年末¥40,000維持できず:12月30日(月)大納会後場
- 2024.12.31
- トレード日記
日経平均株価 ¥39,894(▲¥386)
年末¥40,000維持できずも引け値高値を更新した日経平均
後場の相場概況
前場の下落を結局は盛り返すことが出来ず、ほぼほぼ安値引けのような大引けになったけれど、とりあえず年単位では引け値高値を更新した格好になった。年間では19.22%(¥6,430)の上昇となり、弱いと思っていた2024年相場は逆に恐ろしく好調だったということになる。
年間で十分に上昇してきた日本株なので、とりあえず年末年始の長期休場を嫌気した売り物がでた形の大納会。日本株の上昇要因に関しては大きく2つ。1つは勿論年間を通じての円安の影響であり、もう1つは上場各社の大量の自社株買いだったと思う。
ここ数年、日銀がETF買いを中止して以降、今度はその買い支えを自社株買いで引き継いだことになる。そういう意味でも日本株は相当に希薄になっていて、需給は常にタイトでそれがボラティリティ拡大をもたらした結果の19.22%上昇だった。
とはいえ、日本株の足腰は思ったほど強いわけではない。2024年中盤から設備投資に陰りが見え始め、年間を通じては2023年と比較してインフレ分を差し引けば実質マイナス。大納会の日経平均EPSは¥2,471で、1月時点では¥2,250程度だったことを考えると、EPSの上昇分は10%程度だった。円安は¥145近辺から¥157まで進んでいるので、EPSの上昇分の大部分は円安によるもの、と言える。
そうなってくると、日本株に対してはとても楽観できるような状況ではないと思う。12月26日、27日、30日と日経平均は久々にPER16を超えた。けれども、本当にこの期待感を維持できるか否かは年明けの3Q決算を見ないと何とも言えないだろう。
日本株は常に割安と言われているけれど、それは米国のバブル相場との比較での話。加えて自社株買いの買い圧力が強いから何とかここまで来たけれど、6月以降は海外勢は約5兆円の売り越しです。
後場の取引とポジション
(結局後場は手を出しませんでした。ちょっと日程を考えるととてもポジションを持ち越す気にはなれなかったのでね。また大引けを見ずに外出しなければならなかったので。)
本日の収支:+¥3,460,000
雑感彼是
バラバラになった家族が実質的には26年ぶりに一堂に会した今日の会食。加えて再婚しているので今の女房も同席するという夢が実現してしまった。もちろん各人思うところは山ほどあるだろうけど、それをことさら口にしたところで、何もいいことはないし、大人として感情を封じ込めての息苦しさも、徐々に溶け始めたと思った。
63年も生きて来て、余りにも多くのことがあり過ぎたし、そうした過去をどこかで気持ちの上でリセット出来たら、といつも考えていたけれど、いまの女房の思いやりでようやく実現できたような気がする。
勝手に俺だけ気分が晴れて、区切りをつけて・・・なんて思われると思うけど、どう感じようと所詮足元をみて生きてゆくしかないのだ。
みんなそれが十分に分かる歳になっていたから実現した席。病気をなんとか克服できた前の女房も、娘たちも、今の女房もみんな今夜は饒舌だったなぁ・・・。
半年前から計画し予約を入れておいた都内某ホテルのレストラン。個室をとったので会話に遠慮がなかったしね。初めて数十万もする高価なワインを楽しんだ。みんなもったいないと言いつつも、嬉しそうに飲んでくれた。
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