世界の株式市場は暴落不可避!?大荒れの後半戦へ!
- 2024.07.20
- トレード雑感
週末、またしても日経平均CFDは▲¥474と大きく下落する結果となってしまった。個人的に一番のポイントと思っていた、ダウが頑張るか、下げるか、ということだけど、結果は▲$377となり、三市場とも同じような比率で下落した。一方、利下げ期待が高まったということで急騰してきたラッセル2000も同比率で下落したことを考えると、どうやら米国株式市場はここに来てトレンドが転換したんじゃないか?と思ってる。
最初はトランプ氏が次期大統領濃厚ということで、トランプ氏の政策に合ったリバランスをしていると思っていたけれど、どうもちょっと様子がおかしいかな?と昨夜は思い始めた。これはセンチメントの問題だけど、どうやらウォール街は、大統領選挙までに株式市場を暴落させ、大統領選挙を混乱させるつもりなのかもしれない、と、そんなことまで考えたよ。
実際、民主党や現在の政治状況で大儲けしている人達が、ここまで来て今回の大統領選挙を逆転するには、株式市場の暴落とか景気後退を演出してトランプを潰しにかかるという最終手段に出たかな?と。個人投資家の分際でこんなことを書くと完全に陰謀論だと思われるかもしれないけれど、本筋は米国経済なんかどうでも良くて、自分たちが儲かりさえすればよい、と言う人たちが民主党を応援してるんだよね。
選挙イヤーだから株式市場も下げてもらっては困る、ということで、出鱈目の経済指標を出しまくって株高を演出。インフレ退治でFRBが真剣に金融引き締めやってる最中でも、財政支出をどんどん増やし金融緩和をして、まるでFRBのカウンターパートのようになってる。
でもさすがに最近はイエレンが大人しいよねぇ・・・。雇用統計の件ですっかり出てこなくなった。というか米国債を買ってもらうための苦しい根回しでもしてるんだろうけどね。とにかく発言はほぼ全否定されつつあるから・・・。もう引退だろうけど。
と言うわけで、米国市場は利下げするから大丈夫、AIがあるから大丈夫、みたいな雰囲気づくりでたっぷりとしきんを吸収してきたのでね、準備万端と言うところかもしれない。とにかく大統領選挙前に株式市場が大クラッシュしたら・・・トランプだってどうなるか分からないしね。
まぁ、政治絡みの陰謀論?はこれくらいにしても、とにかく今の米国市場は景気悪化の中で新値三昧してきたということで、見方によっては過熱感は半端ないはず・・・。いくらそういう相場を演出しようとも、本当に景気悪化を大部分の投資家が、もう限界だ、もうヤバイと思い始めたら株価は暴落しますよ。でもまだ株式市場の右肩上がりを大部分の個人投資家は信じてる。なので、そういうカモを巻き込んでガツンとやってくるんじゃないかな。(システムトレード絡みの変な値動きがで始まったら要注意!)
これは根拠と言うわけではないけれど、あの出たがりの、JPモルガンのジェイミー・ダイモンが最近滅茶苦茶大人しいと思わないか?巨体を対策させるのに忙しいんじゃないか、と思うよ。バフェットも大人しいし・・・。こういう時はみんな著名投資家はみな押し黙る。
さてさて、日本市場だけどね、ヘッポコ評論家や役立たずのアナリストがつい、ついこの間まで散々煽り倒した株式市場だけど・・・。やれ新NISAがいいだの、オルカンだ、SP500だ、と言いまくってた連中が大人しくなってるよ。
半導体装置はバブルだから仕方ないとしても日立や三菱重工がPER30なんて異常でしょ!何故異常か?って言うと日本を代表するトヨタがずっと一桁台だから。赤字のSBGが¥10,000台というのもねぇ・・・。中国はもう完全に死に体と化してる。でも中国で展開してる企業の業績が良いというのは警戒すべき。小売業なんかも価格が上昇して賃金をあげないから好調なだけ。インフレをまんま利益にしちゃうという性悪体質だね。
日本の経営者は、またぞろすぐに景気が悪化すると思ってるんで・・・。動いたら負け、と思ってるのが日本の経営者なんだよね。
でも、米国も日本もまだこの辺りで一旦揉み合うか、多少の戻りはあって様子見するんじゃないかな。一応決算期待もあるしね。で、次に大きなインパクトが発生したときが、暴落の始まりのような気がするんだよね。ってことは8月後半か9月辺りが起点になるかもしれないと・・・。
原油は始まったね。次のポイントは戻り始めたビットコインだと思う。
そんな感触を持ってますけど。
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