最近は体調管理のためになるべく早く就寝することを心掛けているつもり。このところ介護疲れもあってか体調が思わしくなく、さらに運動不足と睡眠不足で体力も相当に衰えてきている自覚があるんだよね。日経と米国市場の連動性が薄れてきてるので相場ウォッチも自重気味です。

でもジジイになって来て、なかなかまとまった睡眠がとれないから目を覚ます。その時どうしても相場を観ちゃうんで、すると脳が動いちゃって結局眠れなくなることが多い。今夜も4時半過ぎに起きちゃって、ちらっと相場を見てしまったら、あれれっ!?上昇してる?ってね。

例によって地方連銀総裁達が、いろいろ観測気球を上げ始める時期。今夜はアトランタ連銀んのボスティック総裁が「夏の利上げ停止の可能性に言及」とかなんとか理由つけて買いだって。でもブルームの記事ではそんなニュアンスは感じない発言だけどなぁ・・・。それで好感して買われるって何を好感してるのかさっぱりわからんぞ。だって最初から夏に利上げなんかするニュアンスはFRBになかったぞ!

Advertisement

それよりも米国金利上昇の方が問題だろう?債券市場ではよりディープに利上げを懸念しているわけだし、いま米国債が売られるのは、あまりいい状況とは言えないんじゃない?同時に住宅ローンの固定金利が7.1%になったという報道もあるけれど、いま米国の市中金利って一体どうなってるんだろうねぇ・・・。クレジットカードローン、中古車ローン、住宅ローン等々、金利上昇は限界に達している個人を直撃するわけで、それと中小企業の資金調達はますます苦しくなるしね。

まぁ、いよいよ米国景気もリセッション入りの最終局面かな?と言う気がするけどね。今のFRBはなんだかんだと言ってもマネタリーベースでは新型コロナ前よりも大幅な金融緩和状態を維持していると言える。確かに金利は上昇したしQTもやってるけれど、ジャブジャブ資金はほとんど手つかずに近い状態だからね。インフレ鎮圧なんてまだまだ先の先の話。個人消費は税還付があるから一息というのもあるけれど、ここからが(景気後退の)本番であることは、考えておくべき局面だろうと思うけど。

Advertisement

そういえばドル円は予想通り¥137にタッチしたみたいだね。米国市場が上昇してるんで、こんな時は円安メリットを織り込む形で日経平均CFDも上昇だけど。米国金利上昇にNASDAQが嫌気せず上昇っていのはちょっとヤバイ。半導体を売り建てちゃったからなぁ・・・。

それに興味は今日の相場でメガバンクがどうなるか。UFJは陰線7本連続だけど大して下げてるわけじゃない。まぁ¥900くらいまではあるかなって思ってたけど、どうなんだろうねぇ・・・。もちろんポジションはナシ。分らんしね。

と言うわけで今日の材料で米国市場は大引けまでに垂れる気配なし。日経平均も揉み合い上抜け、とは行かない?いやいや今日のザラ場で抜けるかもしれないしね。抜いたら買い勝負するかも。と言うわけでもう少し、寒くなってきたのでベッドに入って二度寝トライだな。