海外勢が買わない相場は相変わらず弱い：7月4日（火）後場

日経平均株価　￥33,422（▲￥330）

後場の相場概況

そういうわけで主力は、とにかく指数の動きを完全に無視するかのようなメガバンクの上昇が今日のメインだったし、なんと日産が陽線続きの6連騰となって、無事主役を務めた。よく分からないけれど、低PBR物色ということもあるらしいけど、個人的にはこのPBR0.47と言うのが合点が行かないので、今夜あたりきちんと調べておかないとまずいなぁと。

とりあえず今日の相場でこういう上昇となると、少しでも売り建てておかないとマズイんじゃないかという、病気がまた出てきてしまって、メガバンクと自動車、商社を売り建てしたけど、なんか違和感があって・・・。

今夜の米国市場は独立記念日ということで休場となる。そのせいもあって日本市場が緩んだのかどうかは分らないけれど、商社が買われずに資金はメガバンクに集中したところを見ると、自動車もちょっと一服という感じになるかもしれないね。

いずれにしても全体相場が調子よく持ち上がる相場は、いったん終了になった気がするけど。

後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ　￥1,111.0（△￥25.5）
空売）￥1,112.5×8000（含み益￥12,000）
空売）￥1,112.0×8000（含み益￥8,000）
空売）￥1,111.0×8000（変わらず）
空売）￥1,110.0×8000（含み損￥8,000）

8316 三井住友　￥6,430（△￥223）
空売）￥6,430×4000（変わらず）
空売）￥6,425×2000（含み損￥10,000）

日銀の政策決定会合は確か28日。まだまだ時間はたっぷりあるのに、今からYCCの変更を当て込んで、このままイケイケで行くとは思えないし、UFJはもちろんだけど、三井もみずほも揃って年高を越えてきた。俺の感覚ではこの辺だろうということで売り建て。ちょっとやり過ぎだって。

8058 三菱商事　￥7,022（▲￥84）
空売）￥7,022×4000（変わらず）
空売）￥7,011×4000（含み損￥44,000）

8031 三井物産　￥5,460
空売）￥5,460×4000（変わらず）
空売）￥5,431×4000（含み損￥116,000）

ここ数日やはり商社には買いが入らない。一旦は調整しないとというか、その感覚は去年くらいの船株のようなものだと思った。もう少し突っ込んで欲しいけど、決算を意識するような季節になると・・・。決算は良好に決まってるからね。

7270 SUBARU　￥2,716.0（▲￥37.5）
空売）￥2,747.5×1000（含み益￥31,500）
空売）￥2,744.0×2000（含み益￥56,000）
空売）￥2,743.0×2000（含み益￥54,000）
空売）￥2,742.5×1000（含み益￥26,500）
空売）￥2,741.0×2000（含み益￥50,000）
空売）￥2,740.5×2000（含み益￥49,000）

7203 トヨタ　￥2,338.0（△￥12.5）
空売）￥2,344.0×4000（含み益￥24,000）
空売）￥2,343.0×4000（含み益￥20,000）
空売）￥2,341.5×8000（含み益￥30,400）

7201 日産　￥616.6（△￥13.4）
空売）￥617.3×4000（含み益￥2,800）
空売）￥617.1×4000（含み益￥2,000）
空売）￥617.0×8000（含み益￥3,200）
空売）￥616.9×4000（含み益￥1,200）
空売）￥616.6×4000（変わらず）
空売）￥616.1×4000（含み損￥2,000）

出遅れ物色の波が自動車に来た。まずはトヨタが全個体電池という材料で跳んだのをきっかけに、SUBARUは順調に水準訂正して、スズキはインド、ホンダは低PBRとそれぞれに材料込みでの上昇になったけど。最後まで出遅れてた日産が暴騰し始めた。それほどいい事業内容とは思えないけれど、行くときは行く、という感じ。そろそろ緩んでもいい気がするけどね。

9432 NTT　￥169.7（▲￥1.5）
現）￥168.0×500000（評価益￥850,000）
現）￥163.7×375000（評価益￥2,250,000）
現）￥162.3×125000（評価益￥925,000）
現）￥160.5×500000（評価益￥4,600,000）
もっと突っ込むことが濃厚になったな。まぁ値動きはどうでもいいけど。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥13,760,000

雑感彼是

今日は大きな見込み違いをしてしまって、含みを500以上溶かしての利食いになってしまったけれど、予想が外れたら当然痛いことになるけれど、￥34,000を都つような展開になったら爆益だったわけで、最終的に欲をかき過ぎたという事なんだよね。

でもこの地合いでは欲も出るよ。日経平均は揉みあい上放れと思い込んでいたというか、誰だってそう思うと思うんだ。けれども現実はそんなに甘くなかったということだよね。

兎に角何度も書くけれど、日経平均が揉みあいを上抜けるには、それなりの材料成り理由なりが必要だと思う。評論家連中が言うように、日経平均は上です、みたいな単純な話ではないんだよね。

なぜなら海外勢の買いが止まっているから。若しも引き続きの買いならば今頃は￥35,000にもう少し、なんて言ってたと思う。

そういう意味では海外勢が買わないと、日本市場は今日のようになるんだよね。その辺を常に意識しておかないとダメだねぇ・・・。