日経平均ダブルトップ成立!:7月10日(月)前場

日経平均ダブルトップ成立!:7月10日(月)前場

日経平均株価 ¥32,173(▲¥214)

日経平均はダブルトップ成立で目先の天井を打った・・・。



前場の相場概況

週明けの日本市場は、利食いが優勢の展開になって日経平均株価では、6月27日の底値¥32,306を割り込んで、ダブルトップが成立してしまった。これで、テクニカルでは25日線の¥32,942と75日線の¥30,405の中間である¥31,673が意識される展開になったと思うし、そこを割り込むようだと75日線が意識される展開になるわけだが・・・。

とにかく米国市場では改めて利上げが意識されたことで、株式市場はかなりナーバスになっている。つまり、従来から引き続きの金融危機、具体的には米地銀の破綻懸念が再燃する可能性が出てくるという警戒感だよ。3月から4月に賭けての米地銀危機は、全く改善されてはいなくて、むしろ悪化の一途を辿ってると言える。そこに限界に達している商業用不動産や個人ファイナンスなど、金融懸念は山ほどあって、それがギリギリの瀬戸際を迎えている。

その中で7月利上げが視野に入るとなると、いよいよ夏枯れ相場の時期にボラティリティが急激に高まることになりかねない。

片や日本市場だけれども、日本の場合は今後数か月の間に個人消費が極端に悪化する可能性が出てきたことで、軟調な展開にならざるを得ない。決算シーズとなって1Qの好決算連発にはなるだろうけど、上方修正してくる例はほとんどないのではないか?と思う。

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それよりも、下期の業績に対する懸念が台頭してくるだろうし、加えて政治不安も懸念される状況。となると思ったよりも日経平均EPSは改善しない可能性がある。そうした近々の状況を踏まえ、なおかつ秋以降の米国景気懸念を意識するようになると、このまま上値追いをするというのは、少々楽観が過ぎると思う。

大相場を期待するならば調整が必要なのは言うまでもないことだけど、調整と言う意味では、前場のダブルトップ成立は痛い。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥19,540(▲¥275)
空売平均)¥19,985×3520(含み益¥1,560,000
朝寄り以降、底割れはないかもしれないと思わせる値動きになったものの、上値を追えるような状況でないことは、ドル円の動きを見れば想像は出来た。しかも米国債10年物金利はさらに上昇ということで、半導体値嵩株が強くないだろうということで、6月27日の底値割れがあるかもということで、揉みあいの中で売り玉を追加した。

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8306 三菱UFJ ¥1,056.0(▲¥1.5)
空売)¥1,072.5×8000(含み益¥132,000
空売)¥1,072.0×8000(含み益¥128,000
空売)¥1,071.5×8000(含み益¥124,000
空売)¥1,071.0×4000(含み益¥60,000
空売)¥1,070.5×4000(含み益¥58,000
空売)¥1,070.0×8000(含み益¥56,000
空売)¥1,069.5×4000(含み益¥54,000
空売)¥1,069.0×4000(含み益¥52,000
UFJは米国運用比率が高く、米国債金利の上昇は悪い話でもない反面、FRBの利上げが濃厚になって来て金融危機再燃懸念が台頭している。その中で、日本のメガバンクは関係なし、として上値追いが出来るようなことは有り得ないわけで・・・。三井は売り辛かったけれどUFJは怖くなかった。けれども結果として三井は大きく売られて・・・。


8058 三菱商事 ¥6,861(△¥29)
空売)¥6,900×4000
空売)¥6,896×4000
買戻)¥6,895×8000(+¥24,000) 

8031 三井物産 ¥5,135(▲¥101)
空売)¥5,280×4000
空売)¥5,270×4000
買戻)¥5,250×8000(+¥200,000) 

テクニカルでは売りなのかもしれないけれど、商事の気配が滅茶苦茶で、商社は反発か!?ということで買い戻してしまった。戻りを売る気になれず、というか日産やUFJを弄ってしまい、なおかつ半導体を売り直すことに決めて、手が回らなかった。

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7270 SUBARU ¥2,554.5(▲¥61)
空売)¥2,680.0×4000(含み益¥502,000
空売)¥2,660.0×1000(含み益¥105,500
空売)¥2,659.0×1000(含み益¥104,500
空売)¥2,658.0×2000(含み益¥207,000
空売)¥2,652.0×4000(含み益¥390,000
空売)¥2,651.5×2000(含み益¥194,000

 

7203 トヨタ ¥2,260.5(▲¥39)
空売)¥2,319.0×4000(含み益¥234,000
空売)¥2,318.0×4000(含み益¥230,000
空売)¥2,317.5×4000(含み益¥228,000
空売)¥2,317.0×4000(含み益¥226,000
空売)¥2,315.5×4000(含み益¥220,000
空売)¥2,314.0×4000(含み益¥214,000

7201 日産 ¥583.5(▲¥13.6)
空売)¥599.0×4000(含み益¥62,000
空売)¥598.5×4000(含み益¥60,000
空売)¥598.0×4000(含み益¥58,000
空売)¥597.5×4000(含み益¥56,000
空売)¥597.0×8000(含み益¥108,000
空売)¥596.4×4000(含み益¥51,600
空売)¥596.0×8000(含み益¥100,000

7267 ホンダ ¥4,194(▲¥97)
空売)¥4,288×4000(含み益¥376,000

兎に角自動車は、週末のドル円の動きからして買い辛いだろうということで、多少担がれても我慢してみようと思ったし、日産とホンダを売り建てて勝負することにした。週末のドル円の動きは全く理解できなかったけれど、ハイボラで2円も円高に動いたことがショックだったというか・・・。とりあえず自動車は勝負になってしまったけど・・・。

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8035 東京エレクトロン ¥19,935(▲¥270)
空売)¥20,585×2000
空売)¥20,555×1000
買戻)¥20,200×3000(+¥1,125,000
空売)¥20,260×1000(含み益¥325,000
空売)¥20,250×1000(含み益¥315,000

6857 アドバンテスト ¥19,710(▲¥260)
空売)¥20,180×1000
空売)¥20,150×1000
買戻)¥19,950×2000(+¥430,000
空売)¥20,400×1000(含み益¥690,000
空売)¥20,250×1000(含み益¥540,000) 

米国債10年物金利がさらに上昇したなら流石に半導体は買い辛いだろうということで、週末に大きく上昇して行って来いを演じたSOX指数やNASDAQは週初下落と見て戻りを再度売り建て。けれどもアドバンテストの買い上がりには肝を潰したよ。それでもロスカットは考えなかったけど・・・。ソシオがどうなるか見たかったし・・・。

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6954 ファナック ¥4,747(▲¥6)
空売)¥4,834×4000
空売)¥4,830×2000
空売)¥4,827×2000
買戻)¥4,777×8000(+¥434,000

6758 ソニーG ¥12,870(▲¥135)
空売)¥13,085×4000
買戻)¥12,915×4000(+¥680,000
空売)¥13,000×1000(含み益¥130,000
空売)¥12,985×2000(含み益¥230,000

ファナックはまたしても担がれて・・・。なぜファナックが買われるのか?と言えば安川の決算が思ったほど内容が悪くなかったというのも理由の一つかも。ソニーは大口投資家が相当決算を懸念しているのだろうと思うので、戻りを売り建てた。

 

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9432 NTT ¥167.2(△¥1.0)
現平均)¥163.95×1500000(評価益¥4,875,000
ほんの少しだけ・・・。


前場の収支:+¥2,150,000


雑感彼是

(時間ないので省略します。ごめんなさい)