8月ADP雇用者数への反応がしっくりこない!
- 2024.09.05
- トレード雑感
8月のADP雇用者数は予想14.7万人に対し9.9万人と発表され、これで9月FOMCでの利下げが一段と近付いただけでなく、0.250P利下げと0.500P利下げの予想が拮抗してきた。発表と同時に米国債10年物金利が一段の低下となり、ドル円は一時的に¥142台に突っ込んだ。
こうなると、明日の雇用統計の数字が芳しく無ければ、¥142を割るような円高もあり得る話になってきたなぁ。分からないのは、米国ダウが全く反応せずということ。NASDAQ100のCFDはそれなりに下落はしたけれど。今の相場ではこういう動きが本当に分からない部分なんだよね。
そもそも¥143を割る動きの中では、日経平均のEPSは下落方向。通期の上方修正期待も剥落するわけで、でも現時点(21時55分)では日経平均CFDは全く下げていない。というか利下げ期待が高まる方向で、むしろ上げて行こうかという気配すら感じるよ。
でも、ここまで来て、「利下げ期待を好感して買い」はないんじゃないのか?ってね。ADPは民間企業の出す数字なので、と言いそうだけど、当局の雇用統計よりは実数をカウントするだけに、マシかもしれないと思ったりもするし。
ちょっともしも今夜上昇するようなら、明日は全力で売ったろか!って気になるよ。
なんか最近は釈然としないんだよね。狙い通りなんだけどなぁ・・・。
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