当然の厳しい下げになりそうな日本市場

当然の厳しい下げになりそうな日本市場

今夜再び厳しい下落に見舞われている日経CFD。日中、日経平均は¥40,200台を観たものの、今は¥39,000くらいまで下落してる(3時20分現在)。この後多少戻るとは思うけど、明日の寄り付きは厳しいだろうね。

いろいろ要因はあるけれど、バンカメは株式は「投資家が株式に対して楽観過ぎるとして売りシグナル点灯」とコメントしてる。それにしても米主要銀行はみな爆益決算!なんじゃそれ?と言う感じだけどね。

反面ASML(オランダ)の決算がとんでもなく悪化して、SOX指数が▲4.7%と暴落状態。これで在庫が積み上がった半導体業界が厳しい状況にあるということがある程度証明されたようなもの。相変わらずNVIDIAだけは好調のようだけど、世界経済の実態はやはり相当に厳しくなってるんだろうね。

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そしてやはり意識しないわけには行かない地政学リスク。イスラエルは「イランの各施設と石油施設を攻撃しない方針」と言う報道もワシントンポストのガセっぽいんだよね。「イランに対してどのような報復攻撃を選択するかはイスラエルの自由だ」とネタニヤフ。米国はイスラエルにサード(高高度防衛ミサイル)を供与し、イランの弾道ミサイルに対処してる。先日にイランの弾道ミサイルは実は30発以上しっかりと着弾してたんだよね。イスラエルのアイアンドームは玉切れだったらしいし。というか弾道ミサイルはアイアンドームでは迎撃出来ないんだろうね。さてイスラエルの強硬派がどう出るか、だけどね。

さらには北朝鮮は、ロシアと(実質的な)軍事同盟を結んでしまい、その行動として韓国との国境を完全に封鎖する道を選んだ。韓国もイカレテル部分があるから、北朝鮮に結構なちょっかいを出し続けてるしね。これ、あの朝鮮戦争の時と状況が大分似てきたぞ。ロシアが噛んできたからね。金日成はロシアに居て英雄に仕立て上げられて始まっちゃった戦争だしね。

まもなく日韓米の軍事会合があるとと言う局面だけど、北はなにかやらかしてくるだろうしね。中国の台湾を包囲した軍事演習って、台湾よりも与那国島に近いところでやってる感じだし。与那国島なんて台湾から110キロしか離れていないし。ってことはね、日本の近接地域での軍事演習だったわけだよ。それなのに石破なんか無視してるし・・・。110キロなんて戦闘機なら数分じゃんか!ヤバイ、ヤバすぎる!

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兎に角株式市場は、米国の思い切り忖度された9月雇用統計以降、イケイケモードに突入しちゃったけれど、経済の実態はますます厳しくなってきてるということかもしれないよ。昨日半導体関連が爆上げした日本市場も、反動かキツイよね、きっと。やはりというか、「選挙は買い」は今回投票結果まで、じゃなくて公示まで、だったのかもしれないなぁ・・・。

石破のやつ、早速選挙期間中に年内の防衛増税を決着する必要があるとか言い出してるし、待ってれば徐々に化けの皮が剥がれてくようだね。その上危機管理のキの字もなし。もしも中国がハワイの110キロのところで軍事演習したら米国はどうよ!大騒ぎじゃないか?株だって暴落でしょ。なのに日本市場は・・・。あまりに楽観しすぎでしょ。