このところの上昇はSQ狙いの仕掛け!?7月10日(水)前場
- 2024.07.10
- トレード日記
日経平均株価 ¥41,635(△¥55)
薄商いを狙ったSQの仕掛け的な値動き!?それ以外に理由が見当たらない。
前場の相場概況
昨日の日経平均¥800高は、海外勢の先物主導による吊り上げである可能性が高いと思うし、今週のSQを意識した買いと見て間違いないと思う。大引けにTOPIX売りが想定されているにもかかわらず、そんなの関係ないという感じで上昇させるという投資行動、しかもこの時期の投資行動なわけで、これはもう流石に信じるわけには行かない。
まぁ、年初のメジャーSQ後の1月SQで何をしたか・・・思い出すと、日経平均の上が¥42,000以上と言うことも十分にあり得るし、¥42,500くらいまでは想定できるかもしれない。反面、下を見るならば、¥41,000割れもあるかなと。その辺の海外勢の投資行動は全く分からない。
兎に角言えることは、日本の主力企業の1Q決算は想定外の円安効果も相まって良好なわけで、それだけ見るならば、買いで十分と言えなくもないけれど、マクロ要因(各国の政治や中東危機、金融の危ない状況等々)を考えると、ロングであっても短期的な視線は重要なんじゃないかと思う。
とにかく昨日の大陽線までの上昇には非常に意図的なものを感じるし、とくに昨日は理由なんか全然なし相場だったからね。半導体が少し強くて、それでもファストリは景気後退の意識される場面であって弱い、みたいな形がフェアトレードだった気がするのでね。
日経平均寄与度の高い銘柄だけが高いのは、全く気に入らないので、今日の前場は戦意喪失してます。
前場の取引とポジション
8058 三菱商事 ¥3,342(▲¥34)
空売)¥3,401×4000
空売)¥3,400×8000
空売)¥3,399×4000
空売)¥3,395×4000
買戻)¥3,354×8000(+¥344,000)
買戻)¥3,353×12000(+¥568,000)
押したところで買い戻して手仕舞い。利食いできれば御の字だ。
8766 東京海上H ¥6,519(△¥227)
空売)¥6,313×2000
空売)¥6,310×4000
買戻)¥6,362×6000(-¥306,000)
金融(銀行や損保)がメチャメチャ寄り付きから強く、その意味はこのセクターだけは日銀を当て込んで、TOPIX売りも関係なくイケイケになってるような気がしたので、朝寄りロスカット。
7203 トヨタ ¥3,279(△¥9)
空売)¥3,295×4000
空売)¥3,294×4000
空売)¥3,293×8000
空売)¥3,292×8000
買戻)¥3,261×24000(+¥772,000)
多分今日の大引けでは1000万株以上の売り物が出るんじゃないかと思ってるけど、それでも値幅は¥20程度かもしれない。そう考えると勝負する気になかなかなれないし、少なくとも前場は見るだけが無難。
9984 SBG ¥11,830(△¥100)
空売)¥11,730×3000
買戻)¥11,660×3000(+¥210,000)
6758 ソニーG ¥14,825(△¥220)
空売)¥14,605×2000
買戻)¥14,500×2000(+¥210,000)
朝寄りで買戻し。地合いが強くなってしまいそうだったので、何も考えずに買い戻した。
4063 信越化学 ¥6,618(変わらず)
空売)¥6,640×2000
空売)¥6,639×1000
空売)¥6,638×1000
空売)¥6,636×1000
空売)¥6,633×1000
空売)¥6,632×1000
空売)¥6,631×1000
買戻)¥6,618×1000(+¥13,000)
買戻)¥6,610×2000(+¥45,000)
買戻)¥6,600×3000(+¥113,000)
買戻)¥6,598×2000(+¥84,000)
TOPIX売りの値幅を埋められるような上昇をされると、意味なし、ということで、寄り後の押したところで買い戻した。この銘柄は本当に特定の大口次第と言う感じがするんだよね。あまり相性も良くないし、深追いはすべきでないと思った。
4543 テルモ ¥2,807.5(△¥3)
空売)¥2,813.5×4000
空売)¥2,813.0×2000
空売)¥2,811.5×4000
買戻)¥2,784.5×10000(+¥281,000)
まぁ、朝寄りで買い戻したけれど、板が薄くてやりたい放題されちゃうんだよね。面白くなかった。
前場の収支:+¥1,660,000
雑感彼是
今の株高の要因をインフレに求めるアナリストが、今となっては体勢を占める。財務省が介入しようが何しようがこのインフレを止められないのは、当然のことととしてドル円が一方通行に円安に動いているから。円安になればなるほど、輸入物価が上昇してしまうのでインフレになる。
なので、今の株高はドル円のトレンドが転換しない限り、続くと考えた方が無難なのかもしれないし、それは日本人の生活がどんどん苦境に追い込まれていくことを意味する。
ここでアナリストの中には、今日銀がインフレを止めるために利上げを行うと、日本の景気は墜落するという意見の人が多い。ただでさえ個人の可処分所得が際限のない減少に見舞われているなかで、利上げをすればますます消費に悪影響が出て、日本経済が下手をすれば完全にスタグフレーションに追い込まれるという意見だけどね。
じゃ、景気悪化を防止するために日本国民に所得も増えないのに、インフレを我慢しろと言うのか?ってことになる。実際その通りのことを財務官僚は言うんだね。その根拠は国民の金融資産はどんどんふえてるじゃないか!ということ。
黙っていても金融資産の価値は目減りする。ドル円が¥70台だった時代を起点にすると半分以下になっている。だから金融資産が倍になっちゃったと言うだけ。その金融資産で財政の赤字を埋めるために、財務省は新NISAを推奨し、相続税を引き上げる。結局は、政府と国民の間の資産移転しか考えていない。
はっきりそのことを「クソ野郎!」と常々言っているんだよね。国民の富で政府債務を埋めますよ、ということで、全体の資産を押し上げるとは絶対に考えない、クソな連中だからね。
個人的にはインフレを止めるために日銀は利上げすべき、と思ってますよ。景気が悪化しても国民は大丈夫。今月日銀が0.250位利上げしても何の影響もない。あるわけない。
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