米四半期GDP▲2.4%(GDPNow):3月7日(金)寄り前

米四半期GDP▲2.4%(GDPNow):3月7日(金)寄り前

おはようございます^^

米国債10年金利が上昇せず日本国債10年金利は1.525と高止まりして、結局ドル円は¥147台まで突っ込み返した。そしていよいよ今夜は天王山とも言える米2月雇用統計の発表となる。

なぜ米国市場がこんな値動きをするのか?いまのところ特段悪い景気指標が出たわけでもないのに、明らかに株が売られる状況。こうなったときに、考えられることは株式市場にはあまり出てこない、余り出したがらない指標みたいなものが、経済の悪化を示唆してる可能性が大いにある。

そもそも遅行指数を見て株価が動くという時代は、もう終わってるのではないか?という気がしてて、同じ景気指数でもより鮮度の高いものが歓迎される傾向・・・。雇用統計などは発表される景気指標のなかでも鮮度が高いので、重視されていると言えるのかもしれないけど。

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そういう意味で、今の米国経済、何かが悪いのだろうと思う。何かが景気後退入りを示唆しているからこそ、一見理解できないような株価の動きをする、と思ってる。アナリストの岡崎良介によれば、それはアトランタ連銀のGDP NOWだ、ということみたいだが・・・。

昨夜アトランタ連銀のGDP NOWが発表された。▲2.4%・・・今の米国経済はほぼほぼリアルタイムで、この数値(第一四半期推定)だとか・・・。大きなマイナス成長ペース。間違いなく景気は悪化しつつあるみたいだ。

この上にトランプ関税が被さってくるわけで・・・長期金利低下を伴っての株価下落。株式市場の法則と逆・・・。

慎重に構えるべき時。

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