NVIDIA以外全滅した米国市場:5月24日(金)寄り前
- 2024.05.24
- トレード日記
おはようございます^^
先ほど引けた米国市場、特にダウが▲$605と大きく下げたねぇ・・・。その理由を試しにChatGPTとCopilotに尋ねてみた。設問は「昨夜の米国市場が大きく毛楽した理由は?」と同じにした。
昨夜の米国市場の大きな下落は、いくつかの要因によるものでした。
ChatGPTの回答
昨夜の米国市場の大きな下落の主な原因は、連邦準備制度(FRB)の政策に関する懸念と経済のリセッション(景気後退)への懸念です。FRBのジェローム・パウエル議長が金利の据え置きを発表し、近い将来の利下げの可能性を示唆しなかったことが、投資家の間で失望を招きました 。
また、エコノミストや市場戦略家たちは、FRBの「積極的な」金融引き締めが経済に与える影響についても警鐘を鳴らしています。金利が2001年以来の高水準に達しており、これが過度な金融引き締めを引き起こし、リセッションを招く可能性があると懸念されています。
さらに、個人消費の減少と貯蓄率の低下も市場の不安を増大させています。消費者が高金利とインフレの影響で支出を抑え、貯蓄を増やす動きが見られる中、経済全体への影響が懸念されています。
このような背景から、昨夜の米国市場は大きく下落しました。
Copilotの回答
- インフレ懸念: 米経済指標でインフレが依然として懸念されています。これは、物価上昇が経済全体に影響を及ぼす可能性があるためです。
- 利下げの先送り: 米連邦準備理事会(FRB)による利下げが先延ばしになるとの見方が強まりました。これは、金利の動向が株価に大きな影響を与えるためです。
- ドル高: ドルが対円で上昇しました。これは、通貨の価値が株価に影響を与えるためです。
- FOMC議事要旨: 米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、利下げを急がない姿勢が示されたことが影響しました。これは、金利政策の方向性が市場の動向に影響を与えるためです。
これらの要因が組み合わさり、投資家の売り圧力を増加させ、結果的に市場全体が下落しました。
これを見ても分かり通り、今のAIの実力ってただただ瞬時にサイトを巡回検索して、内容を生成して答えているだけ。確かにこう正確に文章を生成されると便利だし、それなりの利便性はあるのだろう。ブログを書く身としても、こういうのをパクれば楽に書けちゃうからね。
でも、もう少し気の利いた説明だと昨夜の米国経済指標(5月PMI)が3部門とも高かったから利下げ期待が後退した、インフレ再燃懸念が強まった、という説明になるんだろうけど、これらの発表は22:45だったのに、下落は22:25くらいから始まってる。もちろん発表後に加速はしてるんだけどね。
というわけで、AIをどう見るか、だけど米国市場のセンチメントを一部理解するには有効だとは思う。けれども具体的な言及は出来てないから、その時点でのサイト検索による意見の集約と見た方がいい気がするんだけど・・・。
でも個人的には、それだけじゃないと思ってる。最も肝心なことはやはり「T(取引)+1(決済)」が28日から始まるということに対する懸念なんじゃないか?と思うのよ。27日(月)は米国市場は休場だしね。そうなると現行のT+2で行くと昨夜の決済が優先されるだろうから、少しはリスクを回避できると考えたんじゃないかな。
ちなみにCopilotに「米国T+1開始への懸念」と質問してみたら・・・
米国で証券取引の決済期間を「T+1」に短縮する制度が5月28日から始まることについて、以下のような懸念があります。
- フェイル(証券決済未了)やオペレーションミス、追加コストの増加: 決済期間が半日になることで、これらの問題が急増する可能性があります。
- 外国為替市場とのずれ: 通常、取引成立から完了までに二営業日かかる外国為替取引を付随して行う場合、取引所取引が主流である米国株式の「T+1」決済に対応するには、時差の関係上、極めて短時間での事務処理が求められます。
- 資金調達の問題: 米国株を購入する海外投資家は、ドルを準備するか、最長2日を要する外為市場で1日以内にドルを手当てする必要に迫られます。
- 準備が不十分な企業のリスク: 移行準備ができていない企業にとっては、新たなリスクが生じる恐れがあります。
これらの懸念を踏まえ、各金融機関は対策を講じています。例えば、従業員を北米に転勤させるか、新たに夜勤シフトの従業員を採用する計画があるとの報告があります2。しかし、これらの対策も完全な解決には至っておらず、引き続き懸念が残されています。
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