日経平均は￥700高して￥40,000を通過：12月27日（金）後場

日経平均株価　￥40,281（△￥713）

後場の相場概況

思い起こせば8月5日の暴落で、日経平均はどうなってしまうのか？と不安いっぱいでスタートした秋相場は、長いレンジ相場を経て、10月15日のレンジ上限を今日上抜けたことで、2025年も好調にスタートが切れるだろうと誰もが考えたのではないかな。

しかし、30日（月）が大納会で大発会は6日になるわけで、その間米国市場は31日、2日、3日と相場が開くので、その間手も足も出ない状況。いよいよ年が明ければ、本格的なトランプ相場がスタートすることになるわけで、高値圏の米国市場はなかなか厳しいスタートになりかねない。

なので、もちろん年末の建玉の年越しは避けたいところ。この年末年始はゆっくりと過ごすつもり。

さて今日は・・・、朝寄りの相場気配が切り上がってしまい、ポジションが総裏目に出てしまってロスカットスタート。あまりやる気もなかったけれど、自動車は売ってみようと思っていた。トヨタか日産か、という事なのだが、何とか日産に利食いが出て、助かった。トヨタは大口の何か思惑があるのか分からないけれど、この高値でなお買いがどんどん入ってくるという有様。

売り玉を持ち越してみたけれど、まったく勝てる気がしなくなってきた。

まさか、年末になって自動車相場が来るとは思わなかったしね、それほど日産とホンダの統合というのはインパクトが大きかったという事だろうけど。

けれどもやはり本命はトヨタだったという強烈な落ちが付いて終了した。なんだか、本当に相場は分からんね。

後場の取引とポジション

7203 トヨタ　￥3,188（△￥46）
空売）￥3,215×8000（含み益￥216,000）
空売）￥3,210×12000（含み益￥264,000）
空売）￥3,205×4000（含み益￥68,000）
空売）￥3,204×4000（含み益￥64,000）
空売）￥3,200×4000（含み益￥48,000）
朝寄り後の緩んだところで、持ち越し玉をロスカット。そして再度売ろうと思ってチャンスを伺った。というか、日産を朝寄りから売り始めてしまったので、このタイミングのずれは自分にとってラッキーだったと思う。ただし、もう少し売り物が出ると思って観ていたけれど、とんでもない！14時40分ころ、￥3,154まで突っ込んだところから俄然買い物が入り出し、呆気なく戻されてしまった。ショートカバーでもなかったし、押し目買いが入ったのだろう、と思うと、非常に嫌な感じになった。なんだか、全く分からない動きをされた。素直に押してはくれないね。

7203 日産　￥509.2（▲￥43.2）
空売平均）￥548.3×82000
買戻）￥480.0×42000（+￥2,860,000）
買戻）￥475.0×40000（+￥2,930,000）
朝寄りから売り玉を貯め始めて、10時までの戻りも強気で売り上がったのが、結果としては大成功になったということ。しかし、売られ始めるとい強烈な売り物がこれでもか！と降ってくる。せいぜい5～6％か、と思ったら、一気に売り物が投げられてあれよあれよという間に10％超え。もうこうなると板も速すぎるし、何処で買い戻していいのか分からないよね。

こういう時は予測で指値するしかないし、￥500を割った時点でタイミングを図り出した。そしてあとは届きそうな大きな板に乗せて待つ。節目の大きな板は絶対に呉越同舟しないとね。それにしても久々にすさまじい相場だった。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥2,610,000

雑感彼是

今日プラスで終えられたのは、日産で大きく獲れたから。もしも日産に手を出さなかったら、嫌な1日になったことだろう。いずれにしても、本当に売られるか否かは誰にも分からないわけだし、勿論自分自身も期待はしていたものの、これほど強烈に売られるとは思わなかった。

これって要するに、海外投資家は今回の経営統合を歓迎していないという事なんじゃないかと思う。戻りも相当に大きく戻したので、売り向かっても良かったと思えるくらい、けど、多分この下落で相当の玉数を拾った投資家もいるのは間違いないので、その目論見がどうなるのかが非常に興味深い。

さて残り1日で2024年も終わるけど、今年は結構な数字を残せたので満足です。来年こそは少し投資法を変えて臨みたいと思ってます。これで短期投資から卒業できないと、もう相当なジジイなので相場がキツクなってるので・・・。